市民が健康になれる食環境づくり応援企業・団体を募集します!
鶴ヶ島市民の約4人に1人が脳卒中や心疾患で亡くなっているというデータがあります。
これらの疾患リスクを下げるには、ナトカリ比※を低くすることが効果的であるため、鶴ヶ島市では令和5年度から減塩と野菜・果物の摂取を増やす取組を行っています。
令和7年度は、市民の健康づくりを支援するため、市民が健康になれる食環境づくり応援企業・団体を募集します。
※ナトカリ比とは、食塩に多く含まれるナトリウムと野菜や果物に多く含まれるカリウムの比率で、ナトカリ比が高いほど高血圧などの循環器疾患のリスクが高まると考えられています。
対象
減塩や野菜及び果物の摂取量を増やすアイディアを一緒に考えることができる市内企業または団体
概要
- 市民や社員の皆さんが減塩と野菜・果物の摂取を増やすための事業の提案
- 参加企業・団体の社員の方にはナトカリ比郵送検査(数量限定)の無料体験、市管理栄養士による個別相談
- 参加企業・団体の連携会議を3回程度開催
- 提案事業の実施(事業化)
※女子栄養大学の久保彰子准教授がプロジェクトのアドバイザーとして参加する予定です。
説明会
まずは、説明会にご参加ください!
日時 5月27日 火曜日 10時から
会場 鶴ヶ島市役所 1階 101・102会議室
詳しくは下記のチラシの画像をクリックしてご覧ください。
説明会のお申し込み方法
お申し込みはこちら https://logoform.jp/form/chro/936874
5月9日(金曜日)までにお申し込みください。不明な点は健康長寿課健康増進担当へお問い合わせください。
令和5年度のプロジェクト実施内容
対象 40代・50代の鶴ヶ島市民50人
6月 1回目のナトカリ比郵送検査
7月 ナトカリ比改善講座、食生活の目標設定アンケート実施、講師は女子栄養大学准教授の久保彰子さん
8月 検査結果の推定食塩摂取量10グラム以上または推定カリウム摂取量1,500ミリグラム未満の参加者に対し、市管理栄養士による個別相談を実施
9月 2回目のナトカリ比郵送検査
10月 ナトカリ比改善講座、検査結果の推定食塩摂取量10グラム以上または推定カリウム摂取量1,500ミリグラム未満の参加者に対し、市管理栄養士による個別相談を実施
令和5年度プロジェクト参加者のナトカリ比改善状況
- 1回目のナトカリ比検査結果の平均値4.3、中央値3.8が、2回目の検査結果では平均値3.6、中央値3.2に低下しました。
- 参加者の50%のナトカリ比が改善しました。
- 参加者各自で行動目標を立て実行できたことや、集団指導、ハイリスク者の個別指導が改善につながりました。