日時
令和5年3月23日(木曜日) 10時00分から11時40分まで
場所
鶴ヶ島市役所 504会議室
出席者
竹田委員、松田委員、杉山委員、宮沢委員、渡邊委員、佐野委員、大塚委員、田邉委員
欠席者
柵山委員、鈴木委員
事務局
蓜島生涯学習スポーツ課長、若月生涯学習スポーツ課主幹、川口生涯学習スポーツ課主査
傍聴人
なし
内容
1 令和5年社会教育関係団体運営事業補助金の交付について
2 鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について
要旨
1 令和5年度社会教育関係団体運営事業補助金の交付について、社会教育委員の意見を聴いた。
2 鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について、社会教育委員の意見を聴いた。
会議の経過
1 開会
2 議長あいさつ
3 報告事項
(1)令和4年度社会教育委員会議等報告について
(2)令和4年度入間地区生涯学習フォーラムについて
関係委員及び事務局より報告した。
4 審議内容
資料に基づき、事務局から説明した。
協議事項
(1)令和5年度社会教育関係団体運営事業補助金の交付について
事務局 社会教育関係団体の育成及び活動の振興を図ることと指定事業の推進を目的として、社会教育関係団体に補助するものです。社会教育法の規定により、社会教育関係団体運営事業の補助金の交付にあたっての意見をお願いします。
※資料に基づき、社会教育関係団体運営事業補助金について説明する。
委員 鶴ヶ島市PTA連合会事業及び子どもの活動を推進する事業の補助金は休止であるが、今後の方向性どうなるのか。
事務局 団体が行う事業の縮小や中止により繰越金額が増えて、その範囲で活動ができるため休止していますが、経費が不足する場合には補助金は必要であると考えています。
委員 社会教育委員が主体となって何かをするという予算はないが、活動をしている団体などを後押しするような社会教育委員主体の企画などの経費があるといいのではないか。
事務局 社会教育委員会議に関する予算としては、入間地区社会教育協議会の負担金及び鶴ヶ島市や入間地区など社会教育委員の会議の報酬や費用弁償となっております。なお、入間地区管内では社会教育委員の活動として事業を行っているところもあります。本市では、社会教育委員がご自身の活動として企画した南中学校での「赤ちゃんふれあい体験」に参加していただくなどの自主研修を行ってきました。
委員 青少年健全育成連絡協議会の所管課についてはどこか。
事務局 青少年健全育成連絡協議会についてはこども支援課になります。
委員 イベントや事業について、お願いされれば参加することができるが、私たちで自主的に行える予算はあるか分からなかった。
事務局 現状では事業を行える予算はありませんが、目的に合った事業を関係課と調整し実施できるように努めていきます。
議長 補助金について、予算の大枠が決まっているのか、それとも新しい事業を行うことができるのか。
事務局 それぞれの事業の目的によって補助金額が決定されているものになります。新規事業については、政策目的に合致したものを予算化に向けて検討していくこととなります。
(2)鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について
議長 鶴ヶ島市における地域学校協働活動の進め方について協議します。事務局の説明について質疑はありますか。
委員 PTA活動を行っているが、地域と一体となる活動PTCAを進めてきたが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止により休止となってしまった。藤小学校では、学校内に学校応援団や地域の皆様の居場所として「ふれあいラウンジ藤の間」を設置したが、現在休止中である。今後再開する場合には、気軽に来れる井戸端会議のような場所にしたいと考えている。その場合に、地域の方に来ていただくための目的や参加しやすい方法、周知などについてご意見を頂きたい。
委員 例えば、商工会や市が行うイベントでチラシを配布することができるのではないか。また、大人と子どもで参加できる絵本の読み聞かせなどで参加者を募ることも出来るのではないか。
委員 学校としては運営上のセキュリティがあり、趣旨を理解した方に呼びかけていくことになるのではないか。地域の人たちとしては、来てくださいと言われてもなかなか行けるものではない。昨年、藤小学校の授業の一つとして、里山サポートクラブの活動を行ったが、学校やPTAとして、このような方に来ていただきたいということを考えるといいのではないか。
委員 地域学校協働活動については、活動が多岐にわたることから具体的な事例として、先進的な活動を視察できるとよい。また、取組や活動についてはなるべく学校間での格差がないように。なお、実施にあたって教職員やPTAの負担を少なくできるようにといった検討ができるといいのではないか。
事務局 社会教育委員の活動として、何ができるかを具体的に考えていただくことは大切なことと考えています。一方で、市としての方向性など大きな枠組について、委員の皆様の意見を参考にして考えていきたいと思います。
委員 大人の生き生きとした姿を子ども達に見せることについては、学校教育でも社会教育でも大切であり、双方を融合することが出来るような方法を整理していけたらいい。学校を卒業してからの人生は長く、義務教育が終わってからも生き生きと生活できるように、社会教育では子ども達が困った時の拠り所になれるとよい。
委員 子どもたちが学校教育を楽しめるように、協力できる団体を増やしていけば面白いことができるのではないか、そうした実績を作っていくことが大切だと思う。
委員 学校や地域の強みや困りごとをまとめ、学校教育と社会教育で連携できるとよりよいのではないか。
委員 できることを無理のない範囲で行えるように、また、働いている人たちにも負担にならないようなボランティア活動として募集し、子ども達と触れ合うといった取組を行えるといい。そういった活動を増やしていくことで、各学校に広がっていくのではないか。
委員 できる人が、できる時に、無理のない活動を心がけていくことで、活動に参加する気になり、やる気を起こさせるような好循環となっていくといい。
委員 鶴ヶ島市の地域学校協働活動の様子については、学校応援団活動の報告を確認していくといいのではないか。
委員 中学校の部活動の地域移行や子ども会の土日の活動について、方向性が出た際には速やかに動けることも検討できればよい。
委員 子ども会については、自治会の一部として活動していることがある。基本的には自治会に入っている家庭を対象としており、自治会に入っていない家庭の子どもが対象外とされている場合もあると聞いている。
事務局 鶴ヶ島市子ども会育成会連絡協議会の新体制移行については、地域の子ども会の活動ではなく、子ども会を取りまとめる組織の活動を見直しするものです。新体制では、例えば地域支え合い協議会や自治会が主催するイベントに出向いて、中学生や高校生、社会人などのスタッフが、小学生以下の子ども達に楽しめるレクリエーションなどの企画を行っていくことも考えています。
議長 時間となりましたので本日の協議事項は終了とします。