日時
令和3年5月20日(木曜日)13時30分~15時
場所
女性センター 軽運動室
出席委員
大橋稔会長、立石絵美副会長、長尾芳子委員、永野眞理委員、森澤清委員、山田恵美委員
欠席委員
市川琢也委員、高沢聖子委員、宮前香織委員、山田祐之委員
事務局
橋本政策推進課長、鈴木館長、新井主査
議題
- 女性センターの運営状況について
- 男女共同参画推進プラン(第5次)の達成状況について
- 男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について
- その他
配付資料名
- 令和2年度業務概要
- 令和3年度事業計画
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第5次)達成状況
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第5次)推進指標の目標値及び実績
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第5次)達成状況一覧
- つるがしま男女共同参画推進プラン(第6次)について
- 鶴ヶ島市男女共同参画に関する市民意識調査報告書
公開・非公開
公開
傍聴人数
0名
会議内容
会議概要
女性センターの運営状況、男女共同参画推進プラン(第5次)の達成状況及び男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について、意見を伺いました。
議題1 女性センターの運営状況について
事務局説明
令和2年度は、資料1のとおり、男女共同参画を推進するための事業を行いました。また、令和3年度は、資料2のとおりの事業を予定しています。
質疑応答等
議長 女性のための法律相談のうち、DVに関する相談件数は、どのような傾向ですか。
事務局 令和2年度のDVに関する相談件数は6件で、相談全体の18.8パーセントです。平成29年度までは、法律相談の他に「女性のための相談室(カウンセリング)」を行っており、その相談者が法律相談を利用することが多く、DVに関する相談件数が全体の40パーセントほどでした。女性相談が市役所に移ってからは、法律相談のうちDVに関する相談の割合が減少しました。
議長 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴いリモートワークが増える中で、全国的にDV相談件数が増加しました。加害者である家族に気兼ねして外出しにくい人でも、相談を利用できるような工夫をお願いします。
委員 令和2年度に感染症により事業が中止となったのは致し方ないが、今年度は、感染症が収束しなかったとしても事業を実施していただきたい。
事務局 イベント等は、感染リスクを考えると開催は難しいが、展示であれば問題ないと思われます。啓発のため、市役所及び若葉駅前出張所などで情報発信していきます。
委員 感染症が収束しない場合、ウェブで講座を開催してはどうですか。
議長 感染症が広がったこの1年で、多くの人がITスキルを活用できるようになりました。
事務局 オンラインによる相談やウェブでの講座開催など、感染症が収束しない場合でも、開催できる方法を考えていきます。
議題2 男女共同参画推進プラン(第5次)の達成状況について
事務局説明
男女共同参画推進プラン(第5次)の達成状況は、資料3、4及び5のとおりです。
質疑応答
委員 市の男性職員のうち育児休業制度利用対象職員における取得者の割合が増えていないのはなぜですか。
事務局 育児休業制度についての周知徹底が図れていないことと、育児休業が取得しやすい環境が整備されていないことが理由です。
議長 第5次プランの取組項目53は、「男性職員の育児・介護休業取得の推進などワーク・ライフ・バランスの推進」ですが、育児休業制度の利用が進んでいないのに、達成度がBとなっているのはなぜですか。
事務局 取組項目53は、育児休業制度利用のほか、超過勤務の縮減及び休暇取得促進に関する取組などもあり、成果が出ている取組もあるため、全体の評価をBとしました。
委員 女性のための法律相談は、どのように市民に周知していますか。
事務局 市広報紙、市ホームページ、女性センターのフェイスブック、女性センターのツィッター、市役所及び市内公共施設にポスター・チラシ・相談案内カードを設置、市内のカフェ4店舗に相談案内カードの設置を依頼しています。
委員 自治会に回覧を依頼できませんか。
事務局 自治会の負担を減らすため、市広報紙に掲載した内容は回覧の依頼をしていません。
議長 ゴミカレンダーの紙面に、相談の案内を掲載するのはどうですか。
委員 トイレに案内カードを設置していますか。
事務局 市役所及び公共施設のトイレには設置しています。
委員 スーパーに依頼することはできませんか。
議長 女性センターを普段利用していない市民に情報を届けるよう、検討していただきたい。
委員 小・中学校に法律相談の案内チラシを配付できませんか。
事務局 必要とする情報を効果的に提供できるよう、検討していきます。市民に情報を届ける手法については、今後もお知恵を貸していただきますようお願いします。
議長 第5次プランの推進指標のうち、市職員の主幹級に占める女性の割合の目標値が20パーセントで、達成できたのは設定が低かったという見方もできると事務局から説明がありました。私は、5年前も男女共同参画推進委員会委員として第5次プランの策定に関わっており、その際、少し頑張れば達成できそうな目標値を設定する項目を含めるよう、審議しました。
議題3 男女共同参画推進プラン(第6次)の策定について
事務局説明
男女共同参画推進プラン(第6次)を令和3年度に策定します。計画の位置づけや策定の手順などについては、資料6のとおりです。
質疑応答
委員 男女共同参画に関する意識調査の回答者の年齢が、高齢者に偏っているのはなぜですか。
事務局 対象者は、住民基本台帳から無作為抽出としましたが、人口の構成比によって高齢者が多くなりました。
事務局 市の人口約7万人のうち、満65歳以上は約2万人で、高齢化率は約29パーセントです。また、一般的に、高齢者の方が調査協力を得られやすい傾向にあることも理由と考えられます。
委員 避難所における女性への配慮は、多方面からその必要性について言われていますが、第6次プランには細かく書いていきますか。
事務局 所管課である安心安全推進課と調整しながら記載します。
事務局 特に、避難所における女性への配慮及び同性パートナーシップ制度については、書きぶりを検討したいと考えています。
議長 第6次プランには、これまで男女共同参画が進んでいなかったことで立場の弱い女性たちが貧困に陥っているという実態に目を向け、感染症の拡大により顕在化した多くの社会問題を盛り込んでいただきたい。
議題4 その他
特になし