風水害に備えましょう

初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で大雨や暴風による風水害が発生しやすい季節です。
このような自然災害は、正確な気象情報を収集し、予想される事態への対策をとることで、被害を最小限にすることができます。
事前に最新の防災気象情報を収集し、早めの行動をとれるようにしておきましょう。

強風時は、看板などの落下や飛来、街路樹などが倒れたりする危険がありますので、建物内に避難しましょう。また、水路などでは、豪雨による急な増水の危険があります。大雨のときには水路などに近寄らないようにしましょう。
車を運転している時は、豪雨の際は視界が悪くなるとともに、ハンドル操作ができなくなることもあります。できるだけ道路の中心よりの水が少ない場所を選びながら、ゆっくり運転しましょう。

事前の準備が重要です

【ハザードマップの確認】
令和5年8月に広報つるがしまと一緒に全戸配布した鶴ヶ島市防災ハザードマップには、避難時の心得や市内の危険箇所など重要な情報が記載されています。今一度ハザードマップを確認しましょう。
鶴ヶ島市防災ハザードマップ

【気象情報の収集】
テレビやラジオで発表される気象庁からの警報・注意報のほか、消防団、警察署、市からの情報に注意しましょう。
熊谷地方気象台が発表する情報は、電話(市外局番049+177番)でも確認することができます。

【雨の強さと降り方】
出典:国土交通省気象庁より
気象庁では、雨の強さの程度を「やや強い雨」、「強い雨」、「激しい雨」、「非常に激しい雨」、「猛烈な雨」の5段階に分類して表現しています。

  • 「やや強い雨」:1時間雨量10ミリメートル以上20ミリメートル未満
    ザーザーと降る。地面からの跳ね返りで足元が濡れる。雨の音で話し声が良く聞き取れない。
  • 「強い雨」:1時間雨量20ミリメートル以上30ミリメートル未満
    どしゃ降り。傘をさしていても濡れる。寝ている人の半数くらいが雨に気がつく。
  • 「激しい雨」:1時間雨量30ミリメートル以上50ミリメートル未満
    バケツをひっくり返したように降る。道路が川のようになる。高速走行時、ブレーキが効かなくなる。
  • 「非常に激しい雨」:1時間雨量50ミリメートル以上80ミリメートル未満
    滝のように降る。傘は全く役に立たなくなる。車の運転は危険。
  • 「猛烈な雨」:1時間雨量80ミリメートル以上
    息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる。

【家の周りの備え】

  • 雨戸や屋根を補強するともに、アンテナはしっかり固定しましょう。
  • 鉢植えや物干しざおなど、飛ばされやすいものは屋内へ移動させましょう。
  • ブロック塀や外壁のひび割れや亀裂は補強しましょう。
  • 側溝や排水溝を清掃し、水の流れをスムーズにしておきましょう。

【停電への備え】
懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池、モバイルバッテリーなどを準備しておきましょう。

【非常用持出品の備え】
避難指示等が出たとき、すぐに動けるように、貴重品や非常用持出品の準備をしておきましょう。

【断水への備え】
飲料水を確保するとともに、浴槽に水を張るなどして、トイレや洗濯などの生活用水も確保しましょう。
飲料水は、1日1人3リットル、最低3日分(できれば7日分)用意しておくことを推奨しています。
4人家族の例:3リットル×4人×3日分(7日分)=36リットル(84リットル)

【窓ガラスの補強】
外から板で塞ぎ、×印にテープを貼るなどして補強しましょう。また、ガラスが飛ばないように、内側からカーテンを引きましょう。

【外出を控える】
台風が接近しているときや、豪雨の危険性があるときは、むやみに外出しないようにしましょう。外出時には天気予報を確認し、少しでも危険を感じる場所には近づかないようにしましょう。

【家財道具・貴重品の移動】
浸水が心配される場合は、家財道具や貴重品、生活用品、食料などを高い場所(2階なども含む)へ移動させておきましょう。

【安全な場所への避難】
被害が想定される場合や心配な場合は、安全な親戚や知人宅などに避難しておくことも考慮しましょう。

竜巻から身を守るには

日本国内では、台風シーズンの9月に最も多くの竜巻が確認されています。屋外にいる時は、物置や仮設建築物への避難は大変危険なため、頑丈な建物の中へ避難しましょう。また、避難するときは屋根瓦などの飛来物に注意しましょう。避難できない場合は、くぼみや物陰に身をふせましょう。一方で、屋内にいる時は、風圧や飛来物で窓ガラスが割れ、破片が吹き込む危険があります。窓や壁のそばから離れ、窓、雨戸を閉め、カーテンを引きましょう。

【風の強さと吹き方】
出典:国土交通省気象庁より
気象庁では、風の強さの程度を「やや強い風」、「強い風」、「非常に強い風」、「猛烈な風」の4段階に分類して表現しています。

  • 「やや強い風」:平均風速10メートル以上15メートル未満
    秒速15メートル=時速50キロメートル、一般道を走る自動車くらいの速さ。
    風に向かって歩きにくく、傘もさせない。樹木全体や電線が揺れ始める。
  • 「強い風」:平均風速15メートル以上20メートル未満
    秒速20メートル=時速70キロメートル、高速道路を走る自動車くらいの速さ。
    風に向かって歩くことが困難になり、転倒することもある。また、電線が鳴ったり看板が外れたりすることもある。
  • 「非常に強い風」:平均風速20メートル以上30メートル未満
    秒速30メートル=時速110キロメートル、高速道路を走る自動車くらいの速さ。
    何かにつかまらないと立っていられない状態。飛来物で負傷するおそれがある。細い木が折れたり、根の張っていない木が倒れ始めたりする。
  • 「猛烈な風」:平均風速30メートル以上
    特急電車くらいの速さ。
    屋外での行動は極めて危険。樹木電柱や街灯が倒れ、ブロック壁で倒壊するものがある。走行中のトラックが横転する。

竜巻発生時によく現れる特徴

  • 空が急に暗くなる
  • 大粒の雹(ひょう)が降る
  • 雲の底から地上にのびる、ろうと状の雲が発生する

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは危機管理課です。

鶴ヶ島市役所 3階 〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190

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