令和3年4月1日に、市内における気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集、整理、分析を目的に埼玉県と共同して「鶴ヶ島市気候変動適応センター」を設置しました。
令和3年度から令和5年度に市民の方に協力いただきまして、暑熱(熱中症予防)に関する調査を実施しました。
気候変動による影響
鶴ヶ島市の将来の平均気温
IPCCが作成した
(1)SSP1-2.6(持続可能な発展の下で気温上昇を2℃未満におさえるシナリオ)
(2)SSP5-8.5(化石燃料依存型の発展で気候政策を導入しない最大排出量シナリオ)
での将来(21世紀末)の平均気温の推計を行いました。
※IPCCとは、国際気候変動に関する政府間パネル(Intergovermental Panel on Climate Change)の略。
SSP1-2.6シナリオ
14.8℃→16.1℃(1.3℃の上昇)
SSP5-8.5シナリオ
14.8℃→18.8℃(4℃の上昇)
熱中症に関すること
鶴ヶ島市気候変動適応センターでは、坂戸・鶴ヶ島消防組合から提供のあった市内における平成28年度~令和5年度までの過去8年間の熱中症の状況について分析を行いました。
- 熱中症に関する分析(平成28年度~令和5年度)
- 熱中症に関する分析(平成28年度)
- 熱中症に関する分析(平成29年度)
- 熱中症に関する分析(平成30年度)
- 熱中症に関する分析(令和元年度)
- 熱中症に関する分析(令和2年度)
- 熱中症に関する分析(令和3年度)
- 熱中症に関する分析(令和4年度)
A-PLAT(気候変動適応情報プラットホーム)について
国立環境研究所内にある気候変動適応センターが運営する「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」は、気候変動による悪影響をできるだけ抑制・回避し、正の影響を活用した社会構築を目指す気候変動適応策を進めるために参考となる情報を、わかりやすく発信するための情報基盤です。
- 気候変動についての国の取組(外部サイト・A-PLATへのリンク)
- 事業者向けの気候変動適応情報(外部サイト・A-PLATへのリンク)
リンク集
- 埼玉県気候変動適応センター
埼玉県気候変動適応センターとは、地域における適応に関する情報収集・提供を行う拠点として埼玉県環境科学国際センターに気候変動適応法に基づく「地域気候変動適応センター」として設置されています。