市が実施した調査から、市民の食に関する実態が明らかになっています。
多くの市民が野菜不足です
【1日に食べる野菜料理(年齢別)】
※1皿:野菜を主な食材とした小鉢(小ぶりなお茶碗程度)1個分
「市民アンケート調査(令和2年度)より」
野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んでいます。
野菜を多く食べる人は、脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率が低いという多くの研究結果が出ています。
※e-ヘルスネット(厚生労働省)「野菜、食べていますか?」参考
1日2回以上主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をとっている人の割合は約2人に1人です
【1日2回以上主食・主菜・副菜を組み合わせた食事(世帯構成別)】
「市民アンケート調査(令和2年度)より」
全体の約2人に1人は、1日2回以上主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事を
「ほぼ毎日」していますが、一方でバランスの良い食事を「週に4~5日」、「週に2~3日」、
「ほとんどない」方も半数近くいることが分かっています。
さらに、単身(一人暮らし)の方は、バランスの良い食事を「ほぼ毎日」している割合が
最も低い結果となっています。
1日1回以上、会話をしながら食事をする頻度は半数以上が「ほぼ毎日」と回答しています
【1日1回以上、会話をしながら食事をする頻度(世帯構成別)】
「市民アンケート調査(令和2年度)より」
※共食:家族・友人・地域など複数の人が共に食事をすること
全体の半数以上が、1日1回以上会話をしながら食事をする機会が「ほぼ毎日」あると回答する一方で、一人暮らしでは7.5%と低く、さらに「ほとんどない」と回答する方が6割を超えています。
共食を通じて、美味しく楽しく食べるなど家族や地域との繋がりが深まり、心身に良い豊かな食生活に通じます。
その際には、基本的な感染症対策を徹底し、会話をするときはマスクを着用するなど「静かなマスク会食」に努めましょう。
これらの現状を踏まえ、市では「第2次鶴ヶ島市健康づくり計画・食育推進計画(後期計画)」を策定しています。
自分に合った健康健康習慣を見つけ、できるところから実践し「未来の自分」を作っていきましょう。