日時
令和4年10月24日(月曜日) 13時30分~15時25分
場所
鶴ヶ島市役所 504会議室
出席者
竹田委員、柵山委員、杉山委員、宮沢委員、鈴木委員、渡邊委員、佐野委員、大塚委員、田邉委員
欠席者
松田委員
事務局
蓜島生涯学習スポーツ課長、若月生涯学習スポーツ課主幹、川口生涯学習スポーツ課主査
傍聴人
なし
内容
1 鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について
要旨
1 鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について、社会教育委員の意見を聞いた
会議の経過
1 開会
2 教育長あいさつ
3 自己紹介及び仮議長の選出
各委員の自己紹介を行った。
仮議長として、年長者である杉山委員を選出した。
4 議長、職務代理等の選出について
議長に大塚委員、職務代理に田邉委員を選出した。
入間地区社会教育協議会理事に大塚議長、田邉職務代理を選出した。
入間地区社会教育協議会社会教育委員部会員に柵山委員、田邉委員を選出した。
5 審議内容等について
資料に基づき、事務局から説明した。
協議事項
(1)鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方につて
委員 地域学校協働本部とはどのような組織か。
事務局 定例の会議を行う実体的組織というわけではなく、ゆるやかな連携によるものです。学校運営協議会は、PTA等の団体の代表が参画していますが、学校運営目標に向かって学校・家庭・地域がどう協力して進めていけるかを協議しています。なお、埼玉県では学校応援団が地域学校活動協働本部の母体となるとされていますが、地域によって特色を持つことができ、目指す方向もそれぞれとなります。
委員 地域の教育力の低下等の課題がある中で、どうやって地域住民や学校と連携して教育力を高めて心豊かに生活していけるか、このために必要なのが地域学校活動協働本部のイメージ図となるのではないか。学校教育・社会教育・家庭教育を連携させて教育力を高めるために、地域が抱える課題によりそれぞれの形となるものだと考えている。
委員 今まで各学校で行っていた取組を継続していくことが基本であり、地域学校活動協働本部、学校運営協議会では、子どもたちの健全育成のため地域の実情を最優先に考えて、できることから取り組んでいくものだと思う。また、学校は子どもたちを預かるところで安心安全でなくてはならない、資料に震災地域の復興・防災について例があったが、坂戸市では学校が避難所となっている。災害時の指揮命令や教員の勤務などについての検討も組織的に取組めるといい。
委員 私立幼稚園にはPTAのような保護者の組織がなくなっている。今年卒園する園児たちは、コロナ禍の影響によりほとんど行事ができない状態で卒園する。現状では、地域と幼稚園の協働は難しい、地域のコーディネーター役となる人の情報の発信があるといい。
委員 防災や幼稚園と地域の連携などの課題への対応として、地域学校活動協働本部の仕組みが活用できるのではないか。
委員 青少年健全育成推進協議会があるが、これを拡充すればいいのではないか。
委員 地域学校活動協働本部には青少年健全育成推進協議会も含まれるのではないか。
議長 地域学校活動協働本部は、一つの組織で行うのではなく、それぞれの団体が活動目標を持ち、その特徴を生かして連携し、地域の団体を包括していくことが目指す形なのではないか。
委員 地域コーディネーター講座を受講したが、地域とのつながる場が少ない、子どもの想像力を働かせる場、朝市でのつながりや畑体験などのつながりなど他の団体とのコラボレーションがあるといい。各団体の行事を集約し体系づけてネットワーク化やインターネット等での情報発信があるといい。
議長 青少年健全育成協議会の行事の際には、団体の周知を行っていたが、コロナ禍により2年間できていない。例えば、現在の中学3年生は行事を体験しないで卒業してしまう。行事やイベントをどうすれば開催ができるか、屋内から屋外に形態を変えての実施を模索している。自治会でも次の役員に引継ぐことができなく、何をしてよいのかわからない状況であり、どうお祭りを実施すればよいか検討しているところである。
委員 市民としては、どこでどんな団体がどういう活動をしているかは分からない。情報発信の際に活動内容のを検索することのできる「目次」のような機能があるといいのではないか。
委員 行政や地域の人材などの情報の提供する人材バンクのようなものがあれば良いのではないか。地域学校協働本部の体制づくりにあたっては、拙速に運ぶことなく、連続した地道な啓発活動が重要である。また、事務局に集中させず教育委員会内や他部署との連携が重要と考える。
議長 時間となりましたので本日の協議事項は終了とします。