平和について考えてみませんか?

 日本は、第2次世界大戦において、軍人・民間人併せて約300万人もの人が犠牲となりました。終戦後70年以上がたち、戦災の記憶は次第に風化されつつあり、また、戦争を知らない世代が多くなりました。

 悲惨な戦争を繰り返さないためにも、当時の状況を知っていただき、考えていただくことが、平和を維持していくうえで重要なことと考えています。現在、ロシアがウクライナに侵攻し、世界平和が脅かされています。

 これを機に、ご家庭や職場でも平和の尊さ、大切さを考えてみませんか?

平和都市宣言

 市制施行20周年記念事業として開催した「鶴ヶ島市 こども議会」では、「わたしたちの平和宣言」として、将来にわたり夢や希望が持てるまちづくりの実現に向けた純粋な想いを表し、子どもたち自身で誓いをたてました。

 市では、この誓いを真摯に受け止めるとともに、平和への意志を表すため、「鶴ヶ島市平和都市宣言」を制定しました。

 鶴ヶ島市平和都市宣言 [PDF形式/89.51KB]

 市では、広島市から被爆アオギリ二世の苗を譲り受け、平成24年度の児童派遣参加者に植樹していただき、市役所南側で育てています。

 被爆アオギリ二世の親木のアオギリは、爆心地から北東1.3 kmにある旧広島逓信局(広島市中区東白島町)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、被爆者に生きる希望を与えました。その後、このアオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園内に移植され、今でも樹皮が傷跡を包むようにして成長を続けています。被爆アオギリ2世は、このアオギリの種から育てられたもので、「平和を愛する心」、「命あるものを大切にする心」を育み、平和の尊さを伝えるとともに、過ちを再び繰り返さないよう、被爆の実相を後世に伝えます。

広島平和記念日

 昭和20年8月6日午前8時15分に人類史上最初の原子爆弾が広島に投下されました。

 広島の平和記念公園では8時から原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)前で「平和祈念式典」が開催されます。原子爆弾の投下時間の8時15分から1分間の黙とうが捧げられます。 

広島市平和記念式典児童派遣事業

 平成24年度から毎年、平和記念式典に、市民の代表として、小学6年生8名を派遣する事業を実施しています。

 この派遣事業は、鶴ヶ島の未来を担う子どもたちが全世界の恒久平和の実現を祈念するとともに、広島平和記念資料館を見学することにより、戦争の悲惨さと平和の尊さを市民に伝えていくことを目的としています。

 参加者は、派遣事業により得たこと、感じたことなどを参加報告会や各小学校で報告していただいています。

広島市(リンク)

広島平和記念資料館(リンク)

広島平和記念資料館被爆体験講話のページ(リンク)

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

 昭和20年8月9日午前11時02分に、長崎市に原子爆弾が投下されました。

 原爆犠牲者の冥福を祈り、核兵器廃絶と恒久平和の実現を世界に訴えるため、長崎市は長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を開催しています。原爆投下時間の午前11時2分から1分間黙とうが捧げられます。

ながさきの平和(リンク)

ながさきの平和 キッズ平和ながさき(こども向け、リンク)

ながさきの平和 体験を読む・聞くページ(リンク)

終戦の日

  政府は、8月15日を先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平和を祈念するため、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定め、全国戦没者追悼式が行われています。

 全国戦没者追悼式に合わせ、8月15日正午から1分間黙とうを捧げましょう。

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総務人権推進課 庶務人権担当です。

〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190

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