健康上の問題で日常生活が制限されることなく、
元気に生活できる期間を「健康寿命」と言います。
今、健康寿命延伸のカギとして「フレイル予防」注目されています。
フレイルを正しく理解して予防に取り組み、いつまでも元気に過ごしましょう。
事故や病気により要介護になる場合を除き、
多くの人は「フレイル」と呼ばれる、体や認知機能、
社会とのつながりなどが低下した虚弱な状態を経て、要介護の状態に陥ると言われています。
また、「フレイル」は65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えると言われています。
健康長寿を目指すこれからの健康づくりには、フレイル予防の視点が欠かせません。
フレイルは病気ではないため、フレイル状態だからといって、すぐに介護が必要になるわけではありません。
早めにその兆候に気付き、歳のせいだとあきらめず、運動や食事、社会性など、
生活の改善を行えば、進行を抑えたり、「健康」な状態に戻れる可能性のある状態です。
まずは、簡単にできる方法を使って、ご自身のフレイル度をチェックしてみましょう。
日頃の生活を振り返ることが大切です。
フレイル予防には「栄養・身体活動・社会参加」の3つが重要であることが、
東京大学高齢社会総合研究機構の研究から分かっています。
市では、フレイル研究のパイオニアである同機構の協力のもと、フレイルの取組みを推進しています。
フレイルを正しく理解し、予防に取り組みましょう。
フレイルは高齢者だけの問題ではありません。
フレイルになるかどうかは、日頃の生活が影響しているからです。
将来、自分に起こり得ることとして、若いうちからその予防を意識した生活を心がけることが大切です。
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