令和6年度所管事務調査の報告について

所管事務調査とは

 所管事務調査とは、常任委員会が自主的にその委員会が所管する事務について市政の各分野における課題の解決に向けて調査を行い、市長等の執行機関に対して具体的な政策や施策を積極的に提言するものです。令和6年度は、総務産業建設常任委員会及び文教厚生常任委員会で所管事務調査を行いました。

総務産業建設常任委員会

テーマ 誰でも楽しめる公園

 市民と議員の懇談会や鶴っ子議会で、市内の公園に関して、遊具が少ない、バスケットコートが欲しい、きれいなトイレにして欲しい、夏に雑草が多く遊べなくなる等の意見がありました。今後、整備される公園に関して、ハード面、ソフト面を含め、多くの市民、誰もが一緒に楽しめる公園について調査・研究を進めました。

 市内の公園9か所と近隣市の公園2か所、茨城県にあるストリートスポーツパーク・ゴカを視察し、それを基に委員間討議を行い、「誰でも楽しめる公園について」の提言書をまとめ、市長に提言をしました。

総務産業建設常任委員会2

「誰でも楽しめる公園について」の提言書(新しいウィンドウで開きます)

1.公園に設置する遊具の増設

2.公園の園路、ベンチ、トイレ等の整備

3.スケートボート場の設置

 

文教厚生常任委員会

テーマ こどもの居場所づくり

 鶴っ子議会で、クラスに入れない児童のために自分の特性に合わせたことをする場所を設置することで、より多くの児童が学校に居場所ができるのではという意見がありました。

 市内では、一部の小・中学校で、学校に来ても教室に入ることができない児童・生徒のために、スペシャルサポートルーム(※)を設置していることから、こどもの居場所づくりについて調査・研究を進めました。

 議員を対象にした授業公開時に、各学校のスペシャルサポートルームを調査し、それを基に委員間討議を行い、「こどもの居場所づくりについて」の報告書をまとめ、議長に報告をしました。

文教所管事務調査

「こどもの居場所づくりについて」の報告書の内容

 各学校では、児童・生徒に対して、人員が満足でない中、それぞれにスペシャルサポートルームの設置やそれに類似した対応をしており、その取組は、評価できる。しかし、スペシャルサポートルームを必要とする学校からは、人員の確保を望む声が多かった。市及び教育委員会は、各学校のニーズに合った対応ができる体制を整えていただきたい。

 

※スペシャルサポートルーム 学校には登校できるが、教室に行くことができない児童・生徒のための部屋

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