静岡県藤枝市原子力災害広域避難計画に基づく避難者の受入れ

概要

静岡県藤枝市は、県内にある中部電力浜岡原子力発電所において原子力災害が発生した場合の措置として、発電所から31キロメートル圏内を緊急時防護措置準備区域とし、区域に指定された住民の迅速な避難を進めるため広域避難計画を策定しました。
当計画では隣接する神奈川県を一次避難先、埼玉県は二次避難先となっていることから、災害発生時は静岡県から埼玉県に避難者の受入れ要請があり、受入れ可能と判断した市町村は対応の準備を始めます。

経緯

  • 平成26年
    国の原子力防災会議が埼玉県を含めた避難先の割振り案を示し、静岡県と埼玉県が避難者の受入れに関する協議を開始。
  • 平成28年
    静岡県が策定した浜岡地域原子力災害広域避難計画に藤枝市と焼津市の避難先を埼玉県とする内容が盛り込まれる。
  • 平成29年
    浜岡地域原子力災害広域避難計画の避難先を埼玉県から埼玉県(全63市町村)へ変更される。
  • 令和3年
    藤枝市原子力災害広域避難計画の素案に県内市町村の割振り案が示され、静岡県、藤枝市、埼玉県、県内全市町村が計画に関する協議を開始。
  • 令和6年
    藤枝市原子力災害広域避難計画に基づき、埼玉県での避難所開設・運営マニュアル(案)が本市に示される。

避難の流れ

原子力災害が発生し、藤枝市民の一次避難先として指定された神奈川県内に避難できない場合は、二次避難先である埼玉県内の全市町村が対応します。
なお、御前崎市、牧之原市、掛川市からの避難者の受入れは山梨県、長野県、愛知県、群馬県、東京都で対応します。
静岡県からの避難の受入れ要請は埼玉県を通じて行われ、本市が受入れ可能と判断した場合は避難が開始されます。
避難者に対する避難帯域時検査と簡易除染は静岡県内で行われます。

避難者数と受入れ体制

藤枝市からの避難者数は、約2,400人、約1,000世帯です。
本市は指定避難所である小中学校やその他の公共施設で受け入れる予定です。受入れ期間は1か月程度となり、初動期の運営は本市が行います。避難者は車やバスで経由地となる鶴ヶ島市運動公園 第2駐車場(大字太田ヶ谷201番地8)内の駐車場に向かい到着順に各避難所へ誘導します。

関連情報

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