健康・医療・福祉

食中毒を予防しましょう!

食中毒とは、汚染された食品を摂取することで発生する、下痢やおう吐、発熱等の症状のことです。

食中毒は毎日の家庭の食事でも発生する危険性があります。予防の原則は「菌をつけない、増やさない、やっつける」です。

食中毒発生状況

細菌による食中毒は夏に、ウイルスによる食中毒は冬に発生する傾向があります。

食中毒発生件数

出典:埼玉県「食の安全について学んでみませんか」資料

台所に潜む食中毒の危険

食中毒は飲食店などの外食だけでなく、家庭でも発生しています。

厚生労働省の統計では、家庭での食中毒発生件数は全体の1割程度ですが、家庭では食中毒を認識されないケースが多いため、実際にはもっと多く発生していると推測されています。

 

食中毒を防ぐ6つのポイント

食品の購入

 

家庭での保存

 

下準備

 

調理

 

食事

 

残った食品

 

気を付けたい食中毒

▼発生件数の多い食中毒

名称 主な原因食品 主な症状 予防方法
カンピロバクター 鶏肉、牛肉 下痢、腹痛、嘔吐、発熱

・食品の中心部までの十分な加熱

・調理器具の洗浄・消毒、使い分け

ウエルシュ菌

煮物や大量調理食品
(カレーやシチューなど)

下痢、下腹部痛、嘔吐

・前日調理は避け、加熱調理後はできるだけ早く食べる。

・急速加熱、急速冷却

ノロウイルス 感染者の便や吐しゃ物、汚染した手指の二次汚染があった食品、二枚貝(カキ)

下痢、腹痛、嘔吐、発熱

 ・調理をする人の健康管理、手洗いの徹底

・二枚貝の中心部までの十分な加熱

埼玉県「食中毒追放計画」を参考に作成

エコバッグでも食中毒予防

レジ袋有料化に伴い、身近な存在となったエコバッグですが、目につく汚れや匂いがなくても、知らない間に肉や魚の汁、野菜の土などがエコバッグに付着することがあります。

そのまま使い続けると、食中毒菌が増殖し、新たに購入した食品に菌が付着してしまいます。

エコバッグを清潔に使うためのポイント

・定期的に洗いましょう。

・肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう。

・冷たい食品とあたたかい食品が密着しないようにしましょう。

・食品と日用品を入れるバッグを分けましょう。

・食品の持ち運びは短時間で行いましょう。

 

手洗いのタイミング

手洗いは食中毒予防や感染症予防の基本です。

手洗いの手順

(1)水で汚れを洗い流す。

(2)石けんを泡立てて、手のひらを5回こする。

(3)手の甲を伸ばすように洗う。

(4)指先、爪の間をこする。

(5)握手して、指の間をこする。

(6)指を1本ずつねじり洗い。

(7)手首を握って、くるくるこする。

(8)石けんと汚れを洗い流す。

(9)きれいなハンカチなどでふく。       埼玉県「手、洗った?新型コロナウイルス対策に有効です」参照

手洗い体験2

※令和3年6月に市役所にて行った「食育月間」展示期間に、食生活改善推進員協議会による手洗い体験を実施し、41名の方が体験しました。

 

 

 

 

 

 

テイクアウト等を利用するときのポイント

店内で食べるときと比べて、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、ポイントをおさえ、安全に食事を楽しみましょう。

・食品を購入したらすぐに帰宅し、長時間持ち歩かないようにしましょう。

・持ち帰ったらすぐに食べましょう。

・すぐに食べない場合は、冷蔵庫等で保管し、長時間常温で放置しないようにしましょう。

・再加熱するときは、中心までしっかり加熱しましょう。

・食べる前には手洗いしましょう。

 

 

 

このページに関するお問い合わせは健康長寿課です。

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