イネカメムシとは
近年、斑点米カメムシ類の中でもイネカメムシの発生が増加する傾向が見られます。イネカメムシは、斑点米や不稔米の原因となり、発
生が多い場合には収量が大きく低下するおそれがあります。本種は体長およそ13ミリメートルで、黄褐色の体色をしており、背中の両側
に白い帯がある細身のカメムシです。7月頃から水田に侵入し、出穂後の穂を加害するため、ほ場の発生状況をこまめに確認し、適切な
時期に防除を行うことが重要です。
詳しくは、埼玉県ホームページをご参照ください。
イネカメムシの防除対策について
イネカメムシがイネを加害する出穂期から登熟初期にかけて、年2回の薬剤防除を実施しましょう。
防除はできるだけ広域で一斉に行えるよう、地域内で調整することが重要です。1回目は出穂期から穂揃期にかけて行い不稔の発生を防
止し、2回目は出穂期の8~14日後に実施して斑点米の発生を抑えます。また、休耕地や雑草地、畦畔などに生育するイネ科雑草は、栽培
期間中であっても成虫や幼虫の餌資源となるため、継続的な管理を行いましょう。
さらに、収穫後に残る再生株(ひこばえ)は秋期の成虫・幼虫の餌となることから、収穫後は速やかに耕うんを行うことが大切です。