“ゼロカーボン”って言葉を聞いたことがありますか?
今、地球温暖化が進んでいます。
その要因の一つと考えられているのが二酸化炭素(CO2)。
CO2がこのまま排出され続けると、どんどんと気温上昇が続き、大変なことになってしまうかもしれない。
「その流れを変えなくては」と、世界中で取り組んでいるのがゼロカーボン(CO2のC[炭素=カーボン]を減らす)。
私たちは、これ以上地球温暖化を進めないように、CO2の排出を抑えながら(緩和策といいます)、温暖化した環境の中でよりよく生活できるように工夫していかなければなりません(適応策といいます)。
今年の夏も、暑い日が続きました。これからの夏も、きっと暑さが続くことでしょう。
地球温暖化について皆さんで考えてみませんか。
脚折雨乞 × ゼロカーボン
鶴ヶ島市は、令和5年3月20日に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年ゼロカーボンの達成を目指しています。
そして、令和6年には、8年ぶりとなる「脚折雨乞」が開催されました。
「脚折雨乞」と「ゼロカーボン」を通じて、こどもたちが地域の歴史や環境を学び、郷土愛や環境意識を育むことができるよう、令和6年度は、様々な取組を一体的に進めました。
脚折雨乞
脚折雨乞は、国選択無形民俗文化財、市指定無形文化財に指定される江戸時代から継承されてきた行事です。地元住民で結成した「脚折雨乞行事保存会」が中心となり、夏季オリンピックと同じ4年に1度行われます。しかし、前回実施予定であった令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により中止となってしまいました。そのため、令和6年8月4日の脚折雨乞は、実に8年ぶりの開催となりました。
(画像をクリックすると「脚折雨乞」の紹介ページへ移動します)
オリジナルポロシャツ(ス・ク~ル ポロシャツ)
近年の暑さ対策として、「脚折雨乞」と「ゼロカーボン」のロゴを取り入れたオリジナルポロシャツを製作し、中学生の制服に加え、新たな準制服として導入します。(学生版クールビズ)
文化・歴史(脚折雨乞)、環境(地球温暖化)教育の一環として中学生がデザイン案を作成し、約40点の作品の中から選ばれました。完成後のポロシャツは、熱中症対策として市内全中学校生徒に配布しました。
(ス・ク~ル ポロシャツのオリジナルロゴデザイン)
ヘチマ・プロジェクト
市全体でゼロカーボンに取り組むために1,000人で緑のカーテンとしてヘチマを育てる事業です。
ヘチマはマルチに活用できる注目の植物。
楽しみながらCO2排出量やマイクロプラスチックの削減に取り組んでいます。
「ヘチマ鶴ちゃん」をよろしくね♪
(画像をクリックすると「ヘチマ・プロジェクト」の紹介ページへ移動します)
気候変動への適応
変化する気候による悪影響を軽減したり、それに備えて生活や社会などを変えていったりすることを「気候変動への適応」といいます。動画をみながら一緒に学んでみましょう。
ウェルカムガイドブック
「脚折雨乞」や「ゼロカーボン」をきっかけに、わたしたちの住むまち「鶴ヶ島」をもう一度見つめなおしてみませんか。
(画像をクリックすると「ウェルカムガイドブック」の紹介ページへ移動します)
この事業は、埼玉県ふるさと創造資金の補助を受けています。