化学物質過敏症(かがくぶっしつかびんしょう)

化学物質過敏症(かがくぶっしつかびんしょう)について

 私たちが生活している環境には、さまざまな化学物質があります。そのような化学物質を多量に浴びたり、または少量でも長期間浴びていると、体が反応して症状が現れることがあります。これを化学物質過敏症といいます。一度過敏症になると、少しの化学物質を浴びただけで症状が出てしまうことがあります。

症状を引き起こす主な化学物質

洗濯用洗剤類(衣類用洗剤、柔軟剤、染み抜き剤、漂白剤、ドライクリーニング用洗剤など)

防臭剤、消臭剤、芳香剤、掃除用洗剤(台所用洗剤、レンジクリーナー、トイレ用洗剤、ガラス用洗剤など)

化粧品類(香水、シャンプーリンス、ボディソープ、石鹸、ハンドクリーム、口紅、マニュキュア、ヘアスプレーなど)

農薬や虫対策用品(除草剤、殺虫剤、衣類防虫剤など)、塗料やインクの溶剤(筆記用具、印刷物など)、

排気ガス、エンジンオイル、工作や塗装用品(接着剤、のり、ワックス、塗料など)

医薬品(塗り薬、飲み薬、消毒薬など)、食品(保存料、調味料、香料、着色料など)

症状

頭痛、関節痛、腹痛、下痢、吐き気、動悸、息切れ、めまい、目のかすみ、耳鳴り、湿疹、かゆみ、不眠、不安、集中力・思考力の低下など

誰もが発症する可能性があります

それまでは全く症状が無かったのに、ある時を境に突然化学物質過敏症を発症する可能性があります。発症者はごく微量の化学物質にも反応するため、学校や職場の建物に入れなかったり、本や新聞の印刷物が読めなかったり、買い物に行けないなどの支障が出てきます。さらに「気にしすぎ」「怠け者」「わがまま」と言われ辛い思いをする人もいます。

予防策

室内の場合、室内空気を汚さないために適宜換気を行うようにしましょう。噴霧式・スプレー式殺虫剤や消臭剤などをしようする場合は短時間に限って使用しましょう。柔軟剤、洗剤、シャンプー、整髪料、化粧品、防虫剤、農薬等を使用をする場合は用法用量を守り、過度な使用量にならないようにしましょう。

関連リンク

厚生労働省「化学物質安全対策室のホームページ」

環境省「かんたん化学物質ガイド」

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは保健センター 成人保健担当です。

〒350-2213 鶴ヶ島市大字脚折1922-10

電話番号:049-271-2745 ファクス番号:049-271-2747

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