日時
令和3年8月20日(金曜日)10時20分~11時50分
場所
市役所4階 401会議室
出席委員
森澤清会長、永野眞理副会長、石崎裕子委員、太田妙珍委員、大森三起子委員、加藤拓委員、佐藤圭子委員、高沢聖子委員
欠席委員
市川琢也委員、立石絵美委員
事務局
橋本政策推進課長、鈴木館長、新井主査
議題
- 会長及び副会長の選出について
- 男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について
- その他
配付資料名
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第6次)体系図(案)
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第6次)取組項目(案)
公開・非公開
公開
傍聴人数
0名
会議内容
会議概要
男女共同参画推進プラン(第6次)の策定、体系図(案)及び取組項目(案)について、意見を伺いました。
議題1 会長及び副会長の選出について
仮議長の進行のもと、委員の互選により、会長を森澤委員、副会長を永野委員とすることに決定しました。
議題2 男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について
事務局説明
つるがしま男女共同参画推進プラン(第6次)策定の趣旨及びポイントなどは、資料1のとおりです。体系図(案)及び取組項目(案)は、資料2及び資料3のとおりです。
質疑応答
委 員 鶴ヶ島市は、配偶者暴力相談支援センターを設置していますか。
事務局 こども支援課に設置しています。
議 長 各課の取組は何を根拠に記載していますか。
事務局 各課で策定した計画や業務内容から、男女共同参画の視点があるものを記載しています。
委 員 SDGs(持続可能な開発目標)との関連について、第6次プランに記載しますか。
事務局 男女共同参画をとりまく動向のひとつとして記載します。
委 員 性的少数者への理解の促進は人権の問題ですので、女性センターだけでなく、人権問題を取
り扱う部署も担当課として位置付けてください。
委 員 鶴ヶ島市は、パートナーシップ証明制度を導入していますか。
事務局 第6次プランに「性的少数者への理解の促進」を位置付け、今後、進めていきます。
委 員 第6次プランの計画期間の5年間において制度化できるようにしていただきたい。
委 員 企業に働きかける取組として、育成・登用に関する男女間格差を是正することに言及してい
ますが、非正規雇用者における女性の割合が高いことから、非正規雇用者の賃金や待遇の格差
の是正についても記載するようにしてください。
委 員 テレワークなどの環境整備が進んだとしても、そうした働き方ができない非正規雇用者もい
ます。また、新型コロナウイルスによって困窮した女性の支援も必要です。さらに、学校と連
携し、家族の介護の役割を担うヤングケアラーを支援に結びつけることも必要ですので、地域
ぐるみで進めてください。
委 員 男性の家事・育児・介護への参画は、手伝いという感覚ではなく主体的に関わることができ
るよう、市民に働きかけてください。
事務局 第6次プランに「男性が参画しやすい環境の整備」を位置付け、各課の事業の中でも働きか
けを行います。
委 員 市役所でDV被害の相談をした知人の女性が、結局解決には至らず、状況説明をすること
で、被害を思い出し傷ついたということを聞きました。
事務局 第6次プランに「被害者に二次被害を与えないよう、資質の向上を図ります。」と記載した
とおり、相談体制を整え支援につなげるよう、運用の中でも見直しをしていきます。
委 員 シングルマザーへの支援は必要ですが、現状では父子家庭やDV被害男性の相談窓口が少な
いと感じています。
事務局 施策15は「困難を抱えた女性への支援」であるため、シングルマザーとしました。男性に
対する支援は、全体的な整理の中で考えていきます。
委 員 取組項目33の「被害者ケアの充実」の担当課はこども支援課となっていますが、なぜこど
も支援課に配偶者暴力相談支援センターを設置したのですか。
事務局 DVがある家庭では同時に児童虐待も起こりやすいことと、市役所内に設置することで各課
の連携を図りやすくするためです。
事務局 担当課はこども支援課ですが、関係課が連携して支援を行います。
委 員 「生活に困窮する女性への支援」の取組は、地域の民生委員に対象者を把握してもらえるよう
に、福祉政策課にも関わっていただけたらよいと思います。
事務局 困窮する女性への生理用品の配付は、学校ではどのように支援されているのかお聞かせくだ
さい。
委 員 保健室に用意し、生徒に申し出てもらいます。使用した分を返却してくれる生徒もいます。
困窮家庭を把握し、生徒には、困っていることがないか声がけをしています。
事務局 県立高等学校では生理用品をトイレに設置しているそうですが、誰でも手に取れるようにす
ると、家庭の状況や虐待・ネグレクトの把握が困難となるため、市でどのように進めるかは検
討中です。
委 員 独身で一人暮らしの女性や、非正規雇用でダブルワークをしている女性は、地域の人々や民
生委員との接点もなく孤立しがちです。障害があったり外国人であったりすれば、二重三重の
困難となります。そうした女性にも支援の情報が届くようにしてください。
事務局 有効な情報発信の方法について、検討していきます。
委 員 川越市で生理用品を配付した際は、生活保護や子どもの学習支援を行う部署での配付数が多
かったそうです。子どもの学習支援は、ネグレクトや虐待の発見の役割も担っています。