開催日時
令和7年2月19日(水) 16時~16時50分
開催場所
鶴ヶ島市役所 504会議室
出席委員
有田綾子副会長、五傳木隆幸会長、高沢絢子委員、細田勝実委員、吉澤充委員、涌井智昭委員
欠席委員
佐藤克則委員、増田雅弘委員、真武公司副会長、吉原明美委員
事務局
円城寺学校教育課主席主幹、市川学校教育課主幹
議題
1 答申(素案)の内容について
2 その他
配布資料
資料1 再編後の鶴ヶ島中学校の学区編成について答申書(素案)
公開・非公開
公開
傍聴人数
0人
会議要旨
- 配付資料の説明後、答申の方向性や答申(素案)の修正点などについて協議を行った。
- 審議会の今後の進め方について説明した。
議事概要
1 開会
2 あいさつ
3 協議
(1)答申(素案)の内容について
事務局から資料1の説明。
<<会長>>
事務局から答申(素案)の説明があったが、各委員から、ご意見、ご質問があったらご発言をお願いしたい。
<<事務局>>
本日欠席をされている委員からも事前にご意見をいただいているので、お手元に配付させていただいた。参考にしていただきたい。
<<委員>>
通学距離が遠くなる生徒については、自転車通学が許可されるとなっているが、例えば雪が降ったりした際は、つるワゴン等での通学も対応可能なのか。
<<事務局>>
自転車通学を検討するに当たって、開校準備委員会や検討専門部会でも話が出ている。通学方法等の詳細については、学校が許可をするものとなっている。
<<委員>>
つるワゴン等のルートは大丈夫か。
<<事務局>>
どのコースであっても、市役所のロータリーに必ず来ることになる。鶴ヶ島中学校は市役所からも近いので、どのコースでも大丈夫であると考えている。
<<委員>>
通学路の策定は学校が指定するものだと思うが、指定する道路の事前の整備についても答申に載せていくべきか。
<<事務局>>
通学路は最終的に学校が決める。現在、開校準備委員会の下に通学体制等検討専門部会を設置している。その中で、保護者や地域の方と一緒に学区内の点検をして、整備が必要な箇所について、関係各所に要望を出していくためにまとめているところである。既に動いているが、答申の中でも配慮を求めることは可能である。
<<委員>>
欠席された委員から指摘があったように、6番の通学の安心・安全の部分に「事前交流」を組み込むのではなく、別の項目として作成した方が良いと思う。
<<事務局>>
対応していきたい。
<<委員>>
別項目にして、きちんと答申していくべきだと考える。さらに、児童・生徒の事前交流の部分で、部活動に関しても早めに生徒のために交流を通してどういう部活が必要なのかなど検討してく必要があると考える。
<<事務局>>
部活動については、令和7年度からは再編に関わる生徒が入学してくるため、鶴ヶ島中学校と西中学校の両校で、既に話し合いが始まっている。
<<会長>>
他にはいかがか。
<<事務局>>
この答申(素案)4番の「新しい鶴ヶ島中学校に通学する生徒」ということで、自転車通学について触れており、学校や生徒の負担を減らすために、教育委員会として学校に提案している。答申の記述の中で、この項目をこの場所に入れるのが良いのかなど、見せ方の工夫についての意見をお聞きしたい。また、6番の「通学の安心・安全」の枠内の②で、通学路の整備と安全教育を一緒にしてしまっているので、分けて示した方が良いかなど意見をお聞きしたい。
<<委員>>
4番の開校準備委員会については、ここではなく、別のところで触れるのが良いと考える。7ページの②小学校からの交通安全教育の充実について、十分に検討するという部分については、別にしても良いと考える。具体的にどうすればよいか。実際、小学校では、低学年から計画的に交通安全教室などを実施している。事前交流については、学区の再編についてなので、無くても良いと考える。安全が一番大事であると考えるため、通学の安心・安全に特化しても良いと考える。
<<事務局>>
教育委員会の方で、小学校からの交通安全教育の充実において念頭に置いていたのが、スケアード・ストレイト(スタントマンの事故実演による交通安全教室)を、事前交流も含めて、関係する3つの小学校合同で実施出来る機会があれば良いと考えていた。長久保小学校と新町小学校区から通学する生徒については、自転車通学が学校から1km以上という基準になれば、ほぼ全員が自転車通学となるので、その自転車の安全な乗り方などについて、より充実したものになれば良いと考える。
<<委員>>
学区を編成する際の事前交流と考えていたので、安全な通学のための事前交流とは考えていない。交通安全教育の充実については、安全だけではなく自転車点検も盛り込んでほしい。
<<事務局>>
事前交流については、通学の安心・安全と同じ項目にあるため、誤解されやすくなっている可能性がある。別に項目を立てていく。自転車点検についても、この後(案)を作成する際に盛り込んでいきたい。
<<委員>>
3ページの図について、上の文言と合っていない気がする。
<<事務局>>
「鶴ヶ島市立小・中学校の再編、再配置計画」から引用している。確認したい。
<<委員>>
4番の図について、自転車通学できる生徒数の図になってしまっている。文言の中で丁寧に説明した方が良いと考える。
<<事務局>>
図の表示について工夫する。
<<委員>>
4番のところは、言葉を変えるか、別の部分に表を持っていくかした方が良い。
<<事務局>>
(案)を作成する際に検討し、改めてご提示する。
<<会長>>
表と上の文章がリンクしていないため、誤解を招いている。整理が必要だと考える。今回の答申は、鶴ヶ島中学校が存続という表現になっている。表現がこれで良いか。事前交流については、西中学校と新町小学校などは既に交流事業などをしている。そのあたりに触れる必要はないのか。自転車の利用の問題は、通学に限らない。自転車の安全教育に特化しても良いのか、あるいは、広い意味で小学校からやっていただくのが良いのか。
<<事務局>>
(案)を作成する際に参考にさせていただく。
交通安全教育の際に少し紹介したスケアード・ストレイトについては、埼玉県が市町村の各中学校から希望を募って実施しているもの。これに合わせて小学生向けのものあるのか、確認していく。存続という表現について、今回の再編は、鶴ヶ島中学校と西中学校の両校が閉校となり、新たに鶴ヶ島中学校を開校するということ。こちらの文言は建物を中心に考えられたものになっているため、誤解を招く形になっている。修正していきたい。事前交流についても、小小、中中、小中それぞれの交流があるので、これまでの実績を踏まえて修正していく。来年度から再編を見据えた事前交流を進めるが、「おわりに」のところに事前交流を入れても良いと考える。答申の核については、安全にしっかりと触れたい。
<<委員>>
安全な自転車の乗り方という文言を入れてもらえるとイメージがつきやすい。使用されている図については、再編されて新しい鶴ヶ島中学校になると、適正範囲になるということがわかる図があると良い。スケアード・ストレイトについては、小学校では刺激が強すぎるのではないか。泣いてしまう子もいると思うので、中学校での実施で良いのではないか。事前交流については、学区審議会でも後押しをするという趣旨で、どこかに盛り込んでいただければ良い。
<<事務局>>
事前交流については、開校準備委員会の下に組織する教育課程等検討専門部会が立ち上げられている。こちらは、両中学校の先生で組織されている。この部会の中で、現在、事前交流について検討されている。例えば、宿泊学習や修学旅行の合同実施などがある。教育委員会としては、小学校にも小小連携を提案していきたい。
<<会長>>
だいぶ整理できてきた気がする。他にはいかがか。それでは、(1)についての協議はここまでとする。
(2)その他
特になし。
4 連絡事項
第3回鶴ヶ島市立小・中学校学区審議会の日程について連絡。
5 閉会