飲酒運転による事故で失うものは計り知れません。被害者の大切な命を奪うとともにその家族の人生を一瞬で変えてしまうだけでなく、運転者本人やその家族の人生をも変えてしまいます。
「少ししか飲んでいないから」、「アルコールに強いから」、「距離が近いから」など、安易な考えによる飲酒運転は大変危険です。飲酒時には、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になり、交通事故に結びつく危険性を高めます。
飲酒運転を根絶するためには、飲酒運転が非常に危険な行為であることを十分理解したうえで、運転者と周りの人が、飲酒運転は「しない!、させない!」という強い意思を持ち、みなさんでで協力することが大切です。
次の3点を必ず守りましょう。
1.お酒を飲んだら運転しない
お酒を飲んだら公共交通機関や運転代行を利用しましょう。全員が安全に帰宅できるよう、事前に参加者の交通手段を確認して調整しておきましょう。
2.運転者にはお酒を飲ませない
運転者にお酒を勧めたり、飲ませたりしてはいけません。
3.お酒を飲んだ人には運転させない
飲酒した人には絶対に運転させません。また、飲酒運転の車に同乗してはいけません。
自転車は車のなかま
自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、「車のなかま」です。そのため、飲酒したあとに自転車を運転することは、禁止されており、違反をした場合は罰則を受けます。
自転車の飲酒運転は大変危険な行為です。事故を起こした場合には、被害者の大切な命を奪ってしまったり、自分自身もけがをしたり、命を失ってしまうこともあります。
飲酒をしたら、絶対に自転車を運転してはいけません。自動車と同じように自転車を置いて公共交通機関を利用したり、自転車を手で押して運ぶようにしましょう。