令和4年度は過去6年間(平均件数30件)と比較しても、40件と比較的多い年となりました。
鶴ヶ島市気候変動適応センターでは、坂戸・鶴ヶ島消防組合から提供のあった市内における熱中症による救急搬送者数の状況分析を実施しました。分析の結果から以下のような傾向が明らかになっています。
発生時期について
今年度は、平成28年度の統計開始以来初めて6月の搬送者が一番多くなりました。(これまでの6月の最多の搬送者数は、令和元年度の3件でした。)
発生時刻について
10時~の早い時間の搬送者数が多いことが特徴でした。(搬送者数が最多となった令和元年度も10時~の時間帯が最も多かった→搬送者数の多い年は、早い時間の時間が最も多くなる傾向があるか。)
8時,22時台等比較的涼しいと思われる時間帯でも救急搬送は発生しています。
年齢について
61歳以上が全体の半分以上を占めています。
男女比について
搬送者全体の約6割が男性となっています。
搬送場所について
屋外のイメージが強いですが、屋内でも搬送者が発生しています。