一人で悩まず相談を
4月は、進学や就職などで生活環境が大きく変わり、性犯罪・性暴力の被害に遭うリスクが高まる時期でもあります。
女性だけでなく、男性やセクシュアル・マイノリティの方が被害に遭った場合、被害を申告しにくいという状況があります。加害者の7~8割が顔見知りであるとの調査結果もあります。
望まない性的な行為は性暴力です。被害に遭った方は決して悪くありません。被害に遭った場合は、ためらわずに専門の機関に相談してください。
また、身近な人が被害に遭っていると感じたら相談を勧めてください。加害する側に自覚がないこともあるため、性暴力の情報を社会全体で共有し、性暴力をなくしていきましょう。
功名な手口に注意
- SNSを利用した性犯罪
SNSで知り合った相手から性的な自撮り画像を要求される、勝手に掲載される、なりすました相手から性暴力を受けるなどの被害が起きています。 - レイプドラッグを利用した性犯罪
レイプドラッグとは、飲み物や食べ物に混ぜて、相手を抵抗できない状態にして性的行為をする目的で使われる睡眠薬などの薬物の総称です。薬物を飲食物に混入される被害が起きています。 - AV(アダルトビデオ)出演被害
モデル・アイドルなどの勧誘を受けた女性や、応募した経験のある女性が、同意していない性的な行為などの撮影要求を受けたり、アイドルになりたい気持ちを悪用されるなどの、AV出演被害が起きています。
主な相談先など
全国共通番号 #9110
- 性犯罪・性暴力被害のためのワンストップ支援センター(内閣府のHPが新しいウインドウで開きます)
全国共通番号 #8891 発信場所から最寄りのワンストップ支援センターにつながります。
- 性暴力に関するSNS相談 Cure Time (チャット、メール相談、外国語あり)
関連リンク
「若年層の性暴力被害予防月間」(内閣府のHPが新しいウインドウで開きます)