令和6年第2回議会定例会市長あいさつ

【はじめに】

 議員の皆様、おはようございます。

 本定例会の開会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 本日は、令和6年第2回鶴ヶ島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には、ご健勝にてご参集を賜り、誠にありがとうございます。

 

【新型コロナの感染症法上の位置付けの変更】

 さて、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが令和5年5月8日に2類相当から5類に移行し1年が経過しました。

 移行後初めて迎えたゴールデンウィークは、全国各地で制限が緩和され観光やレジャーの需要が大幅な回復を見せ、インバウンドも急拡大したというニュースが多く届きました。コロナ禍に苦しみ、多くの活動が中止や延期に追い込まれた光景が過去のものになったと改めて実感しているところです。

 

【鶴ヶ島ゆかりの選手の活躍】

 次に鶴ヶ島の若い世代の活躍について申し上げます。

 パリオリンピック出場の予選を兼ねた世界リレー大会が、カリブ海のバハマで去る5月4日に開催されました。大会では、鶴ヶ島市出身の三輪颯太さんが、男子400メートルリレーのアンカーとして出場し、見事オリンピック出場権を獲得しました。

 また、5月24日には神戸で開催された世界パラ陸上競技選手権大会に出場した、陸上男子やり投げの山﨑晃裕さんが、メダルには一歩届きませんでしたが、日本人選手では第1位、全体でも第5位と、好成績を納めました。7月の上旬にパリパラリンピックの内定発表があるとのことですので、東京パラリンピックに続き2大会連続で出場できることを期待しています。

 高校生では5月15日に開催された埼玉県高校総体において、藤中学校の卒業生で、現在、昌平高校3年生の成瀬結菜さんが、女子3000メートルで初優勝し、1500メートルとの2冠に輝きました。6月14日からは東京で始まる北関東大会に出場します。成瀬さんの挑戦にも目が離せません。

 このような若い世代の活躍を大変うれしく思うとともに、郷土の思いを胸に日本、世界に羽ばたいていっていただきたいと切に願っています。

 

【ガーデンパークのオープン】

 次に、ガーデンパークのオープニングイベントについて申し上げます。

 鶴ヶ島駅周辺地域のまちづくり事業の先駆けとして進めてまいりました、鶴ヶ丘児童公園と株式会社関水金属鶴ヶ丘新工場のガーデンパークのオープニングイベントを「レールウェイ パーク フェスティバル」と銘打ち、6月9日に開催いたします。

 当日は他では見ることのできない軽便鉄道の公開や展示、様々なブースの出店、市民団体の発表など、産官民が連携してイベントを盛り上げてまいります。合わせて、まちづくりに向けた機運を一体となって高めるため、駅周辺の商店会の皆様にも参画していただきスタンプラリーを開催します。このイベントを足掛かりに、周辺地域の憩い・交流・にぎわいを創出し「歩きたくなるくつろぎとにぎわいのまち」を目指してまいります。

議員の皆様におかれましても、当日はぜひご来場いただき周辺地域のまちづくりに向けたイベントを盛り上げていただければと存じます。

 

【脚折雨乞】

 次に脚折雨乞について申し上げます。今年は、4年前新型コロナウイルス感染症の拡大で中止になった脚折雨乞が8月4日に8年ぶりに開催されます。

 この行事は、国指定無形民俗文化財、鶴ヶ島市指定無形文化財であるとともに、平成25年には一般財団法人地域活性化センター主催による「ふるさとイベント大賞」で最高賞である大賞を受賞しています。

 市では、雨乞行事が成功のうちに終わるよう、できる限りご支援申し上げます。議員の皆様におかれましてもご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

【本定例会に提出する提出議案等について】

 次に、本定例会でご審議をお願いする議案等について申し上げます。

 専決処分の承認に関する議案が3件、人事に関する議案が1件、条例の改正に関する議案が2件、補正予算に関する議案が3件、契約の締結に関する議案が1件で、このほか、報告が4件です。

 内容につきましては、提案理由等によりご説明申し上げますので、慎重ご審議のうえ、ご議決、ご承認賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

問い合わせ先

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