若年層の性暴力被害について
4月は進学・就職などで若年層の生活環境が大きく変わり、被害に遭うリスクが高まる時期でもあります。性犯罪・性暴力の被害に遭った場合は、一人で悩まず、専門の機関に相談してください。被害の自覚がないこともあるため、身近な人が被害に遭っていると感じたら相談を勧めてください。
性暴力の情報を社会全体で共有して、性暴力をなくしていきましょう。
- SNSを利用した性被害
自撮り画像を勝手に掲載される、なりすました相手から性暴力を受けるといった被害が生じています。 - レイプドラッグ
飲料などに混入させて、相手の意識や抵抗力を奪ったうえで性暴力をはたらくことを目的とする薬物の総称です。 - JKビジネス
女子高校生による「散歩」や「マッサージ」などのサービスを売り物とする営業です。手軽なアルバイト感覚で働かせようとしますが、児童買春などの性犯罪に巻き込まれるケースも生じています。 - AV(アダルトビデオ)出演強要
モデルなどのスカウトを装い、AV出演や性的行為を強要される被害が生じています。
「AV出演被害防止・救済法」について
「AV出演被害防止・救済法」は、AV出演被害の防止を図り、被害者の救済に資するため、性別・年齢を問わず、出演契約を無力化するルールを設けたものです。性的な撮影の被害は深刻な人権侵害です。少しでもおかしいと感じたら絶対にサインをしないでください。また、サインをしてしまってもあきらめず、次の相談先に相談してください。
内閣府の関連ページ(内閣府のHPが新しいウインドウで開きます)
相談窓口
全国共通番号 #9110
- 性犯罪・性暴力被害のワンストップ支援センター(内閣府のHPが新しいウインドウで開きます)
全国共通番号 #8891 発信場所から最寄りのワンストップ支援センターにつながります。
- 性暴力に関するSNS相談 Cure Time (チャット・メール相談。外国語あり。)
関連リンク
「若年層の性暴力被害予防月間」(内閣府のHPが新しいウインドウで開きます)