計画の趣旨
鶴ヶ島市は、「美しく住みよい鶴ヶ島市の環境づくりの基本を定める条例」に基づき、平成15年に「鶴ヶ島市環境基本計画(第1期計画)」を、平成25年に「第2期鶴ヶ島市環境基本計画」を策定し、「里山と小川 風と緑と生きものと 共に生きるまち」を市の目指すべき環境像に掲げ、その実現に向けて取り組みを推進してきました。
その後、パリ協定やSDGsの採択など、わが国を取り巻く社会情勢や環境課題に対応することに加え、令和5年3月に「第2期鶴ヶ島市環境基本計画」の計画期間が終了することから、「第3期鶴ヶ島市環境基本計画」を策定しました。
なお本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づく、「鶴ヶ島市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」と「鶴ヶ島市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」、気候変動適応法第12条に基づく「鶴ヶ島市地域気候変動適応計画」を包括した計画となっています。
計画の期間
本計画の計画期間は、令和5(2023)年度から令和14(2032)年度までの10年間としています。なお、本計画に包括する地球温暖化対策実行計画で定める温室効果ガス排出量の削減目標については、国の温室効果ガス排出量の削減目標の目標年に準拠し、令和12(2030)年の目標値を設定しました。本計画の目標である令和14(2032)年度の同目標値は、必要に応じて中間見直し時に、排出量の状況や社会情勢を踏まえて、改めて設定するものとします。
対象とする環境課題
本計画が対象とする環境課題は、以下の通りとします。
鶴ヶ島市の望ましい環境像と取り組みの体系
自然と共生し、地球温暖化対策なども視野に入れた取組を進め、持続可能な社会の実現に貢献していくため、本市の望ましい環境像を「緑と水と生きものと 持続可能な社会を目指すまち」と定めます。
内包した計画
鶴ヶ島市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)
市域の脱炭素化に向けたプロジェクトです。
目標「2030年度の鶴ヶ島市の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減を上回ることを目指します。」
鶴ヶ島市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)
地域の脱炭素を牽引する市役所の脱炭素化行動プロジェクト。
目標「2030年度の鶴ヶ島市役所の温室効果ガス排出量を2013年度比で50%削減を上回ること目指します。」
鶴ヶ島市地域気候変動適応計画
気候危機の中においても市民の安全な暮らしを維持するプロジェクト。
目標「気候危機の中においても市民の安全な暮らしを維持します。」