市政全般

平成27年度第2回社会教育委員会議

開催日時 平成27年12月22日(火) 10時00分~11時40分

出席者 友部議長、八木原委員、北岡委員、木村委員、横瀬委員、﨑山委員、委員、宮下委員

欠席者 杉田職務代理、鈴木委員

事務局 天沼生涯学習課長、若月社会教育担当主査 

 

議 題

1 鶴ヶ島市における家庭の教育力向上への支援について

決定事項など

1 鶴ヶ島市における家庭の教育力向上への支援について、社会教育委員の意見を聴いた。

 

◎ 協議事項

1 「鶴ヶ島市における家庭の教育力向上への支援」について

 議長 皆様からいただいたご意見を事務局に素案としてまとめていただきました。今回の協議に入る前に事務局から概要の説明をお願いします。

事務局 

 ※資料に基づいて「鶴ヶ島市における家庭の教育力向上への支援について(素案)」の概要を説明する。

委員 ここに記載されている内容についてはそれぞれ重要な取組である。私は、地域性、多様性、継続性の3つの視点が必要だと考えている。地域性と多様性については様々な取組が記載されているが、継続性については幼児期の子どもを持つ家庭への支援が入っていない。乳児期から中学生まで切れ目なく継続的な親の学びを応援する取組を示すことが必要である。幼稚園では家庭教育、子育てに関する学習の機会を設けており、アドバイザーとして講師を務めている。この取組については行政とも積極的に連携していきたいと考えている。

委員 公園は禁止事項が多く、子どもたちが遊ぶ姿をほとんど見かけない。ちょっと騒くと近隣からうるさいと言われてしまい、たまに見かけても集まってゲームしている。私は、「うるさい」と言ってきた近隣の人に対して、「子どもが少しくらい騒いで何が悪い」とやり返し、子どもたちから「一緒にいてほしい」と言われて何度か一緒にいたことがある。子どもには危険だと言って禁止するが、大人のすることは許される。自分が子どもだった頃を思い返してほしい。公園は子どもたちの遊び場でもあり、ある程度自由に遊ばせられる環境づくりを進める、という視点を入れてはどうか。鶴ヶ島でもプレーパークの取組が行われているが、遊びのなかには怪我をすることもあるという認識を前提にしている。

議長 たしかに子どもたちはどこで遊べるのか、と考えてしまう。子供の声が聞こえるのは未来がある証拠である。昔のことになるが、自宅前に突き当りの道路があって、近所のお母さん同士が了解しあって、夕方までは子どもたちがどんなに大騒ぎしてもいいことにしていた。近所の人たちで餅つき大会をやったこともある。

委員 保育所で保健師をしているが、保護者の考え方が変化していることを実感する。以前は、3才くらいまでは親の愛情を受けて家庭で育てることを理想と考えている人が一般的だったが、今では共働き家庭のほうが多くなり、子どもを預けなければ生活できないと考える人が増えている。仕事の状況によっては早朝から夜まで預けることができるため、なかには子育ては保育所がするものと考えている保護者がいたということも聞く。習い事をさせている家庭は多く、子どもから旅行に行ってきたという話もよく聞く。所沢市の社会教育委員会議では保健師にアンケートを行い、一部の家庭にはDVや酒乱、貧困等の課題を抱えている実態があり、対応策を検討していた。課題を抱えている家庭はどこかにひずみが出て負の連鎖が起こりやすい。

議長 インターネット、スマートフォンなどの情報ツールが発達、普及して、通信手段も多様化している。子どもはたくさんの情報を持っているが、大人が追いついていない。大人が学習していくことが必要である。

委員 PTAの家庭教育学級で研修会を行った際に、デジタルタトゥといって一度ネット上に発信した内容は拡散してしまうため、消すことができないという話を聞いた。なかには妬みや嫌がらせから他人を陥れようとする人がいて、過去に発信された情報を見つけて就職内定先に送りつけ、結果的に内定取消になった実例を聞いた。保護者のなかには、自分が使っているから子どもが使ってもいいと考えている人もいるが、持たせ方を考える必要がある。子どもたちにはクラスラインというものがあって、教室に一緒にいても直接の会話ではなくラインでやり取りしている。短い言葉のやり取りによって真意とは違って受け止められて、一人の子が集中攻撃されることがよくある。私の子どものクラスでは、担任の授業を使ってホームルームで話し合ったことで落ち着いた。小学校の時点で親子の会話がない家庭がある。のびのび算数教室で学力向上支援員をしているが、低学年の子どもで鉛筆削りに入らないような短い鉛筆しかなかったり、全部の芯が丸まっていたり、消しゴムを持っていない子どもがいて、「お母さんに言ってね」と話しているが、何度言っても変わらない。あとでその子どもから、「○○に旅行に行ってきた」という話を聞くので家庭が困窮しているわけではない。そういう家庭の子どもはよく話しかけてくるが、家庭で話を聞いてもらっていないのではないか。もう少し子どもに意識を向けられるように考えてほしい。

議長 行事の際には一人親や困窮している家庭に配慮して給食にする取組もあり、保護者としての意識の持ち方も重要である。

委員 日本に住む外国人が増え、保育所や学校に通う子どもも増えており、日本語を覚えるのが早い。アフリカの人だと音楽が得意な人が多く、お父さんが太鼓を叩いて、お母さんが踊ることができたりする。外国人を含めて地域の人たちの持っている技能や資格、経験などを活かすことができたらいいのではないか。

委員 取組の推進にあたっては、いつ、誰がやるのかという視点が重要である。家庭を支援するという実践には、アドバイザーなど指導者の養成、育成が必要である。学校では、在校生や新入生、保護者向けにスマートフォン等の情報端末の適切な扱い方についての講演会を行っているが、決定的に指導者が不足していると感じている。埼玉県では指導者の養成を行っている。また、県内では三郷市など充実した取組を行っている市町もあり、参考にできるのではないか。

委員 現在、地域ごとに協力者を募って放課後子ども教室の取組が進められているが、新しい人がなかなか出てこない。健全育成や民生委員など同じ人が何役も務めている現実がある。子どもたちのために、地域のためになることはやったほうがいいと思うが、実際にはその活動の担い手となる人がなかなかいない。協力者や中心となる人を育成していくことが重要である。

委員 社会が成熟し、価値観が多様化した現在はさまざまな考え方があることを認識することが前提である。そのうえで、異なる考え方を持つ人にどう伝えていくのか、その方法が重要である。資本主義社会においては、生活水準を上げること、仕事をして稼ぐことは間違いではない。ただし、子どもの観点に立つと違ってくるのではないか。「子どもはもっと親と一緒にいたいと考えているよ」ということをどう伝えていくのか。自分の立場を優先するのか、子どもを優先するのかでまったく変わる。サッカーの指導をしているなかで、「自分の子どもが人前で叱られて恥をかかされた」と怒ってきた保護者がいた。自分の子どもが何をしたのかを考えるのではなく、叱ったことが悪いという言い分だった。相手に伝えるときには、言葉を上手に選んで話をする必要がある。先日、子どもの就学時健診に行ってきたが、親としての心構えを教えていたアドバイザーが、「皆さんのお子さんはもうすぐ一年生になるから、そろそろ自分の子どもにちゃん付け、君付けはやめましょう」と、優しく話をしていた。話を聞いていて、たしかにその通りだなと納得した。諭すように指導できればいいのではないか。

委員 多岐にわたると思うが、市内で行われている社会教育に関する取組を私たち社会教育委員に知らせてほしい。私も活動しているが、知らないことが多い。社会教育委員としてそれぞれの活動のなかで地域にネットワークをつないでいくためには、それぞれが情報を持っていることが重要である。

議長 時間となりましたので本日の協議を終了とします。本日、素案に対していただいたご意見をふまえて事務局があらためてまとめた提言書(案)について、一定の期間内にご意見を提出してください。

議  題

 1 鶴ヶ島市における家庭の教育力向上への支援について

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生涯学習スポーツ課です。

鶴ヶ島市役所5階(社会教育担当・市民スポーツ担当) 〒350-2292鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1 電話番号:049-271-1111(代表) FAX:049-271-1190  <br>文化財整理室(文化財担当) 〒350-2213鶴ヶ島市大字脚折1562-1 電話番号:049-285-2194 FAX:049-272-3304

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