【はじめに】
議員の皆様、おはようございます。本臨時会の開会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。
本日は、令和5年第1回鶴ヶ島市議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員全員のご出席をいただき誠にありがとうございます。
議員の皆様におかれましては、このたびの鶴ヶ島市議会議員一般選挙において、多くの市民の信託を得て、めでたく当選の栄に浴されました。心よりお喜びを申し上げますとともに、今後の市政進展のためお力添えをいただきますようお願い申し上げます。
【コロナ禍を越えて】
さて、国内でも大きな混乱をもたらした新型コロナウイルス感染症につきましては、今月8日から感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」へと引き下げられました。今後においては新型コロナワクチン接種の実施など、必要な対応を講じつつ平時の市民生活を回復していくこととなります。
私はこれを単にコロナ前の社会に戻していくのではなく、次の時代を拓いていくための契機としてまいりたいと考えております。すでに環境の分野では、今年度から2050年のゼロカーボンに向けて新たな挑戦を開始いたしました。地球温暖化による自然災害が、世界で相次ぐ中ふるさと鶴ヶ島を次世代に継承していくため今出来ることを行ってまいる所存です。
【鶴ヶ島の躍進へ】
市内においては、去る3月25日圏央鶴ヶ島インターチェンジがフルインター化されました。これに合わせて、市ではアクセス道路である市道1015号線を4車線の完全な形で全線整備したところです。
利便性の高まったインターチェンジの周辺では、株式会社IHIの南側一帯において大型の企業立地が進行中です。インターチェンジを中心としたこの地域が、鶴ヶ島の次の時代に向けた大きな推進力となっていくことを期待しているところです。
鶴ヶ島駅周辺地区では、地域のまちづくりの拠点となるガーデンパークの整備に向け、株式会社関水金属との連携のもと工場敷地と公園の一体的なリニューアル工事が進んでいます。これに連動する形で展開する新たなまちづくりにつきましても、今年度具体的な計画を策定する予定となっています。
市ではコロナ禍の中でも、着々と考えを練ってきた未来への躍進に向けた数々の取組を、順次実施してまいります。
議員各位の深いご理解とご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げる次第です。
【提出議案等について】
最後に、本臨時会に提案させていただきました議案等について申し上げます。
専決処分の承認を求める議案が1件、令和5年度一般会計補正予算に関する議案が1件、ほか報告が2件です。
内容につきましては提案理由等によりご説明申し上げますので慎重ご審議の上、ご議決ご承認いただきますようお願い申し上げまして開会の挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。