自殺は「個人の問題」とされがちです。
実際は、病気やケガ、失業や借金、介護や育児の負担、いじめや虐待、過労やストレスといった個人と社会の要因が絡み合い、「心理的に追い込められた末の死」と言われています。
「死にたい」「生きたい」との気持ちの間で揺れ動き、不眠、体調不良、自殺をほのめかす言動などのサイン(予兆)を発することが多いとされています。
このSOSに身近な人が気づき、声をかけ、耳を傾け、専門家につなげ、見守ることで、自殺は防ぐことができます。
このはたらきかける人を「ゲートキーパー(命の門番)」といいます。
現代社会では誰もが心の健康を損なう可能性があります。自殺を特別なことにせず身近な問題として受けとめれば、一人一人は大切な人の「ゲートキーパー」です。
気づき・声かけ
元気がない、ため息が多い、食欲がない、眠れていないなど、身近な人のいつもと違う様子が気になったら、自分なりに声をかけてみます。
耳を傾ける
しっかり相手と向き合い、言い分をそのまま受けとめます。うなずくだけでも十分です。これまで苦しんできたことをねぎらい、相手は「自分は独りでなかった」と安心できます。激励や説教は禁物です。
つなぐ
相談を受けた側は、一人で抱えず、内容によっては早めに病院や相談機関の専門家につなぎます。本人のプライバシーを守りながら、家族や上司・友人らの協力を求めます。
見守る
世話を焼き過ぎず、少し気に留める程度で、いつもと変わらぬ態度で、温かく、長い目で見守ります。
SNS相談(厚生労働省)(厚生労働省のホームページ)
年齢・性別を問わず、 LINE・チャットなどで相談ができます。
電話予約制 TEL 048-723-6811 ( 平日9:00〜17:00)
住所:伊奈町小室818-2(ニューシャトル・丸山駅下車)
TEL 048-723-1447
TEL 0570−064−556(平日 9:00〜17:00)
一般的な生活上の悩みをはじめ、生活困窮者等に対する総合的な電話窓口です。
TEL 0120-279-338 (24時間対応)
TEL 048−645−4343 (24時間 365日)
どんな悩みも受けとめる18歳までの子どもがかける無料の電話です。
TEL 0120−99−7777 (毎日16:00〜21:00)
チャット相談もあります。
生活全般及びこころの健康を、弁護士や専門の職員がお受けします。
相談場所 JACK大宮5階(さいたま市大宮区錦町682-2)
原則木曜日 15:00〜19:00
電話予約制 TEL 048−782−4675
月曜日から金曜日 8:30〜17:15
TEL 049−283−7815
住所:坂戸市石井2327-1
鶴ヶ島市役所 1階 〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1
電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190
メールでのお問い合わせはこちら