本来、こどもをあたたかく守り育てるべき親や親に代わる養育者が、こどもの心や体を傷つけ、健やかな成長や人格の形成に重大な影響を与える行為をいいます。
虐待は、こどもに対する著しい人権侵害です。
親が「しつけ」と思っている行為でも、現実にこどもの心や体が傷つく行為であれば、それは「虐待」です。
親の立場よりも、こども立場で判断することが大切です。
児童虐待は以下の4つに分類されます。
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、おぼれさせる、首を絞める、縄などに一室に拘束する など
こどもへの性的行為、性行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、こどもの目の前で家族に対して暴力をふるうこと(ドメスティックバイオレンス:DV)や配偶者間でけんか(こどもに精神的苦痛を与えるほどの言動)をすること、きょうだいに虐待行為を行う など
児童虐待の件数は依然として増加しており、大切なこどもの命が奪われる悲しい事件も後を絶ちません。地域の方々のちょっとした「目くばり」「気くばり」でこどもを虐待から救えます。「おや?」と気になることがありましたら、迷わずご連絡ください。
こども家庭センター:049-277-6055
川越児童相談所:049-223-4152
※休日および夜間については、埼玉県虐待通報ダイヤル#7171(つながらない場合は048-762-7533)
または、児童相談所全国共通3桁ダイヤル189(いちはやく) におかけください。
こども家庭センター 〒350-2213 鶴ヶ島市脚折1922-10(保健センター内)
電話番号:049-277-6055 ファクス番号:049-271-2747
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