日時
令和4年7月15日(金曜日)10時~11時
場所
市役所 401会議室
出席委員
森澤清会長、永野眞理副会長、石崎裕子委員、市川琢也委員、太田妙珍委員、加藤拓委員、佐藤圭子委員
欠席委員
大森三起子委員、高沢聖子委員、立石絵美委員
事務局
橋本課長、須田館長、新井主査
議題
-
- 女性センターの運営状況について
- 男女共同参画推進に関する取組について
- その他
配布資料名
資料1 基本方針に基づく女性センターの利用について
資料2 女性センター利用基本方針(遵守事項)
資料3 令和3年度業務概要
資料4 令和4年度事業計画
公開・非公開
公開
傍聴人数
0人
会議内容
会議概要
女性センターの運営状況及び男女共同参画推進に関する取組について、意見を伺いました。
議題1 女性センターの運営状況について
事務局説明
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための女性センターの利用基本方針を令和4年6月7日に改正し、各部屋の定員が平常時どおりになったことなど、施設利用について説明し、意見を伺いました。
質疑応答等
なし
議題2 男女共同参画推進に関する取組について
事務局説明
令和3年度事業及び令和4年度事業予定について説明し、意見を伺いました。
質疑応答等
議長 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休館等は、どのように判断していますか。
事務局 市の公共施設の運営方針については、危機管理対策本部会議を感染状況に応じて開催して決めています。基本的には市の公共施設は同じ対応を取っています。
委員 生理の貧困支援事業に関しては、経済的な困窮が要因だけでなく、親のネグレクトなど家庭環境が要因で生理用品を入手しづらい小中学生もいるなど背景が複雑であるため配慮が必要だと思います。また、「配布カード」を職員に提示することも辛く感じる女性もいると思われるため、トイレに生理用品と相談窓口のチラシを設置するのもよいかと思います。
事務局 事業開始に当たり、親のネグレクトに対する配慮の問題などを考慮した上で教育委員会と調整を行い、中学生には全生徒にチラシを配布し、小学校高学年には保護者へのメール配信で周知を行うこととなりました。また、トイレへの生理用品の設置についてですが、市では困っている人を支援につなげることに重きを置き、トイレに設置しない方法で開始しました。
委員 困っている人に情報を届けることが第一の目的という事なので、チラシの裏面に相談機関の案内を掲載したことは素晴らしいと思います。また、生理用品の配布窓口が2か所であるためもっとたくさんあるとよいと思います。
事務局 相談内容は多岐にわたるため、関係課も様々ですが、相談内容によっては関係課が連携して支援を行っています。配布場所を女性センターと福祉政策課の2か所としたのは、市役所内であればすぐに他課と連携して対応することが重要だと考えたためですが、今後は状況を見ながら必要に応じて窓口を増やすなど検討も行っていきます。
委員 シングルマザーの家庭はコロナ禍で受けた影響が大きかったと聞いていますので、シングルマザーを応援する企画があるとよいと思います。
事務局 男女共同参画推進プラン(第6次)にシングルマザーへの支援を位置付け、関係課が連携して事業を進めています。女性センターにおいても、講座などの開催を検討していきたいと思います。
委員 講座は、オンラインでミーティングができるツールを使った形式で開催できるとよいと思いますし、実際に会わなくてもエンパワーされるものです。
事務局 例年対面で行っていたイベントをオンライン開催できるかどうか検討するため、情報収集をしています。可能な方法で進めていきます。
委員 生理の貧困支援事業のチラシは多くの人の目につくとよいと思います。武蔵野銀行は、鶴ヶ島市と包括連携協定を締結しているために、鶴ヶ島支店内に鶴ヶ島市に関する展示ブースを設置しています。ブース内でチラシの設置協力ができるか社内で検討してみます。
委員 生理用品の配布終了はいつですか。
事務局 必要数を把握した上で、状況に応じて対応していきます。また、一人でも多くの人に届けられるように周知を行います。
委員 小学校の場合は、児童でなく保護者に周知をするということですが、父子家庭など個別の事情もあるので、児童にチラシを配布した方がよいと思います。
事務局 今回は、教育委員会と協議を重ねた結果、このような形で開始することとなりました。
委員 災害時など、女性がどのくらい大きい不安感を抱いていたのかまだつかめていないところですが、そういった部分を防災担当と連携し発展させていけばよいと思います。どのように情報弱者に情報を届けていくのかが課題なので、横のつながりを活かして連携し、情報をつかみに行くことが大事だと思います。企業としても協力していきたいと思います。
委員 性別による固定的な役割分担意識は、施設に入所している高齢の御夫婦の間でも見られますので、教育の場や社会の中で男女共同参画の意識を学んでいけるとよいと思います。
議長 小学5年生から家庭科の授業で調理実習を学んでいますので、意識が変わっていくとよいと思います。
委員 保育所の待機児童がなくなるように環境を整えてください。
事務局 市の状況は、国の定義による待機児童数は0人となっています。今後も女性の活躍を支援するため、保育ニーズに対応していきます。
議題3 その他
事務局から、令和4年度第2回男女共同参画推進委員会は、令和5年2月に開催予定であることを申し伝えました。