避難所とは

 避難所は、地震等による被害が発生し、あるいは発生するおそれがあり、被害の拡大が懸念される等、市民の生命、身体に危険を及ぼすと判断した場合に開設されます。
 建物が、被害を受け、自宅にいることが危険な場合は、避難所などの安全な場所に避難しましょう。
 なお、避難所に行くことだけが、避難ということではありません。避難とは「難」を「避」けることです。親族や知人宅に身を寄せることも避難の一つです。
 
【留意事項】
 皆さん一人ひとりが日頃備蓄しているもので、避難所に持ち込めるものは、お持ちください。
 避難所は、住民主体で運営し、避難者自身も役割や当番などを担っていただくことになります。
 避難所等へ行く前には、戸締りのほか、電気復旧時に火災が起きないよう、電気のブレーカーやガスの元栓を閉めましょう。

在宅避難のお願い

 避難所は、様々な方が共同生活することから、プライバシーを守ることが難しく、居住スペースや物資にも限りがあるため、ストレスなどで体調を崩してしまうことがあります。その上、感染症がまん延している状況では、感染リスクが高まることも考えられます。
 自身と自宅の安全が確保できたならば、住み慣れた自宅で生活を続ける「在宅避難」をお願いします。
 その際には、まずは冷蔵庫の食料品から消費し、その後、各家庭の備蓄食料品を消費するようにしましょう。

【市の備蓄】
 県内自治体は、埼玉県が実施する地震被害想定調査により算出された避難者数を基準に食料品を備蓄しています。このため、市民全員分の備蓄をしているものではありません。
 本市が最も大きな影響を受ける「関東平野北西縁断層地震」(マグニチュード8.1)の避難者数は、想定3,162人(最大時)とされているため、この基準で備蓄しています。
 このため、日頃から、市民一人ひとりが、最低3日分(できれば7日分)の食料を備蓄してください。

垂直避難のお願い(水害時)

 本市には、山や大きな河川がないため、降雨や洪水により、家が流されてしまう想定はありません。
 大雨や台風などで浸水のおそれがあっても、自宅において、生命の危険が生じず、安全確保が可能な場合は、感染症拡大防止及び避難することによる二次被害を防ぐため、自宅の2階以上に避難する「垂直避難」をお願いします。

 

避難所以外への避難の検討

 可能な場合(水害時は、台風や大雨になる前までに)は、親族、友人、知人宅など、避難所以外の場所へ避難することも検討しておきましょう。

 

在宅避難における事前の準備 

 在宅避難が可能となるよう、日頃から食料、水などの備蓄や家の中の安全対策をお願いします。
 備蓄や家の中の安全対策については、下記の防災マニュアルブックを参考にしてください。

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「防災マニュアルブック(自宅サバイバル編)」(PDF:7,155KB)
 在宅避難の際に備えておいていただきたい避難用グッズの使用方法や災害時に慌てず行動できるように事前に家族で決めておいていただきたいルールなどをまとめた冊子です。

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 「防災マニュアルブック(命を守る3つの自助編)」(PDF:9,262KB)
 
各ご家庭で事前に備えていただきたい、家具の転倒防止法、災害時の連絡方法、3日分以上の水・食料備蓄法などをまとめた冊子です。

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「防災マニュアルブック(家庭におけるト災害時のトイレ対策編)」(PDF:3,788KB)
 
災害時に水が使用できない場合、水洗トイレが使えなくなります。こうした時に各家庭でどのように対応すればよいのか、また、どのようなの備えが必要か、などをまとめた冊子です。 

※上記の防災マニュアルは、埼玉県ホームページからダウンロードすることができます。(外部リンク)

 

避難所における感染症の対応

 令和元年度から約4年間、世界で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の感染症分類が、令和5年5月8日から、2類感染症から季節性インフルエンザと同様の5類感染症に引き下げられました。
 しかし、避難所での感染症対応としては、市では、コロナ禍前の対応に完全に戻すのではなく、今後においても、最低限の感染症対策は継続していく方針です。
 感染防護衣やフェイスシールドなどは、必要に応じて使用するものとし、基本的な検温や消毒の実施、体調不良者への対応、居住スペースでの離隔距離の確保、居住スペースの換気等を継続していきます。
 引き続き感染症拡大防止に努めていきますので、市民の皆様におかれましては、ご協力をお願いします。

避難する場合に持参をお願いしたい物

 市の備蓄品には、限りがあります。
 特に次のものは、可能な限り、ご自身で避難所へ持ち込むようにしてください。

  • マスク
  • 体温計
  • アルコール消毒液
  • 除菌シートやティッシュペーパー
  • 食料や飲料水 など

避難者の健康状態の確認

 避難所に避難された方については、受付の際、健康状態の確認を行います。
 発熱や咳が出るなど、体調がすぐれない方は、避難所運営者に速やかに報告をお願いします。

 

手洗い、咳エチケット等の徹底

 避難所へ避難された場合、断水などの影響がないときは、こまめに手洗いするとともに、咳エチケット等の感染症対策を徹底しましょう。
 また、咳が出るなどの症状のある方は、感染症拡大防止のため、避難所内ではできる限りマスクの着用をお願いします。

【厚生労働省】災害時における避難所での感染症対策(外部サイト)

 

十分な換気の実施やスペースの確保

 避難所内は、十分な換気に努めるとともに、避難者同士がスペースを確保できるように努めましょう。

 

 

令和5年度第3回避難所開設・運営訓練

 避難所は、避難してきた皆さんが中心となって、市職員や学校の先生などとともに、協力し合って、運営するものです。
 今回、避難所の開設と運営が円滑に行えるよう、市職員を対象とした避難所開設・運営訓練を令和6年2月3日(土曜日)に、西市民センターで実施しました。
 この訓練は、年3回程度、毎年実施しており、繰り返し訓練することで、全職員が避難所運営に協力できるよう努めているものです。

 令和5年度第3回避難所開設・運営訓練記録写真

 

 

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このページに関するお問い合わせは危機管理課です。

鶴ヶ島市役所 3階 〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファクス番号:049-271-1190

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