草木は乾燥させてから捨てましょう!

草木には、たくさんの水分が含まれています。埼玉西部環境保全組合のごみ質調査では、可燃ごみの約半分は、水分であるとの結果がでました。草木を乾燥させれば、重さが減るのでは…ということで、草木にはどれくらい水分が含まれているか実際に、実験してみました。

第1弾 ~雑草編(前日は雨)~

草木②

34グラムの草を取りました。前日が雨だったので、少し水分が多めです。窓辺に置いて、草を乾燥させます。

1日目 2日目 3日目 6日目
重さ(g) 34 11 7 7

3日目に7グラムまで重さが減りました。その後は横ばいです。

草木③

見た目でも草が乾燥したのがわかります。重さは1日目から約5分の1まで落ちました。

第2弾 ~雑草編(前日は晴天)~

次は前日、晴天の日に草を取りました。

草木(4)

66グラムの草で実験開始です。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 8日目
重さ(g) 66 32 22 19 18 17

2日目に32グラム、3日目に22グラムになり、8日目に17グラムまで減りました。

草木(5)

乾燥して、重さも減りましたが、嵩もだいぶ減りました。だいたい草を取って、2日くらい経つと、水分が抜けきることがわかりました。重さも1日目から、4分の1まで減りました。

第3弾 ~枝木編~

次は、枝木もどれくらい水分を含んでいるかを検証します。

草木(6)

今回は340グラムの枝木で実験です。

1日目 2日目 3日目

4日目

5日目 8日目 9日目 10日目
重さ(g) 340 206 161 126 108 97 95 94

2日目に206グラム、3日目に161グラム、4日目に126グラムと徐々に減量していきました。10日目で94グラムになり、初日から3分の1の重さになりました。

草木(7)

草の時より、重さが減るペースが遅かったですが、確実に重さは減りました。

草木は、たくさんの水分を含んでいます。水分を含んでいると焼却処分をするにも効率が悪く、処理費用が増えてしまいます。また、嵩が多いと、ごみ袋を余計に使用してしまったり、ごみの量が増えて収集する際の効率が悪くなってしまったりします。草木を刈ったら、「最低2日は乾燥させてから」、袋に入れて捨ててください。それだけで、ごみの排出量をぐんと減らすことができます。1人1人の心がけから、地球の環境を守りましょう!

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