日時
令和3年10月21日(木)10時00分~11時30分
場所
鶴ヶ島市立中央図書館 2階 視聴覚室
出席者
舩木委員、佐藤委員、松本委員、平田委員、千葉委員、岩谷委員、牧野委員、関委員、松村委員
欠席者
松田委員
事務局
蓜島生涯学習スポーツ課長、砂生生涯学習スポーツ課主査
説明員
鶴ヶ島市立図書館 宇佐美館長、岩間副館長
傍聴人
なし
内容
議題1 「第4次子ども読書活動推進計画」について
要旨
議題1 「第4次子ども読書活動推進計画」の素案を提示し、図書館協議会委員の意見を聴いた。
会議録
会議の経過
1 開会
2 あいさつ
3 審議内容について
「第4次子ども読書活動推進計画」の資料、アンケート結果について意見を聴いた。
議 長 議題1「第4次子ども読書活動推進計画」について、事務局より説明をお願いします。
事務局 「第4次子ども読書活動推進計画」について説明。
議 長 事前配布した「第4次子ども読書活動推進計画」の素案について、皆さんのご意見をお願いします。
委 員 市立幼稚園、保育園等のアンケートで、団体貸出や出張おはなし会のサービスを把握していない施設があったと いうが、実際にそういったサービスをしているのか。
館 長 施設からの依頼に応じ、団体貸出や出張おはなし会を行い、図書館の利用につなげている。
委 員 市立幼稚園、保育園等のアンケートで、読み聞かせの時間を取っている施設が100%ではなかったことが残念だった。
委 員 読書量のアンケートで読書にマンガは含まないとあったが、考え方について伺いたい。
事務局 全国規模で行っている学校読書調査に併せてアンケートを行ったので、マンガは含まないとしたが、鶴ヶ島市立図書館では開館当初から積極的に集めており、マンガについては肯定的である。マンガはメディアのひとつであると考えている。
議 長 城西大学でも、マンガは学問の導入として有効であるという見方から、マンガを介して専門書につなぐ特集を組むなどしている。
児童・生徒への電子媒体の普及状況について意見を聴いた。
委 員 計画の目標値を読書量とするのは、無理があるのではないか。子どもたちは、マンガよりYouTubeに夢中になっており、なかなか読書に結びつかない。
議 長 メディアが変化しつつあるので、目標設定として読書量を挙げるのは難しくなりつつある。
課 長 GIGAスクール構想により小・中学生にタブレット端末が配付されたが、調べ学習に紙の百科事典を使ってほしいと考えても難しい時代となった。本計画では目標値は全国アンケートに合わせたが、学校図書館の活用としてデジタル資料と紙の資料の両面から授業支援していくことを明示させていただいた。
委 員 中学校では、1日約6時間タブレット端末を使用しており、意見交換やノートもタブレット上で行っている。調べものもGoogleで良いとしている。紙の本に触れるのは朝読書の10分間のみ。学校図書館に行く生徒も減っている。
委 員 今までにない取組として、市立図書館と学校図書館の共同研修があるが、今後どう展開していく予定か。
事務局 今年度から学校司書研修に市立図書館のスタッフも参加して、共同研修を行っている。今後は、感染症対策を含めて先生にも参加しやすい方法を考えていきたい。
委 員 最近、図書館で子どもたちを見かけなくなった。もっとPRが必要ではないか。
委 員 以前は、図書館の絵本コーナーにはいつも子どもたちがいた。子どもに来てもらうには、大人へのアプローチが必要となる。
議 長 うっかりしていると、コロナが収束したら誰も来なくなったということになりかねない。コロナ以降を見据え、人と会って活動できる環境を図書館が整える必要がある。
委 員 坂戸市で視覚障害者のパソコンのボランティアをしており、電子図書館に期待している。電子図書館やデータベースの使い方を学ぶ講習会を開催してほしい。
館 長 中央図書館のロビーや若葉駅前カウンターで講習会を開催する予定だったが、感染症対策による利用制限でできなかったので、YouTubeに電子図書館の利用案内動画をアップした。現在、感染者数が落ち着いているので、開催を検討したい。
議 長 電子図書館は商品名だが、本来はレファレンスや学習支援が機能して初めて電子図書館といえるのだと思う。今後どう使っていけば効果的な利用ができるのか検討していく必要がある。
委 員 学校図書館から市立図書館に直接アクセスして、子どもたちに資料を届けられるようになると良い。電子図書館の利用も子どもたちに説明できれば、市立図書館を利用するきっかけになると思う。
委 員 将来的に利用カードは、生徒手帳やマイナンバーと連動し、もっと簡単に貸出・返却ができる時代が来ると思う。
議 長 他にご意見が無ければ、本日の審議を終了します。
閉 会