我が家の備え(地震対策)
地震対策は行政だけではできません。個人の生命や財産を守るためには、皆さん一人ひとり、あるいは家族が協力して日頃から備えておく必要があります。建物やその周りにあるもの、家の中の家具やガラスなど、地震に対する安全性についてチェックし、補強や配置換えなどを行っておきましょう。
家の周り、家の中の安全点検
家の周り
- ベランダにある物干し竿など、落下するおそれはないか。
- ベランダの手すりは壊れてないか。
- 通路や出入口には、避難時の妨げにならないよう、自転車・ベビーカーなどは置かない。
- ブロック塀にはしっかりした鉄筋が入っているか。破損箇所はないか。
- アンテナはしっかり固定されているか。
- 屋根瓦やトタン屋根に破損や腐食箇所はないか。
- 壁や基礎にひび割れなどがないか。腐ったり、シロアリに食われている箇所はないか。
- ガスボンベは鎖でしっかり固定されているか。
- 植木鉢はスベリ止めマットに乗せる。
家の中
- タンスなど背の高い家具はL型金具やツッパリ棒で固定する。
- 吊り下げ式の照明器具は、複数のチェーンを使い、数箇所を天井に止め、固定する。
- 窓などの板ガラスには、飛散防止フィルムを全面に貼る。
- カーテンは防炎処理を施したものにする。
- ガラスの破片によるケガを防止するため、スリッパなどを身近に用意しておく。
- ストーブは耐震自動消火機能付きにする。使用時、近くに燃えやすいものを置かない。
安全のために
- 大きな家具は、人の出入りの少ない部屋にまとめて置くようにする。
- 避難のとき妨げになるため、玄関や廊下には家具や荷物を置かない。
- 子どもや高齢者のいる部屋や寝室には、倒れやすい大きな家具は置かない。
- 重量のある家電製品は、できるだけ低い位置に設置する。