令和4年度第1回文化財保護審議委員会(令和4年8月8日開催)

概要

  • 日時
    令和4年8月8日(月)14時00分~15時00分
  • 場所
    鶴ヶ島市役所 1階 101会議室
  • 議題
    1.正副委員長の選出について
    2.令和4年度文化財保護審議委員会事業計画(案)について
    3.「若葉台遺跡及び羽折遺跡出土 奈良三彩」を市指定の文化財にすることについて(教育委員会の諮問に対する答申について)
  • 報告事項
    4.市指定天然記念物「慈眼寺の黒這松」樹勢関係について
    5.県指定天然記念物「脚折のケヤキ」保護保全事業について
  • 会議の要旨
    ・審議委員の互選により、審議委員会委員長に村田健二氏、副委員長に岩本克昌氏が選出された。
    ・令和4年度文化財保護審議委員会事業計画を事務局案どおり決定した。
    ・教育委員会からの諮問「若葉台遺跡及び羽折遺跡出土 奈良三彩」を市の指定文化財にすることについて、妥当であると決定した。委員会からの答申文については、事務局の答申案を一部修正することとした。
    ・事務局より、市指定天然記念物「慈眼寺の黒這松」の樹勢状況について報告した。
    ・事務局より、県指定天然記念物「脚折のケヤキ」保護保存事業について報告した。
  • 配布資料
    ・令和4年度文化財保護審議委員会会議次第
    ・資料1~資料4
  • 担当
    教育部 生涯学習スポーツ課 文化財担当(285-2194)

会議録

  • 出席者
    村田委員、岩本委員、山下委員、中野委員、栗原委員
  • 欠席者
    なし
  • 事務局
    蓜島課長、本多主査
  • 傍聴人
    なし

議事


【協議事項】

1 正副委員長の選出について

質疑 なし

表決 委員全員賛成

2 令和4年度文化財保護審議委員会事業計画(案)について

質疑(会議の経過)

事務局  (資料1に基づき説明)

委員   文化財展はスタンプラリーをイメージすればよいか。

事務局  お見込みのとおりである。市役所・中央図書館・若葉駅前出張所の3箇所を展示会場とし、それらを巡ってもらう予定である。会場選定には駐車場の利便性等を考慮した。

委員長  周知はどのように行うのか。

事務局  チラシやポスター、HPのほか、若い人にも関心を持ってもらうため、当市イメージキャラクターつるゴンを活用したPRを考えている。

委員   対象に直接チラシを配ることは大切である。配る予定はあるか。

事務局  学校を通じて配布予定である。

委員   配布対象は小学生だけか。中学生・高校生にも配るのか。

事務局  今のところ小中学生を対象と考えているが、残部等を考慮し、配布先は検討したい。

委員   一般に向けてという意味で、市民センター等にチラシを置くことはできないか。

事務局  市内各施設にて、ポスターの掲示とチラシの配架を行う予定である。

委員   自治会の回覧板は活用できないか。

事務局  検討したい。

委員長  景品は具体的にどのようなものを考えているか。

事務局  長く手元に持って貰えることから、定規を作成したいと考えている。

委員長  他に意見が無ければ、令和4年度の事業計画については事務局案どおりとする。

表決   委員全員賛成

3 「若葉台遺跡及び羽折遺跡出土 奈良三彩」を市指定の文化財にすることについて(教育委員会の諮問に対する答申について)

質疑(会議の経過)

事務局  (資料2に基づき説明)

委員   事務局作成の答申案について、「学術的観点から貴重である」という文言で十分であり、「十分に価値のあるものといえる」「有益かつ代えがたい資料」とまで審議会で言う必要はないだろう。素晴らしいということまでが審議会の役割である。また、文章の締め方も、市指定文化財とすることが相応しい、もしくは妥当であるといった表現が適切ではないか。

委員長  指定を決定するのは教育委員会であるため、委員会からの答申としてはそのような表現が妥当である。

事務局  ご指摘の形で修正したい。

委員   答申案では出土資料と表記しているが、本資料とするのが正しい。

事務局  こちらも修正する。本年度はもう委員会を予定していないため、修正したものは委員長に見ていただき、委員長一任ということでよろしいか。

委員一同 異議なし。

委員   教育委員会の日程は。

事務局  24日である。修正したものを、22日に教育長に提出する予定である。

委員長  他に意見が無ければ、事務局案を修正したものを、文化財保護審議委員会の答申とする。

表決   委員全員賛成

【報告事項】

4 市指定天然記念物「慈眼寺の黒這松」樹勢関係について

質疑 なし

5 県指定天然記念物「脚折のケヤキ」保護保存事業について

質疑(会議の経過)

事務局     (資料4に基づき説明)

委員   実際の樹木を見に行くと、非常に傷んでいるように感じる。樹木医や専門家の見立てでは、十分な活力があるということか。

事務局  平成初期の頃に行った樹勢回復に成功し、枝葉が繁茂したことから、その荷重によってウレタン部との隙間ができたり、枝受けのズレが生じたりすることとなった。生命力が保てているということではあるが、重量が掛かり過ぎているため今回は緊急的に軽くする措置を取った。不定根が樹の上の方から出ており、まだ地面まで届いていないが、地面まで誘導ができれば更によい状態になると考えている。

委員   道路上に出ている枝は切るべきだと考えていたが、樹勢に影響はないか。

事務局  不明である。今回枝を切ったのは安全面からであることと、枝受けの付け替えを行うためであり、手順的な問題であった。樹木医からは根が元気であれば今後葉は出ると言われている。

委員   資料3の所有者のところには住所が入っていないが、資料4の所有者のところには住所が入っている。行政の作る資料としては統一した方がよい。

事務局  次回から改めたい。

 

委員長  それでは、令和4年度第1回文化財保護審議委員会を閉会とする。

 

令和4年度第1回文化財保護審議委員会会議次第 [PDF形式/68.31KB]

資料1~資料4 [PDF形式/4.83MB]

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