市内唯一の屋内スポ―ツ施設である鶴ヶ島海洋センターの体育館は、市民の健康づくりやレクリエーションの場となっているものの、屋内スポーツ施設としては施設規模も小さく、建設から30年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいます。
この間、高齢化の進行、安心・安全に対する意識の高まり、市民ニーズの多様化等本市をめぐる状況も変化しています。
また、スポーツ施設への期待も、日常的な健康・体力づくりの場のみならず、交流の場や防災に資する場としての役割など、様々な機能も求められています。
平成29年3月に策定した「鶴ヶ島市公共施設等総合管理計画」では、健康づくりの拠点として、新たな施設整備を前提に、他の運動施設との機能集約を基本として機能移転することが示されています。
こうしたことから、今後の鶴ヶ島市の将来を展望し、新たな体育館を整備する場合の適正な施設規模や必要な機能などを整理するため、「鶴ヶ島市新体育館整備構想」を策定しました。
この構想は、今後、新体育館の整備手法等を具体化するための資料として活用していきます。