令和4年度第2回鶴ヶ島市健康づくり推進協議会会議録

日時

令和5年2月7日(火曜日)14時00分から16時00分まで

場所

市役所401会議室

議題

議事1 令和4年度の健康づくり事業について
議事2 令和5年度の健康づくり事業(予定)について

出席委員

石井雅章委員、久保彰子委員、佐久間眞理子委員、末成隆子委員、島村美惠子委員、森裕子委員、佐々木亨委員

欠席委員

荒井和子委員、川上和江委員、澤香代子委員

事務局

健康部 長島部長
健康長寿課 木村課長、藤野主査、山本主任保健師、望月保健師

配布資料

資料1 令和4年度の健康づくり事業について
資料2 令和5年度の健康づくり事業(予定)について
資料3 令和4年9月号広報記事「歩いて豪華賞品を当てよう!てくてく大抽選会」
資料4 健康ウォーキングマップ
資料5 今日から始める!つるがしま健康習慣~血管若返りで目指せ健康長寿~

公開・非公開

公開

傍聴人数

0人

会議の内容

議事1 令和4年度の健康づくり事業について

会長
これより議事1「令和4年度の健康づくり事業について」を議題とする。まず、事務局から説明をお願いする。

事務局
資料1に基づき、健康長寿課における令和4年度の健康づくり事業について説明。
鶴ヶ島市は、ウォーキングによる健康づくりを推進するため、今年度初めて、抽選で市産品などの賞品が当たる埼玉県コバトン健康マイレージ市民参加促進事業を実施した。
令和3年3月末の登録者は、対前年206人増加、令和4年3月末は対前年247人増加が示すように、本市の埼玉県コバトン健康マイレージ登録者数の伸びは横ばいが続いていたが、令和4年度は、様々な広報媒体を使って埼玉県コバトン健康マイレージを周知するとともに、アプリ登録を支援したことにより、令和4年度の新規参加者目標数500人を、9月末に達成することができた。
また、11月末の登録者数2,643人のうち、歩数カウントの確認ができた人が、期間中参加者数の1,738人、参加率66%となる。12月末時点で算出した期間中参加率は60%で、今後はウォーキング習慣の定着が課題となると考えている。
ラジオ体操の推進については、令和4年度から、CDラジオデッキの貸出を開始するなど、新規のラジオ体操会の立ち上げ支援を広報で周知した。新規5つの団体が連絡会に加入し、健康づくり計画後期計画の令和7年度目標値の団体にあと3団体となった。
高齢者の保健事業と介護予防、フレイル対策の一体的推進については、高齢者の個人差がある心身の様々な課題に対して、一人ひとりに合ったきめ細やかな支援をしていくために、保健事業と介護予防を一体的に取り組む体制作りを目指し、令和2年度より健康長寿課、保険年金課及び保健センターが連携して事業を実施している。
今年度開催したフレイル予防講演会では、フレイル予防がまちづくりにつながるというお話があり、市民の刺激にもなり、その後開催したフレイルサポーター養成講座に、講演会をきっかけに参加した方が多くいた。
フレイルチェック測定会やオーラルフレイル予防講座など、元気な高齢者を対象にした事業と並行して、少しリスクの高い方を対象にした事業については、主に個別の訪問を実施している。保険年金課で実施している後期高齢者の健康診査の結果を用いてリスクの高い方を抽出し、医療の受診状況や介護サービスの利用状況なども確認して、さらにリスクの高い方を絞り込んで訪問している。
健診結果から、例えば低栄養のことで訪問したところ、実際にはその方が配偶者を亡くされて、食欲が落ちて食べられなくなり、うつ傾向になっている状況などを確認することができた。改めて、健康だけではない高齢者特有の複合的な要素が絡み合っていることを実感したので、そういう方々にきちんとアプローチしていける体制を引き続き作っていきたいと考えている。
食育の推進については、食事バランス普及啓発事業で2年ぶりに料理教室を実施し、食育アドバイザー「鶴のえがお」によるフレイル予防講話でも、会場によっては試食を行い、調理実習や共食への需要が高いことが分かった。
デジタルを活用した健康づくり支援については、高齢者向けスマホ教室において、スマホの基本操作に加えて埼玉県コバトン健康マイレージアプリ登録支援を行った。まだ継続中の事業で、参加見込み人数はおよそ180名である。
また、老人福祉センターで毎週水曜日にシルバーeスポーツ体験とスマホよろず相談を実施しており、高齢者がデジタルを活用した健康づくりに継続的に取り組めるよう工夫している。

会長
議事1「令和4年度の健康づくり事業について」、各委員から意見を伺う。

委員
運動は一人だとなかなかできないので、埼玉県コバトン健康マイレージ参加促進事業は、多くの方が健康には歩くことが大事だと気付いて積極的に参加していけたらよい。また、出やすくなるきっかけとして、とてもよい。
女子栄養大学の先生が講師の夏休み食育講座参加者が三組というのはもったいなかった。親自身が野菜の扱い方が分からず、季節感が薄れているようなところであるが、子どもに働きかけると興味を示して乗ってくるので、子ども達の目を引くような手法にすれば、参加者増加に繋がるのではないか。

会長
以前は菜の花ウォークといったイベント、今は定例健康ウォークを平日に開催しているが、ウォーキング参加者を増やす行事やきっかけなど、埼玉県コバトン健康マイレージ以外ではいかがか。

委員
自分自身は健康診断でひっかかったことがきっかけとなった。まず、健康診断を受けるきっかけを作るのがよいと思うが、一般的に家にいる人は受診意欲が低い。家から出すきっかけ、何かいい方法があるよい。

会長
一般的に子ども達は野菜があまり好きじゃない印象があるが、子ども達は野菜にどのような興味を示すか。

委員
保育園で乳幼児をみている。野菜がそのままだと、ガサガサしたり舌触りなどの感覚で子どもは食べないことがある。仕事をしている親は、忙しいのもあると思うが、子どもが嫌がると食べさせることを諦めてしまう雰囲気がある。
しかし、声のかけ方や料理の仕方があり、子どもはそれほど野菜嫌いではなく、保育園も一年経つと色々なものを食べられるようになるので、ちょっとした工夫次第ではないかと思う。

委員
一日1万歩など歩く歩数が多い人は、かかとや膝を壊してしまわないよう、基本の歩き方を習ってからウォーキングしたほうがよい。

会長
ウォーキング用の靴選びなど、歩き出すための講習会が必要かもしれない。

委員
姿勢良く歩いている人、なんとなく前かがみの人がいる。少し変えるだけで効果があるので、歩くための講習会があるとよい。

委員
資料1の「4 高齢者の保健事業と介護予防、フレイル対策の一体的推進」にある、75歳以上のフレイルハイリスク者は、どのように選ぶのか。

事務局
今年度は前年度の健康診査の結果から、低栄養の方、口腔・歯科の問題のある方、生活習慣病の心配がある方を中心に抽出した。
健診未受診者も一定数いて、その中で、健診も受けてない、医療にも繋がっていない、介護保険サービスにも繋がっていないという健康状態不明者がいる。
健康状態不明者に対しても、訪問を行った。  

委員
社協や民生委員関係で訪問対象と思われる、健康診査を受けない人に実際に会ったとき、栄養や体に関する話があるとすごくいい、と思うことがある。しかし、個人情報などの問題でそれに繋がることが難しい。
外にちょっと出られない、買い物が不自由といった人がたくさんいるので、そういった人達が元気で今の状態を保てるのが一番よい、少しフォローできる方法があると嬉しい。

事務局
どこにもかかってない、かかれない方こそ、知識がきちんと伝わっているか、心配な方が多い。一方で、あえて拒否している方もいると訪問して感じているので、どのように対応していくかが課題になっている。
各人の考えを尊重しなければいけないところもあるので、こちらでできることとしては、何らかのリーフレットを差し上げてくる、困ったときはとにかく地域包括支援センターに電話してください、ということだけ伝えてくるなどの対応をしている。

委員
食生活改善推進員協議会で「鶴のえがお」というグループを作り、フレイル予防の講話を実施した。アンケートに、分かりやすかった、腑に落ちた、との感想が寄せられ、フレイルを理解してもらういい機会となった。
少し弱ってから手を差し伸べるのではなく、健康な人がずっと健康でいられることが一番大事だと思う。健康をずっと繋げていけるような色々な情報が入っていくのはとても良いと思った。

委員
先日、鶴ヶ島駅伝競走大会が開催され、大変にぎやかであった。参加希望者が団体で申し込んでいるが、自治会単位で参加を働きかけ、市民体育祭の延長のような形で自治会対抗の参加があればもっと盛り上がって健康維持になるのではないか。

委員
ウォーキング及び埼玉県コバトン健康マイレージの市民参加者数や普及率は。

事務局
資料1のとおり、埼玉県コバトン健康マイレージの令和4年12月末現在の登録者数は2,791人である。ただし、この数字には在勤者も含まれる。在勤者は会社の住所で登録されるため、市民なのかどうかは分からない状態である。
趣旨からは外れるかもしれないが、ウォーキングの普及については、健康づくり計画策定の際に市民アンケートを行っており、運動習慣のある人の割合を出している。計画の中間見直しの令和2年度では、28.2%の方が、運動習慣があると回答している。
計画見直しのタイミングでアンケート調査なども行うので、その中でどのくらいの方が運動に親しんでいるのか指標として見ていきたいと考えている。  

委員
ウォーキングやラジオ体操をしに集まってみんなですることに意味があり、おしゃべりしてなんとなく終わることも一つの形であるが、ウォーキングやラジオ体操の正確な動きを理解する講習は、集まっている時ではなく別の機会をとらえて実施できるとよい。

委員
食育講座に2年ほど関わらせてもらっている。講座参加者は関心が高く熱心な人が多い。参加できない人の方が、おそらく色々な問題を抱えていると思う。講師の承諾や著作権の問題をクリアする必要があるが、フレイルなど色々なところで先生方が講話しているのを、例えば期間限定でその年度内に、アーカイブ配信や録画を市のホームぺージ等で公開し、講座に参加できなかった人が少し関心を持って見ていただけるとよいのでは。
有効な講話・講座を色々なところで実施しているので、もっと広く市民に周知する方法があってもいいと思う。広報紙等で講話内容の情報提供、参加者の感想や口コミによる周知など。
また、講座はその時だけで、なかなか健康な行動までには繋がらないので、地道に継続的にやっていくことが大事だと思う。色々なところで市が計画して実施したものを繋ぐというか、もっと他に見てもらうような仕組みがあってもよい。
それから、料理教室がコロナ禍で難しい状況であるが、自分が勤務する大学のオープンキャンパスで体験調理を始め、パッククッキングを実施した。他人が作ったものを食べての感染を防ぎたかったので、材料をひとりずつの分量に分けておき、来場した家族単位で材料を渡し、家族単位で作って試食、という仕組みに変えたところ、大学から開催許可が出た。
通常の料理教室開催は難しい面もあるかもしれないが、少しずつやれる方法で開催していくとよいのでは。やはり調理体験や試食があるとすごく喜ばれるし、戻ってからやってみようという行動に繋がると思う。共食の機会も高齢者にとってとても大事なので、そういう場の提供は、あまり恐れ過ぎずに対策を打ってやっていけばよいと思った。  

会長
危機管理課と共催した講座、「いざというときのために、無理なくできる食料備蓄」に39人参加で結構集まったと思うが、反応や反響はいかがか。

委員
講座実施前と1か月後に家庭での備蓄に係る調査を実施し評価したところ、意識や知識は大きく伸びていた。実際に備蓄しているものが増えた傾向はあったが、参加者が39名だったということもあり、統計的な優位差はなかった。
一度だけではなく、繰り返し啓発していくことが大事である。

事務局
危機管理課の職員から鶴ヶ島市の食料備蓄の状況を説明したところ、参加者は大変驚いた様子で、市はそこまでしか備蓄していないのか、初めて知った、自ら備蓄しないといけないという意識が高まった等の感想があった。

会長
仕事関係で登山教室を開催した際、私が講師ではなかったが、ヨーロッパのトランギアという弁当箱のような飯ごうを使ったキャンプ料理を山メシ講座形式で実施した。無洗米と鯖缶など保存ができるものを使って炊き込みご飯を作った。百均で売っているアルコールの燃料1個、水も食料も限られた条件で実施したが、非常においしいものができ、大変好評だった。
これらは防災に繋がってくると思う。豪勢にキャンピングカーで行くグランピングではなく、昔ながらの背負って行って飯ごう炊飯をする世界で考えると、限られたものしか使えないので、初耳だ、目から鱗だといった感想が寄せられた印象に残るイベントであった。今、キャンプがブームなので、そういったものも少し絡めると何か面白いことができるのではないか。

委員
仕事があってなかなか運動できない人をターゲットに考えたら、ウォーキングが一番現実的な手法だと思う。私自身、移動の際、徒歩に切り替えるのが一番合理的だと思い、実践している。その場合、足の健康を考えた靴、カバンをリュックに変えて両手を空けるなどの工夫、目的地まで人混みや乗り換えを気にせず行けたり、身体感覚を取り戻せたり、歩きのメリットをみんなでシェアするのはすごくいいアイディアだと思った。
資料1の1ページに、予防できる可能性のある病気の75歳以上の方のところにうつ病とある。若い人も同じだと思うが、セロトニンが出るので日に当たることは大事だと言われていて、それも関係させてウォーキングを実施できるとよい。
埼玉県コバトン健康マイレージ参加者も歩いている人も増えているのは、歩くと色々なポイントが貯まる他のアプリも影響しているかもしれないという印象を受けた。
2ページのアンケートで、てくてく大抽選会のことは何で知りましたか、の回答項目1.が広報・ホームぺージとなっているが、広報とホームぺージのどちらに効果があるか、紙による周知の需要を知るためにも分けた方が良かったと思う。
4ページの3、生活習慣病予防に関して、資料5のパンフレットのタイトルは、つるがしま健康習慣より血管若返りを目立たせた方が良かったと思う。健康習慣だとまた何かの健康チラシかなと流してしまうが、血管若返りの方は引き付けられる。
中に書いてある血管年齢が若返る生活習慣4か条と食習慣4か条はすごく大事だと思うので、市内飲食店、産業振興と連携して推進したらどうか。例えば、量があまり出ないしょうゆ差しを使っている、最初に食べる、とりあえずのメニューに野菜メニューが入っているなど具体的な案が出せると思うので、協力をしてくれる飲食店を巻き込んで行く。どうしても外食しなくてはいけない人も今多いので、市内飲食店との連携は大事だと思う。
4、の高齢者の保健事業と介護予防、フレイル対策の一体的推進に関しては、運動機能や口腔のフレイルに今個々に注目が当たっているが、認知能力のフレイルや会話をする機会がだんだんなくなったことによる関係性や会話のフレイル、気力、栄養のフレイル、色々な衰えがある。適度な形でゆったりと衰えていくのは自然なことで健康の一つだと思うので、そのために色々なフレイルの観点で政策や事業があるということを全体で整理してみると理解されやすくなるのではないか。
調理実習については、大分実施しているようになってきている。社会の流れ、希望に合わせて、消毒、マスク、体温チェックはきちんとしたうえで、一緒に調理して食べるということがあってももうおかしくはないと思う。
5ページの6、デジタルの活用による健康づくりの支援に関しては、関係性や会話のフレイルの観点から、どういう位置づけになるのかを見ると、さらに 総合的によい取組ができるのではないか。

会長
自分の親のフレイルの予兆があっても、人には話しづらい、相談先が分からないといったことがある。学校教育として高校あたりからフレイルの講習が1回あってもよいかと思う。フレイルは、市町村のレベルではなく社会的な大きな課題だと思うので、是非じわじわと取り組んでいただきたい。

議事2 令和5年度の健康づくり事業(予定)について

会長
これより議事2「令和5年度の健康づくり事業(予定)について」を議題とする。まず、事務局から説明をお願いする。

事務局
資料2に基づき、健康長寿課において予定している令和5年度の健康づくり事業について説明。
令和5年度は生活習慣病予防のため、野菜摂取をテーマとした事業を増やしている。3の(4)の減塩と野菜摂取推進事業は、40代50代の市民を対象としており、忙しい壮年世代が参加しやすい手法を検討しているところである。
また、4の高齢者の保健事業と介護予防、フレイル対策の一体的推進については、地域で開催されている医療専門職が入っていないサロンや老人クラブに、こちらから出向いて行ってフレイル予防講座を実施する予定である。
会計年度任用職員としての歯科衛生士採用の予定がある。口腔の衰えが身体機能の低下を招き、それが社会参加の低下に繋がり、要介護・死亡のリスクが高まることが分かってきているので、歯科の分野に集中して取り組む。
6のデジタルの活用による健康づくりの支援に関して、昨年度より高齢者向けスマホ教室、シルバーeスポーツ普及及びスマホよろず相談の機会を拡充することから、シルバーeスポーツ・デジタル支援員を養成し、9月以降に支援員によるシルバーeスポーツ体験会とスマホよろず相談を実施する予定である。

会長
議事2「令和5年度の健康づくり事業(予定)について」、第2次鶴ヶ島市健康づくり計画・食育推進計画の最終目標である、健康寿命の延伸を踏まえ、各委員から意見を伺う。

委員
食に関心を持つには、小さいうちからしっかり伝えていくことが大事だと思う。これからの子ども達が大きくなって年齢を重ねていく中でも、小さいときの色々な体験経験が生きてくるので、高齢者だけではなく、今を育てている親や小さい子ども達の食育もしっかり取り組んでほしい。

委員
今、どこに行ってもデジタル化で、75から82,3歳になると、申込みしづらい。回覧板や紙面で募集の方が、見やすいし、頭に入ってくる。
75歳以上の人には、紙の方が、目や頭に入るのではないかと思う。  

会長
紙とデジタルを必要に応じて上手く使い分けるような仕組みが進められているが、デジタルの中でもかえって使いにくくしてしまっているものもあるので、使いづらいといったことは声を上げることが重要だと思う。

委員
定例健康ウォーク全11回開催とあるが、全部の回に参加したら最後に、景品ではなく頑張ったことに対するインセンティブが何かあれば参加意欲が高まるのではないかと思った。

会長
一週間くらい達成するとデジタルのバッジがもらえるスマホアプリがある。それだけでもなんとなく嬉しいので、インセンティブは物だけではないのかもしれない。
定例健康ウォークに関して、フレイル事業にはフレイルサポーターがいるように、ウォーキングサポーターやウォーキングリーダーなど、頑張っている人に役割や任務を与えたり、鶴ヶ島独自の、ウォーキングで昇級するしくみなど形ではなく役割みたいなものがあるとよいと思う。
食育に関しては、今、フードロスの観点が重要になってきているので、備蓄とフードロスを組み合わせると、若い人の関心を引くことができるのではないかと思った。

委員
ラジオ体操連絡会の運営会議で、さらに普及する形を考えたほうがよいのではという意見が出ている。
全国ラジオ体操連盟にはラジオ体操ジュニア・リーダー制度があり、小学生にラジオ体操を指導して、その子達を中心にラジオ体操を普及しているという方法があるとのこと。
今、ラジオ体操に強い興味を持っている人たちというのは、幼少時や小学校時代にラジオ体操の音楽を聞いて馴染んでいた人が多い。
また、市役所で毎月8日の朝にラジオ体操を実施しているが、職員だけではなく、お試しでいつでもどうぞと広報して参加を呼びかけたらどうか。

委員
新規の減塩と野菜摂取推進事業について、壮年期を対象に市町村が実施するというのは、人を集めるのがとても大変なので、チャレンジャーな事業だと思う。集め方としては、国保担当課と連携して国保の特定健診対象者や、カリウム摂取は野菜果物販売促進にもつながるので、農政課と連携して農協の職員など、今後つながっていくであろうターゲットに実際参加してもらうのもよいのでは。働き盛りの人には、産業支援や商工関係課が把握している団体など、まずは自分達も関係する職員も、市民と合わせて入ってもらうことで、今後自分が実感してもらい、更にこの事業を進めるために自分の今の立場として、こういうことができればという風につながって広がっていけるとよいと思うので、ぜひ50人頑張って集めていただきたい。

会長
災害時の食事についての講座が実施予定となっているが、後で参照できることが重要かもしれない。
以前、健康カレンダーの提案があったが、方法論が難しく、告知は大変である。参加できなかった人がホームぺージで触りのほうが分かる程度でよい。ユーチューブもレベルが高くなっていて、撮りっぱなしの映像はまず見ない。1時間の講習の要点を5分ぐらいにまとめたものがあると若い人もよく見るのではないか。

委員
壮年期を対象としたナトカリ比の取組を実施することが他の領域のときの参考になり、素晴らしい取組だと思うので、ぜひ人数は集めていただきたい。飲食店のトイレに募集掲示するなど、視野を広げて集めてみるのも一案かと思う。
デジタルが使いづらいというのは大事な指摘である。デジタルにすることで政策が効果的になる、効率が良くなることが目的であって、そのために使いづらい人に無理やり使わせることが目的ではない。
例でいうと、先ほど話の出た健康カレンダーは、一生懸命入力しても書き換えしなくてはならず、やはり面倒である。別の例で、まちや地域のイベントを写真でアップするだけの素晴らしいシステムがあった。そこにアップされているNPOなどの活動は、おそらく年配の人が手書きで書いたカレンダーを写真で撮ってアップしているだけのものだったが、それでいい。カレンダーに手書きして変更があったら毎日アップし直して過去のものは見せず、今日以降ある予定だけがたくさん集まってくるシステムである。
発想を少し変えるのはとても大事で、皆がデジタルの同じようなインターフェースに合わせなければならないというのは逆に不便だと思う。
駅伝大会に関しては、早く走ることを目的にする駅伝競走の時間帯と、「駅伝」をする時間帯と両方のイベントがあってもいいのではないか。「駅伝」をするのは、ペアが一番いいと思う。車椅子の人と子どもが一緒に500メートル進む、目が見えない方、高齢の方と一緒に歩くなど。相手のペースや事情に合わせることが実は大事だと思う。年齢が増すと速く歩けない、段差がつらいなど、相手の立場を一緒に感じるには伴走する「駅伝」が一番良いので、駅伝大会の際にそういうものも取り入れたらどうか。それがフレイルとも絡んでいて、動けるうちは動けなくなることを意識しない。ゆっくり幸せに衰えていくことが多分健康寿命と関係していると思うので、動けるうちに衰えるということを一緒に体験できるような場があった方が良いのではと思った。
後期計画に書かれている施策への対応がどうなっているか確認していただきたい。実施できていないことがあるかもしれないし、計画策定時にはなかったが具体化されているものもあるような気がする。後期計画への事業予定の対応が見えるようになったほうが良いのではと思った。

委員
4月の時点で、年間スケジュールで決まっている、分かっている市の行事や講習をリストアップで見られれば、合間に行きたかったという落ちがなくなるのでは。情報をスマホから持って行ったり、色々なものから取るのは大変なので、分かっている時点での4月以降の一覧できるものがあればと思う。

事務局
高齢者の方々にとって、ちょうど紙とデジタルの端境期になると思う。アナログとデジタルの両方で啓発していきたい。

会長
全ての議事を終了したので、議長を終了させていただく。

閉会

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康長寿課です。

鶴ヶ島市役所 2階 〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

鶴ヶ島市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?