鶴ヶ島市の水害の特徴
市内には、山や大きな河川がなく平坦な地形ですが、住む地域によって、水害の発生傾向が異なります。
- 洪水浸水想定区域
坂戸市を流れる高麗川がはん濫した場合に、羽折町の一部が浸水すると想定されています。 - 大谷川都市下水路、飯盛川都市下水路などの水路近く
水路のはん濫によって、道路や建物の中に水が浸入するなどの被害が想定されています。 - 市街地
周辺より低い場所やアンダーパスなどに雨水が溜まって起きる内水はん濫が想定されています。
水害の仕組み
水害には、外水はん濫と内水はん濫があります。本市の水害の多くは、内水はん濫によるものです。
外水はん濫
外水はん濫とは、大雨によって河川の水位が堤防を越えて水があふれたり、堤防が決壊したりすることで、水害が発生することです。
内水はん濫
内水はん濫とは、排水ポンプによる排水能力が追いつかないときに雨水を排水できなくなり、水害が発生することです。本市で起こりやすい水害です。
洪水浸水想定区域 (水防法に基づくものです。)
河川を管理する国や都道府県が、降雨により河川がはん濫した場合に浸水する危険性が高い場所を示した区域です。鶴ヶ島市では、3日間に632mmの大雨が降り続いて、坂戸市を流れる高麗川がはん濫した場合に、羽折町の一部(地図上に黄色に塗られている地域)が50cm程度、浸水すると予想されています。
※市内には山や大きな河川がありませんので、土砂災害警戒区域はありません。