令和元年9月30日(月曜日)、南中学校で2年生を対象に「JOCオリンピック教室」を開催しました。
オリンピアン(オリンピック出場経験者)の村上睦子さん(バスケットボール)が講師となり、授業(運動50分、座学50分)を行いました。
「運動」の授業では、バスケットボールを使いながら、ゲーム性をもたせた運動を行いました。チームで協力することの大切さなどが学べるように工夫された授業でした。村上先生は、生徒たちに「結果に至るまでの経過が大切であり、様々なことにチャレンジしてほしい」と伝えてくれました。
「座学」の授業では、ご自身が実際にオリンピックに出場して得た貴重な経験や「オリンピックバリュー(オリンピックの価値や精神)」について、わかりやすく説明していただきました。また、南中では合唱祭を間近にひかえており、合唱祭をより良くするために何ができるか、意識したいことや取り組みたいことをオリンピックバリューに当てはめて考えるグループワークなども行われました。
「オリンピックは遠い存在だったけれど、今回の授業で身近に感じた。」、「今までのオリンピックのイメージは、『戦って順位を決める』というもので、心の部分について何も知らなかったけれど、『戦う』の中にはいろいろな『心』の教えが入っていて、すごいものだったんだなと思った。」、「これから頑張れるような心に残る言葉をもらった。チャレンジすることに意味がある。」など、生徒たちはオリンピアンから多くのことを学んでいました。
「オリンピック教室」とは
公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)がオリンピック・ムーブメントの普及・啓発活動として取り組んでいる事業の一つです。
オリンピアンが教師役となり、自身の様々な経験などから「オリンピックバリュー(オリンピックの価値や精神)」を伝えると同時に、この価値は多くの人々が共有し、日常生活にも活かせるものであることについて、授業を通して学習することを目的としています。
実施日
令和元年9月30日(月曜日)
実施校
鶴ヶ島市立南中学校
オリンピアン
村上 睦子さん(バスケットボール):アトランタ大会出場
2年1組の様子
2年2組の様子