令和6年11月10日、女性センターで、ゼロカーボン推進事業講演会『~ 氷の大地が語る、地球の未来を守るためのメッセージ ~ 』を開催しました。Bar de 南極料理人 Mirai オーナーシェフの篠原洋一(しのはらよういち)さんを講師に迎え、世界9周と南極越冬を2回経験した和食料理人である篠原さんから、南極や海洋での生活、南極の氷がどのようになっているのかなどについてお話しいただきました。参加者アンケートでは、「南極について知れたこと、興味深い話が聞けて良かった」「地球を守る、環境を破壊させてはならない、そんな気持ちが強くなりました」などの感想が寄せられました。
講師:篠原 洋一(しのはら よういち)氏
豪華客船「飛鳥」「飛鳥2」で世界一周×9回・南極観測隊越冬調理隊員として第33次・第50次と2回参加。
小さなころから食べる事と色々なところに行くのが好きでそのまま料理人になり、たまたま出会った北大の先生のオーロラの話に心打たれ、10年かけて1991年第33次南極地域観測隊で南極行を実現、帰国後に豪華客船「飛鳥」「飛鳥2」の和食調理人として乗船し世界9周(縦まわりと半分以上行って戻ってきたのを入れると12周)、約70ヵ国200都市を14年乗船してまわる。
2008年にどうしても再びオーロラが見たくて南極観測隊に応募、第50次南極地域観測隊に参加。
2010年に帰国し、旅好き船好き南極好きが集まるレストラン&バー「Mirai(みらい)」を開店、現在に至る。
また、当日会場内で、市内環境団体による企画展「私たちは環境をどう守るかPart2」を同時開催しました。
どのように自分たちの住むまちの環境を守っていけばよいのかをみんなで一緒に考えていく良い機会になりました。