基礎疾患を有する人とは
基礎疾患を有する人とは厚生労働省により、下記に当てはまる方となります。
※国内外の新たな科学的知見等も踏まえ、厚生労働省が検討し見直すことがあります。
接種の可否は、当日の問診医の判断となりますが、かかりつけ医ではない場所で接種される方は、通院や入院されている病院の主治医へ事前に相談することをお勧めします。
18歳以上の方の場合
1 以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
- 慢性の呼吸器の病気
- 慢性の心臓病(高血圧を含む。)
- 慢性の腎臓病
- 慢性の肝臓病(肝硬変等)
- インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病
- 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
- 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)
- ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
- 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
- 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
- 染色体異常
- 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
- 睡眠時無呼吸症候群
- 重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳 を所持している、又
は 自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合) や知的障害(療育手帳を所持
している場合)
2 基準( BMI 30 以上)を満たす肥満の方
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMI30の目安:身長170cmで体重87kg、身長160cmで体重77kg
18歳未満の方の場合
以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
- 慢性呼吸器疾患
- 慢性心疾患
- 慢性腎疾患
- 神経疾患・神経筋疾患
- 血液疾患
- 糖尿病・代謝性疾患
- 悪性腫瘍
- 関節リウマチ・膠原病
- 内分泌疾患
- 消化器疾患・肝疾患等
- 先天性免疫不全症候群、HIV感染症、その他の疾患や治療に伴う免疫抑制状態
- その他の小児領域の疾患(高度肥満、早産児、医療的ケア児、施設入所や長期入院の児、摂食障害)
基礎疾患の認定には診断書が必要ですか?
基礎疾患の認定については、診断書等は必要ありません。接種日当日に、予診票と接種医師の問診で判断することになっています。
かかりつけ医以外の場所での接種に不安を感じている方は、事前にかかりつけ医にワクチン接種が可能か相談することをお勧めします。
かかりつけ医(住所地外)で接種ができますか?
基礎疾患を有する方は、主治医がコロナワクチンの接種医師になっていれば、主治医の病院で接種することが可能です。まずは主治医の病院にご相談ください。