開催日時
令和4年度5月20日(金) 18時30分~20時
開催場所
鶴ヶ島市役所 504会議室
出席委員
安藤和雅委員、内野泰司副会長、大塚肇会長、鹿内信弘委員、島田慶嗣委員、鈴木礼子委員、真武公司委員、三浦淳平委員、山本享副会長
欠席委員
村江久美子委員
事務局
宮崎学校教育課主席主幹、飯塚学校教育課主査
議題
1 諮問内容等について
2 今後の進め方について
配布資料
資料1 鶴ヶ島市立小・中学校学区審議会委員(鶴ヶ島市情報公開条例第7条の規定により非公開)
資料2 鶴ヶ島市立小・中学校学区審議会条例
資料3 鶴ヶ島市立小・中学校通学区域に関する規則
資料4 学区図
資料5 鶴ヶ島第二小学校から南中学校への進学人数一覧
資料6 通学区域に関する「市長へのメール」より(抜粋)
資料7 鶴ヶ島市小・中学校の再編、再配置計画
資料8 鶴ヶ島市立小・中学校学区審議会の予定(案)
資料9 通学区域に関するアンケート調査 実施要領(案)
資料10 通学区域に関する意見交換会 実施要領(案)
公開・非公開
公開
傍聴人数
0人
会議要旨
- 島田委員が仮議長として選出され、会長と副会長2名を互選した。会長に大塚委員、副会長に内野委員、山本委員が選出された。
- 審議会に、「南中学校区の鶴ヶ丘地区(鶴ヶ島第二小学校から南中学校に進学する地域)について」を諮問した。
- 審議会の今後の進め方について説明した。
- 配布資料の説明後、資料内容について協議を行った。
議事概要
1 開会
2 委嘱状交付(教育長より各委員へ委嘱状の交付)
3 教育長あいさつ
4 自己紹介
各委員及び事務局職員の自己紹介を行った。
5 会長及び副会長の選出
仮議長として、年長者である島田委員を選出した。
会長に大塚委員、副会長に内野委員、山本委員を選出した。
6 諮問書の交付
教育委員会から会長に諮問書の交付。
7 協議
(1)諮問内容等について
事務局から諮問文の朗読。資料3~7の説明。
<<会長>>
事務局から諮問内容等の説明があったが、各委員から、ご意見、ご質問があったらお願いしたい。
<<委員>>
10年前の審議会にも委員として出席した。当時、この鶴ヶ丘地区は南中学校に進学するという地域と教育委員会で協定等を結んだと聞いている。そのようなものがあるのか。
<<事務局>>
昭和59年学区審議会にて、南小学校、南中学校、西中学校の新設に伴い、学区を変更した。その際に、鶴ヶ丘第二及び鶴ヶ丘第六自治会から、学区変更を受け入れる代わりに、将来の生徒数の増減によって再度の学区変更を拒む要望書が提出されたという記録がある。
事務局としては、こういった経緯を踏まえながらも、現在の子どもたちにとって望ましい通学区域は何なのか、改めて検討する必要があると考え諮問した。
<<委員>>
今までの経緯などの前提条件を踏まえて審議するのか、それとも白紙の状態で審議するのか。
諮問書の理由の中で、特別な理由がない限り、指定校変更は認めていないとあるが基準を聞きたい。
<<事務局>>
指定校変更の基準は資料3「鶴ヶ島市立小・中学校通学区域に関する規則」の別表3のとおりとなっている。
鶴ヶ島第二小学校から南中学校に進学する際に、友人が少ないという理由で、藤中学校への進学を認めてはいない。
<<委員>>
鶴ヶ丘第五自治会に南小学校に通う児童が兄弟で引っ越してきた。学区は鶴ヶ島第二小学校になるが、南小・中学校に通学した。どういった基準で判断されたのか。
<<事務局>>
「鶴ヶ島市立小・中学校通学区域に関する規則」の別表3の基準に基づき、個別に判断している。
<<委員>>
通学区域を考える際に、子どもが不登校にならないように、行きたい学校に行けるようにしてあげたい。昔と今は子どもの数など状況が変わってきた。そろそろ通学区域を見直してもよいのではないか。10年以上前からどうにかならないかとの話を聞いてきた。
<<委員>>
鶴ヶ島第二小学校の児童が全員藤中学校に進学した場合、南中学校の生徒数が減る。南中学校の生徒が減ることに対して、どのように考えているのか。
<<事務局>>
南中学校は南小学校と再編し、小中一貫教育校とすることを計画している。推計では基本的に、一学年二学級程度で推移すると見込んでおり、一校あたり12~18学級の適正規模を維持できる見込みである。
(2)今後の進め方について
事務局から資料8~10の説明。
<<会長>>
事務局から説明があったが、各委員から、ご意見、ご質問があったらお願いしたい。
<<委員>>
この学区審議会の中で、進学先の変更が決まったら、令和5年度から変更となるのか。
<<事務局>>
学区審議会から学区が変更となる旨の答申をいただき、通学区域を変更するためには教育委員会会議に諮る必要がある。事務局としては、来年の通学区域の変更も想定し、準備を進めている。
<<委員>>
鶴ヶ島第二小学校の児童にアンケート調査をするとのことだが、全員同じ回答になるとは限らない。上に兄弟がいるため、南中学校に行きたい児童がいるかもしれない。そういった児童も配慮してほしい。
<<委員>>
令和5年度に通学区域が変更になった場合でも、経過措置として、例外を認めることは必要だと思う。上の子が南中学校、下の子が藤中学校となった場合、保護者も大変だと思う。
<<事務局>>
ご指摘のとおり、経過措置の対応は必要だと考えている。ただ、期間について、ずっとではなくある程度の期間を定めて運用する必要もあるのではないかと考えている。
<<委員>>
通学区域にこだわる理由は何なのか。
<<事務局>>
児童・生徒の通学の安全という観点から通学区域は必要だと考える。遠くなればなるほど安全上の課題は増える。自由学区となると、通学する児童・生徒数の把握が難しく、必要な教室数や教員の確保が難しくなる。
<<委員>>
アンケート調査について、保護者に聞いているのか、子どもに聞いているのか曖昧な質問がある。集計の際、まとめるのか難しいのではないか。低学年の児童は答えられない。ご家庭でよく話し合ってくださいと書いた方がよいと思う。
<<委員>>
子どもの意見を聞くためにアンケート調査をする趣旨からすると、児童の回答欄は必要だと思う。
<<委員>>
子どもと保護者、別々にアンケート調査はできないのか。
<<委員>>
低学年の児童には、このアンケート調査は難しいかもしれない。
<<委員>>
中学生の3年間はとても大事だと思う。子どもの意思を尊重してほしい。子どもが不登校にならないように検討するべきだと思う。
<<会長>>
アンケート調査の問3と問4は回答欄を二つ設けて、児童と保護者が回答できるようにするのはいかがか。問いかけとしては児童と保護者に問いかける方がよいと思う。
<<委員>>
その方がよいと思う。
<<事務局>>
再度、アンケート調査(案)についてたたき台を作成する。委員の皆様に、再度確認していただいた後に、アンケート調査を実施する。
8 連絡事項
第2回鶴ヶ島市立小・中学校学区審議会の日程や報酬等の支払いについて連絡。
9 閉会