糖尿病は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるだけでなく、重症化すると腎症、網膜症、神経障害など日常生活に大きな影響を及ぼす合併症を引き起こす病気です。重症化予防のためには、病気の早期発見と継続的な治療、食事や運動面での生活習慣の改善が重要とされています。
市では、埼玉県及び埼玉県国民健康保険団体連合会と共同で、国民健康保険被保険者を対象に、特定健診のデータや医療機関受診状況を分析し、生活習慣病重症化予防対策事業を実施します。該当する方には、次のご案内をお届けします。(一部電話連絡を含む。)
受診勧奨のご案内
「受診勧奨通知」の郵送または、受託業者から電話連絡を行います。
対象者
- 糖尿病の治療が必要な方
- 糖尿病の治療を中断された方
生活指導のご案内
適切な食事の摂り方や適度な運動の実践など生活習慣病を改善するための「生活習慣改善支援プログラムのご案内」を郵送します。
対象者
糖尿病性腎症(※)の重症化リスクが高い方で、主治医の先生が必要と認めた方
※糖尿病性腎症
糖尿病の合併症の1つで高血糖状態が続くことにより、腎臓の機能が損なわれ血液中の老廃物を尿として排出できなくなり、最終的に腎不全となる危険な病気
※なお、上記のご案内の送付を希望しない方は、5月15日(金曜日)までにご連絡ください。