鶴ヶ島市気候変動適応センターでは、坂戸・鶴ヶ島消防組合から提供のあった平成28年度~令和5年度の市内における熱中症による救急搬送者225名の方の状況分析を実施しました。分析の結果から以下のような傾向が明らかになっています。
年度ごとの発生者数について
発生時期について
6月から8月で全体の約9割を占めています。
発生時刻について
13時台がピークで、10時から16時台で全体の約7割弱を占めます。
0,3,6,21-23時台等比較的涼しいと思われる時間帯でも救急搬送は発生しています。
年齢について
若年層だと外で運動する機会の多い11-20歳が多く、61歳以上が約5割強を占めています。
発生者数÷それぞれの人口で出した年代別搬送割合から見ると、81歳以上の搬送割合が多いことが読み取れます。
男女比について
搬送者数全体の約6割5分が男性となっています。
搬送場所について
屋外のイメージが強いですが、屋内と屋外の搬送者数はほとんど変わりません。