令和5年3月20日、鶴ヶ島市は「ゼロカーボンシティ」の表明を行いました。
鶴ヶ島市は、令和4年度に「鶴ヶ島市第3期環境基本計画」を策定し、その取組の一環として2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「鶴ヶ島市ゼロカーボンシティ宣言」の表明を行いました。
今後は、ゼロカーボンシティ実現のために様々な取組みを推進してまいります。
【ゼロカーボンシティを表明した齊藤市長】
- 鶴ヶ島市ゼロカーボンシティ宣言文 (PDFファイル)
ゼロカーボンシティとは
環境省では、「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティと定義しています。 「CO2(二酸化炭素)を実質ゼロ」とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的なものによって発生した排出量と森林等が温室効果ガスを吸収することによって除去される除去量との均衡を達成することとされています(環境省ホームページより)。
(参考)環境省ホームページ(地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況)
鶴ヶ島市ゼロカーボンシティ宣言文(全文)
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動により、甚大な被害をもたらす自然災害が地球規模で発生しています。国内においても、猛暑や集中豪雨、大型台風など、今までに経験したことのない異常気象が頻発し、私たちの生命や暮らしが脅かされる事態となっています。
このような地球規模の問題に対して、2021年のCOP26では、「世界平均気温の上昇を産業革命以前から1.5℃に抑える」という目標を掲げ、喫緊の課題として取り組んでいくことが再確認されました。
日本においても、2050年にまでに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指し、2030年における温室効果ガスを2013年度比で46%削減することとしています。
本市は、快適な居住空間が整備されている一方で、農地や屋敷林、水辺などの武蔵野の原風景が残されており、都市と自然が美しく調和した暮らしやすいまちです。先人から受け継いだこのようなふるさとの環境を守り、次世代に継承していくためには、私たち一人ひとりが地球環境に強い関心と危機感を持ち、脱炭素への取組を進めることが必要です。
未来へ、そして子どもたちのために、市民、事業者、行政が一体となった「オール鶴ヶ島」で、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティを目指し、全力で取り組むことをここに宣言します。
環境大臣からメッセージをいただきました
本市が行ったゼロカーボンシティ宣言について、環境大臣からメッセージをいただきました。
- 環境大臣からのメッセージ(PDFファイル)