令和5年度環境審議会

開催日時

 令和5年11月30日(木曜日)10時00分~11時45分

場所

 市役所庁議室

出席者

 小瀬博之委員、上領園子委員、柏木美之委員、末永智子委員、三浦淳平委員、前田則義委員、仲田真理子委員、島崎洋委員、小峰宏仁委員、増田潔彦委員、岡本春美委員、小ノ澤忠義委員、吉田昭宏委員

欠席者

 井元りえ委員

事務局

 白井市民生活部長、永井生活環境課長、木下生活環境課主幹、武田環境推進担当主査、北沢環境保全担当主査

傍聴人

 なし

議事

  • 令和4年度環境報告書について
  • 令和5年度のゼロカーボンに向けた事業の状況について

質疑応答

  • (1)令和4年度環境報告書について(配布した資料に基づき事務局より説明)

委員 15ページのきれいなまちづくり運動について、側溝汚泥の清掃は、住民の高齢化で、ふたが重く外せず、私の自治会では実施できなかった。ここに記載のある量は、きれいなまちづくり運動単独の量ということか。

事務局 お見込みのとおりである。コロナウイルスの感染拡大等でなかなかできなかった時期があったため、多くなったと考えられる。

委員 7ページの市民1人1日当たりのごみの排出量について、目標がずっと810gなので、下げてもいいのでは。

議長 3期計画において、指標のとらえ方が変わっている。令和3年度の現状と比較すると、削減目標を高く設定していると考えられる。

委員 28ページの雨水の利用について、家庭向けの雨水タンク普及のため補助金などを検討してほしい。

事務局 以前市で、補助金を出したが、1件しか申請がなかった。需要がないと判断し、無くなってしまった。

委員 雨水については、浸透ますの設置も進めてほしい。

事務局 市の開発指導要綱には、市街化区域・調整区域でそれぞれ定められた雨水処理方法があり、それに則り処理されている。特段の補助は検討していない。

委員 19ページのアライグマ防除事業について、捕獲頭数が令和4年度で大きく減った原因は何か。

事務局 箱罠の貸し出し件数は変わっていない。たくさんとれた年の翌年は若干減ることもあるが、令和3年度から令和4年度の減少は顕著である。

委員 34ページの給食食材の放射能濃度の測定について、給食を地元産でというような取組はあるか。

事務局 JAが入って、地産地消を実際にやっている。

委員 市内の水道のPFAS等について何か情報はあるか。

事務局 坂戸、鶴ヶ島水道企業団が年1回の測定しており、基準を下回っている。

委員 8ページの「つるバス」、「つるワゴン」の年間利用者数について、令和4年度に増えた理由は。

事務局 コロナウイルスの行動制限の緩和はもちろんのこと、高齢者や妊産婦への無料乗車券制度が浸透してきたことが理由として考えられる。

委員 27ページの生ごみ処理器キエーロの販売について、私の周りでは大きいとの声も聞くのでもっと小さいものを作ることは検討していないか。

事務局 毎年アンケートで意見収集している。ニーズを確認して、今年は5基直置き型を作った。直置きは早々に完売したので、今後も意見を聞きながら工夫・研究したい。

委員 38ページの不法投棄物処理対策事業について、不法投棄はどういう場所が多いのか。

事務局 道路上(圏央道の側道)、空き地のような場所、ごみ集積所も多い。特定家庭用機器は、一部事務組合で対応できないので、それらが集積所に出されてしまうこともある。

委員 3ページの緑地率について、生産緑地について30年経過後にそれを解除する人も多いと聞く。鶴ヶ島市の状況は。

事務局 現在のところ、そのような生産緑地の廃止はない。

委員 夏の暑さ対策で緑のカーテンはあるが、冬の対策として何か呼び掛けていることはあるか。

事務局 なかなか難しい。熱中症やヒートショックもあり、エアコンの節制も呼びかけづらい。逆に何か提案いただけると助かる。

委員 雨戸を必ず閉める。カーテンは床まで。それでだいぶエネルギー消費が変わる。そのような呼びかけから始めると良いのではないか。

事務局 あるものを活用するという着眼点はぜひ参考にさせていただく。

議長 窓が熱が一番逃げるところ。内窓・二重窓は良い。

  • (2)令和5年度のゼロカーボンに向けた事業の状況について(配布した資料に基づき事務局より説明)

委員 家庭のゼロカーボンで、プラ削減をうたったのは非常に良い。世界でプラ条約を作ろうとしているが、日本は東南アジアよりも低い提案しかできていない。とても評価したい。

委員 ゼロカーボンシティ宣言は、英断だった。市、市民、事業者が何をやるかをうたった。その中で、ヘチマ・プロジェクトを一番評価したい。宣言をする自治体は多いが、市民全体にまでしっかりアピールしている自治体はあまりないのではないか。高く評価したい。
緑のカーテンはゼロカーボンに直結、たわしはプラスチック削減に直結する。

委員 マイクロプラスチックについて、テレビで見たが、歯磨き粉の研磨剤もそうで、対策が困難と聞いた。どのようなフィルターでも対策できないとのことである。プラスチックは暮らしに浸透していることが深刻。企業への働き掛けも重要であると考える。ごみでも、資源として回収しているのは、容器包装だけである。製品プラスチックはできていない。企業が製品回収に対してお金をかけていないとも聞いた。製品プラが遅れていると実感している。市レベルでは難しいかもしれないが、容器包装だけでなく、製品プラスチックのリサイクルもできると良い。なかなか難しいと思うが、市民だけでなく、企業にも働きかけながらゼロカーボン施策を進めてほしい。

委員 ヘチマ・プロジェクトに参加している。育苗について、昨年はうまくいかなかったが、今年は実がなった。へちまたわしをやってみたが、副産物として種がいっぱいとれた。活用できると良いと思う。

委員 省エネ家電補助金は、すぐ終わったと聞いた。市民の反応の早さに驚いた。それだけ効果があったのではないか。引き続きやってほしい。

委員 リサイクルコーナーは、学校や児童館にあったらいいと思う。こどもの頃から触れることが大切だと思う。こどもは素直に聞いて、受け入れてくれる。

議長 ゼロカーボンは、何をやっても結構つながるものだと感じた。断熱などの呼びかけも効果が高いと思う。市が呼びかけると、やはり本気度が見えると思う。見える化が大事。引き続き、色々と工夫をしてほしい。

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生活環境課 環境保全担当です。

〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

鶴ヶ島市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?