子育て・教育・健康・福祉
こどもの予防接種
予防接種は適切な時期に受けましょう
新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、予防接種を差し控える動きが広がっています。定期予防接種に定められている感染症は、感染した場合重篤な合併症を発症したり、死亡することもある恐ろしい病気です。
定期予防接種は感染症ごとに、かかりやすい年齢等をもとに適した接種時期を決めています。新型コロナウィルス感染症を恐れ、予防接種を延期することで、他の重篤な感染症にかかるリスクが高まります。
特に生後2ヶ月から予防接種を受け始めることは、赤ちゃんがお母さんからもらった免疫が減っていく時にかかりやすい感染症を予防するのにとても重要です。
予防接種は不要不急の外出にはあたりません。定められた時期に必ず予防接種を受けましょう。
新型コロナウィルス感染症の影響等で予防接種を見合わせていた方は、できるだけ早めに予防接種を受けましょう。(対象年齢を過ぎると定期予防接種は有料となりますのでご注意下さい。)
・厚生労働省関連ページ(遅らせないで!こどもの予防接種と乳幼児健診)
※里帰り出産などで、埼玉県外で予防接種を受ける場合には助成制度があります。事前の申請が必要ですので、必ず接種前に保健センターまでご連絡下さい。手続きには2週間ほどかかりますので、余裕をもってご連絡下さい。
予防接種実施医療機関の閉院について
下記の医療機関が令和2年5月末で閉院となりました。
東郷医院 坂戸市千代田2-8-5
予防接種を受けるにあたって
- 定期予防接種は法律により、対象者および接種期間などが決まっています。費用は、対象年齢であれば無料です。
- 対象年齢が1歳から2歳未満の場合は、「1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで」です。
- 接種場所は医療機関となります。「令和2年度鶴ヶ島市こどもの予防接種のご案内」をご覧下さい。(ご案内掲載以外の埼玉県内の医療機関でも接種可能です。詳しくは、保健センターまでお問い合わせ下さい)
- 接種当日は予診票と母子健康手帳を必ずお持ちください。
- 予防接種はまれに副反応が生じる場合がありますので「予防接種の注意事項」をお読みください。
-
接種のスケジュールについては、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(新しいウインドウで開きます)等を参考に、かかりつけ医と相談のうえ決定して下さい。
乳幼児の予防接種
※予診票は2か月児のお子さんを対象に郵送しています。MR(2期)のみ、小学校就学1年前(幼稚園等の年長時)の4月に郵送しています。
四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、三種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風)
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
1期 生後3か月から90か月に至るまでの間 (初回3回は生後3か月‐12か月の間が望ましい) |
初回(3回) 追加 |
不活化ポリオ
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
1期 生後3か月から90か月に至るまでの間 (初回3回は生後3か月‐12か月の間が望ましい) |
初回(3回) 追加 |
平成24年9月1日からポリオの定期接種ワクチンが、生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンになりました。
小児肺炎球菌
対象者 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
生後2か月以上7か月未満 | 初回接種3回 追加接種1回 |
【初回接種】27日以上の間隔で3回接種 【追加接種】初回3回終了後60日以上の間隔をあけて、生後12か月以降(標準としては生後15か月までに)に1回接種 ※ただし、初回2回目及び3回目の接種は生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと(追加接種は実施可能)。また、初回2回目の接種が生後12か月を超えた場合、初回3回目の接種は行わないこと(追加接種は実施可能)。 |
7か月以上12か月未満 | 初回接種2回 追加接種1回 |
【初回接種】27日以上の間隔で2回接種 【追加接種】初回2回終了後60日以上の間隔をあけて、生後12か月以降(標準として生後か15月まで)に1回接種 ※初回2回目の接種は生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと(追加接種は実施可能)。 |
1歳以上2歳未満 | 2回 | 60日以上の間隔で2回接種 |
2歳以上5歳未満 | 1回 | - |
ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)
対象者 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
生後2か月以上7か月未満 | 初回接種3回 追加接種1回 |
【初回接種】27日以上の間隔で3回接種 【追加接種】初回3回終了後7か月以上経過してから1回接種 ※初回2回目及び3回目の接種は、生後12か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。この場合も追加接種は可能であるが、初回接種に係る最後の接種終了後27日(医師が必要と認めた場合20日以上)以上の間隔をおいて1回行うこと。 |
7か月以上12か月未満 | 初回接種2回 追加接種1回 |
【初回接種】27日以上の間隔で2回接種 【追加接種】初回2回終了後7カ月以上経過してから1回接種 ※初回2回目の接種は、生後12か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。この場合も追加接種は可能であるが、初回接種に係る最後の接種終了後27日(医師が必要と認めた場合20日以上)以上の間隔をおいて1回行うこと。 |
1歳以上5歳未満 | 1回 | - |
麻しん・風しん混合(MR)
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
1期 12‐24か月未満 |
1回接種 |
2期 5歳‐7歳未満で、小学校就学日の1年前から就学日の前日までの間 (平成26年4月2日から平成27年4月1日までの生まれの方) |
1回接種 |
BCG
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
生後1歳に至るまでの間 (生後5か月から8か月頃に接種) |
1回接種 |
日本脳炎(1期)
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
生後か6月から90か月に至るまでの間 (標準的接種年齢:初回3歳、追加4歳) |
初回(2回) 追加 |
水痘(みずぼうそう)
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
生後12か月から36か月に至るまでの間 |
初回(1回) 追加 |
B型肝炎
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
生後1歳に至るまでの間 |
初回、2回目 3回目 |
※母子感染予防として、出生後すぐB型肝炎予防接種を行なった方は、健康保険が適用されるため、定期予防接種の対象とはなりませんのでご注意ください。
ロタウイルス
※令和2年10月1日から定期接種となりました。令和2年8月1日以降に生まれたお子さんが対象です。
ワクチン名 | 対象年齢 | 受け方 |
---|---|---|
ロタリックス(1価) | 出生6週0後から 出生24週0日後まで |
【接種回数】2回 【初回接種】出生14週6日後までに接種 【2回目】初回接種から27日以上の間隔で接種 |
ロタテック(5価) | 出生6週0後から 出生32週0後まで |
【接種回数】3回 【初回接種】出生14週6日後までに接種 【2回目】初回接種から27日以上の間隔で接種 【3回目】2回目接種から27日以上の間隔で接種 |
児童の予防接種
※予診票について
・二種混合予防接種の予診票は小学6年生の4月に、日本脳炎第2期の予診票は小学4年生の4月に、市内小学校を通じて配布します。(市外の小学校に通っている人で、予防接種を希望する場合は、保健センターにお問い合わせください。)
・子宮頸がん予防接種の予診票は、鶴ヶ島市内、坂戸市内の接種協力医療機関に設置してあります。それ以外の埼玉県内の接種協力医療機関で接種する場合は、予診票を送付しますので、あらかじめ保健センターにご連絡ください。
二種混合(ジフテリア、破傷風)
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
11歳〜13歳未満(標準的接種年齢:小学校6年生) |
1回接種 |
日本脳炎
対象年齢 | 受け方 |
---|---|
9歳〜13歳未満(標準的接種年齢:小学校4年生) | 1回接種 |
子宮頸がん
子宮頸がんを予防するワクチンは、下記の2種類あります。接種の途中で別のワクチンで接種することはできませんので、医師と相談の上、接種するワクチンを選んで下さい。
対象者
小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女子(標準的接種年齢:中学校1年生)
接種回数・間隔
ワクチン名 | 接種回数 | 接種方法 |
---|---|---|
2価ワクチン(サーリバックス) | 3回 | (1) 初回接種 (2) 2回目の接種 初回接種から1か月後 (3) 3回目の接種 初回接種から6か月後 ※上記方法で接種できない場合、2回目の接種は初回接種から1か月以上の間隔をおいて、3回目の接種は初回接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて接種できます。 |
4価ワクチン(ガーダシル) | 3回 | (1) 初回接種 (2) 2回目の接種 初回接種から2ヶ月後 (3) 3回目の接種 初回接種から6ヶ月後 ※上記接種方法で接種できない場合、2回目の接種は初回接種から少なくとも1か月以上、3回目の接種は2回目の接種から少なくとも3か月以上の間隔をおいて接種できます。 |
※現在、積極的な接種勧奨が差し控えられています。
詳しくは、「子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨の差し控え」についてのページをご覧下さい。
関連ファイルダウンロード
- ロタウイルスワクチン実施医療機関一覧PDF形式/391.08KB
- 令和2年度こどもの予防接種のご案内PDF形式/1.25MB
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは保健センター 保健予防担当です。
〒350-2213 鶴ヶ島市大字脚折1922-10
電話番号:049-271-2745 ファックス番号:049-271-2747
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