水痘(みずぼうそう)の流行注意報が発令されています
埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からの水痘の報告数は4月初旬から増加し、第 19 週(令和 7 年 5 月 5 日から 5 月 11 日まで)は1定点当たり 1.43 人と、国の定める注意報の基準値である1人を大きく上回り、増加傾向が確認されました。
坂戸保健所管内での報告数は、同週1定点当たり2.00人となっています。
妊婦など重症化しやすい方は注意しましょう
水痘は、いわゆる「みずぼうそう」のことで、かゆみを伴う全身性の発疹や発熱が現れる感染症です。感染力が強く、接触感染・飛沫感染・空気感染のいずれでも広がります。妊婦など重症化しやすい方は、特に注意が必要です。感染が疑われるときは、事前に連絡した上で、速やかに医療機関を受診するととともに、家庭では、タオルや食器等の共用を避けるほか、マスク・手指衛生の徹底、換気などの対策に努めましょう。
流行注意報については、埼玉県ホームページをご確認ください。