【概要】
- 日時 令和3年3月29日(水) 14時00分~14時35分
- 場所 鶴ヶ島市農業交流センター 研修室
- 議題 1)農業振興地域農用地から除外しようとする土地(1件) 【非公開】
2)農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想の変更案について 【公 開】
- 会議の要旨
1)農用地から除外しようとする土地1件について審議した結果、除外は「やむを得ない」ものとした。
2)農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想の変更案について審議した結果、「意見なし」とした。
- 担当 産業振興課農政担当 電話049-271-1111(内線234)
【会議録】
(出席者)
内野委員、比留間委員、小川委員、福島委員、長峰委員、平野委員、石川委員、毛須委員、秋吉委員、小林委員
(欠席者)
なし
(事務局)
町田部長、平野課長、荻島主幹、田中主査
(会議経過【質疑応答】)
【議題1 鶴ヶ島市農業振興地域整備計画の変更について】
委員
12haのうちの今回の農振除外の申出の1ha弱ということだが、12haはどの部分か。
事務局
農業大学校の跡地に隣接した東側部分で都市計画道路の川越鶴ヶ島線と同じく都市計画道路の予定線である日高川越鶴ヶ島線に囲まれた三角型のエリアである。そのうちの一番北側にある1ha部分を先行して整備をするということになっている。
委員
残りの11haも実証フィードを予定されているのか。
事務局
県の担当者からはそのように聞いている。
委員
埼玉県では、近未来技術実証フィールドということで、高速道路との接続が良いということで事業計画したと思うが、具体的にドローンを活用したり、建設機材、農業用ということで話であるが、実証フィールドとして参入する事業者等が、今時点で市の方で把握しているのであれば教えてもらいたい。
事務局
具体的な企業名等は聞いていない。県では、実証フィールド利用想定業者・対象者向けにアンケートを取っている。また、現在、旧毛呂山高校でドローンの実証実験をしている。そこでは、埼玉県や東京都内の企業が利用している。今回の新たに12haのうち先行して1haを整備する計画だが、想定対象企業者数は130社で、地元埼玉県、東京都、圏央道を利用する関東一円の企業を想定している。内容は、ドローンのほか、産業系でバックホウ、ブルドーザ、ラフタークレーンという大きなクレーンの実証フィールドを想定している。土地利用計画では、走行試験で標準土と砂利の2種類になっている。ラフタークレーンは、作業の範囲が広いため、両方のエリアを利用する予定である。また、農業用は、無人のトラクターの実証試験をすることを想定している。
議長
他に意見がなければ、お諮りします。本件について「やむを得ない」という方は挙手をお願いします。
(全員挙手)
議長
それでは本件については「やむを得ない」ということとします。
【議題2 農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想の変更案について】
委員
構想案の12ページ、2の農用地の利用関係の改善に関する事項の(2)今後の農地利用等の見通し及び将来の農地利用のビジョンの①から③までのうち、②の市民農園開設補助制度の推進の部分で、市民農園の補助等をあえて削除した理由は何ですか。
事務局
昨年、都市農業振興計画を策定した。その計画の中で、担い手へ農地の利用を集積や農地の活用ということで、細かく目標値を定めている。都市農業振興計画は、市町村の計画であり、今回の県の主導の経営基盤の計画とは別であり、構想に掲載しなくても問題ないと判断し削除した。
委員
農業経営基盤の強化の促進に関するということで、あくまでも基盤を強化するためには、市民農園の開設とか、新規就農支援、担い手育成に関する事業は、新たに都市農業振興計画に記載し、特化したので削除したということか。
事務局
はい。本文の①の直ぐ上に、「新規就農・新規参入を積極的に推進する」となっているので、今言われた内容も含んでいるものと解釈してください。
委員
農業生産法人の名称変更ということで、ただ名称変更となったということでよろしいか。中身の変更はなかったか。
事務局
平成28年に変更になったと記憶しているが、名称変更のみだったと思う。
委員
鶴ヶ島市内では、農地所有適格法人はあるのか。
事務局
市内には、1社か2社あったと思う。
議長
他に意見がなければ、お諮りします。本件について「意見なし」という方は挙手をお願いします。
(全員挙手)
議長
それでは本件については「意見なし」ということとします。
以上で本日の審議を終了いたします。慎重にご審議をいただき、ありがとうございました。