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市政全般

環境基本計画・第4章環境まちづくりの基本目標実現のための施策

『まちづくりの目標イメージ』の画像


第1章でも述べたように、今日の主な環境問題は、身近な日常生活や事業活動にその発生原因があります。このことから、市民・事業者・市の各主体が、それぞれの責任を自覚し、環境まちづくりの基本目標実現のための施策である「まちづくりの目標(中目標)」、「取り組みの目標(小目標)」及び「取り組みの姿勢(基本的施策)」を深く認識し、実践・行動することが大切です。 本章では、市民・事業者・市が計画に掲げる目標を達成するために、下図のように「まちづくりの目標」と「取り組みの目標と姿勢」の位置付けや関連を明確にし、次に「具体的施策と具体的な取り組み」を示し「環境まちづくりにみんなで取り組む具体的な実践・行動」へと導きます。

基本目標1:水と緑に育まれた生命(いのち)みちあふれるまちをつくる

『太田ヶ谷沼イメージ』の画像


水は、全ての生き物の生存に必要不可欠であり、水辺は、生き物の大切な生息空間です。
また緑は、水とともに人々の心身に潤いと活力の源を与えてくれるだけでなく、日射しをさえぎり、涼風を生み、大気浄化にも役立ち、鳥や昆虫などの生命を育む貴重な空間です。
これら貴重な水辺環境や樹林地などの保全、多様な生態系の確保などを図るために、水と緑とふれあい、その活用を図り、人や生きものの息吹にみちあふれたまちづくりをめざします。

まちづくりの目標1−1 自然の生態系を守り次世代へ引き継ぐ

現状と課題
本市には、樹林地や農地などの緑が残されており、また、湧水などを源とする池、沼や水路があり、そこではさまざまな植物が分布し、野鳥、昆虫、魚などの動物たちが暮らしています。このような豊かな自然を次の世代に引き継ぐためには、樹林地など生物のための生育環境と生息空間の保全と再生を図るとともに、都市整備に伴う開発や水路・水辺の整備などにおいても、生態系への配慮を行う必要があります。

取り組みの目標と姿勢

  • 水辺の自然を守る・・・水辺環境の保全と再生
  • 樹林地を守る・・・樹林地の保全と再生と活用
  • 自然の生態系を守る・・・動植物の生育環境の保全と再生

親しみを感じる市内の水辺

『親しみを感じる市内の水辺(棒グラフ)』の画像

まちづくりの目標1−2 里山の自然を活かしたふるさとをつくる

現状と課題
市では、平成9年度に策定した「つるがしま緑のまちづくり計画」の重点プランの1つになっている「雑木林や屋敷林、農地、水辺などが一体となって織り成す鶴ヶ島らしい“ふるさと景観"を次世代に伝えていく」ことを具体化するため、高倉地区住民との連携を図りながら「ふるさとの郷(むら)構想」を推進しています。また、平成10年11月にオープンした農業交流センターでは、農業を体験したり農業文化にふれることにより、市民が農業に対する理解を深める事業を行っています。この良好な環境を活用することにより、「農」とのかかわりの中で創られ守られてきた農村景観を保存し、市民と農業とのふれあいや農業体験を通じた連携や交流をさらに推進する必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 里山の自然と歴史・風土を守る・・・・ふるさと景観の保全
  • 新たなふるさとをつくる・・・農地の活用によるふるさとづくり
『高倉地内に咲きひろがる菜の花畑』の画像

まちづくりの目標1−3 水辺と緑の豊かなまちをつくる

『雷電池』の画像


現状と課題
近隣公園や街区公園をはじめとした都市公園は48箇所で、市民1人当たりの公園面積は2.6平方メートルです。
都市化の進展により緑が年々減少していますが、市内には今もなお、樹林地や歴史的景観の日光街道杉並木など豊かな自然が残されており、その一部は、埼玉県の「ふるさとの並木道」などの指定を受けています。また、市民緑地制度を活用した「市民の森」として5箇所を指定し、樹林地の保全に努めています。
市内には湧水などを水源とする雷電池(かんだちがいけ)、おかねが井戸などの池や沼が点在しており、ここから流れ出た小さな河川は、飯盛川や大谷川の本支流となって越辺川に注いでいます。飯盛川や大谷川は、一部が都市下水路として位置付けられ、護岸工事が行われていますが、水量が少なく自浄能力が小さいため、水質汚濁やユスリカなどの発生が課題となっています。
このようなことから、生物の生息空間を保全するために、生態系に配慮した緑豊かな公園の整備や、ビオトープに配慮した池、沼や水路などの水辺環境の改善を図るとともに、植樹や生垣の設置により積極的に緑化を進める必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 自然を活かした水辺をつくる・・・水辺のビオトープ化の推進
  • 緑あふれるまちをつくる・・・緑化の推進

用語解説

  • ふるさとの郷(むら)構想
    農の息づくふるさと景観の保全及び体験・交流の場の創出をめざし、雑木林や屋敷林、農地、水辺などが一体となって織り成す鶴ヶ島らしい“ふるさと景観"を次の世代に伝えていくことを具体化するための構想。
  • 日光街道杉並木
    鶴ヶ島市、川越市、日高市にまたがって、杉・松を中心に、ひのき・くぬぎ等が5.3km続いている並木のこと。樹齢は約300年。昭和3年には5,571本の木があったが、現在では約1,100本になっている。日光街道は、江戸時代に日光山警備を命ぜられた八王子千人同心がこの道を往来したため「日光脇往還」、「千人同心街道」とも呼ばれている。
  • ビオトープ
    生物を意味するBioと場所を意味するTopeを合成するドイツ語で、「生物の生息に適した場所」を意味する。

基本目標2:地球とすべての生命をまもるまちをつくる

地球温暖化に伴う気候変動は、人類を含めたあらゆる生態系に重大な影響を及ぼすことが懸念されています。今日の私たちの暮らしは、経済活動の進展や生活様式の変化に伴い、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とし、大量の資源やエネルギーを消費しています。その結果、地球温暖化、大気汚染、オゾン層の破壊、森林資源の減少・枯渇など、地球規模の環境悪化という重大な危機に直面しています。
また、廃棄物については、多様で処理困難な廃棄物の排出量が増加しており、その処理関連施設用地の確保、処理経費の増大、ダイオキシン類による環境汚染など重要な課題となっています。このような課題解消に向けて、大量消費の生活を見直し、日常の生活や事業活動の中で廃棄物の排出量の削減、再資源化に緊急に取り組む必要があります。
さらに、生活排水や事業所排水などによる水路・水辺の水質汚濁、自動車や事業所からの排出ガスなどによる大気汚染、騒音・振動などの都市型生活に関係した環境問題が顕著になり、その対応が求められています。
このことから、環境に与える負荷をなるべく少なくして、安全で健康にみちあふれた循環型社会の形成をめざします。

まちづくりの目標2−1 地球温暖化の防止に努める

現状と課題
私たちの日常生活や事業活動に伴い、多量のエネルギーが消費されています。電気やガス、自動車を使用することは、大量の化石燃料の燃焼により二酸化炭素など温室効果ガスを排出することになり、地球温暖化や大気汚染などの地球環境悪化の原因となっています。
私たちはこのことを認識し、一市民・一事業者として日常生活や事業活動の中で、資源・エネルギーの消費を減らすために、身近なことから具体的な行動を起こし、環境に負荷をかけない循環型のまちづくりをめざす必要があります。特に地球温暖化は着実に進行していることから、省資源・省エネルギーを念頭に置いて、節電や節水に心がけ、自転車や階段の利用、そして公共交通機関の利用など、今からでもすぐに取り組めることの実行が、強く求められています。
取り組みの目標と姿勢

  • エネルギー使用量を削減する・・・エネルギー削減対策の推進
  • 空気をきれいにする・・・自動車の排気ガスの排出抑制 公共交通機関の利用促進 道路交通網の整備促進
  • オゾン層を守る・・・フロンガスの放出禁止の徹底
  • 森林資源を守る・・・森林資源の消費削減・保全

用語解説

  • ダイオキシン類
    ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)の総称で、最近では、PCBの中で同様の毒性を持つコプラナーPCBも含めてダイオキシン類と呼ぶ。動物実験から、強い急性毒性があることが分っている。慢性毒性としては、発がん性が確認されており生殖障害等の「環境ホルモン」の疑いがある化学物質の一つに数えられている。
  • 化石燃料
    石油、石炭、天然ガスなど、地中に埋蔵されている再生産のできない有限性の燃料資源のこと。化石燃料の燃焼に伴って発生する硫黄酸化物や窒素酸化物は、大気汚染や酸性雨の主な原因となっているほか、二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因となっており、資源の有限性の観点からも、環境問題解決の観点からも、化石燃料使用量の削減、化石燃料に頼らないエネルギーの確保が大きな課題となっている。
  • フロンガス
    無色、無臭、不燃性で、エアコンや冷蔵庫の冷媒、電子部品の洗浄、発泡スチロールの発泡材、スプレーなどに使われてきた。大気中に放出されると紫外線で光分解して塩素ガスを発生し、成層圏でオゾン層を破壊すると指摘されている。

まちづくりの目標2−2 安全で健康な暮らしを実践するまちをつくる

現状と課題
日常生活や事業活動に起因する大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・悪臭による公害や、化学物質による汚染などの様々な事象が発生し、将来の世代に深刻な影響を与えることが懸念されます。
市では毎年、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動などについて環境調査を行っており、その結果は、今までのところ国で定めた環境基準等をほぼ満たしています。しかし、水質汚濁について見ると、水路などは生活排水による汚れで、「小川のせせらぎ」とはほど遠いのが現状です。
このことから、水質汚濁の主たる原因である家庭雑排水については、単独処理浄化槽から 合併処理浄化槽への切り替えなど、水質浄化を図る対策の強化が課題となっています。大気汚染・土壌汚染・振動については、環境基準等が達成されているとはいえ影響が懸念されることから、引き続き調査を行い対応していくことが必要です。また、化学物質についても、人体への影響が明確にされていないものもあり、今後とも迅速な情報収集を行い、適切に対応していく必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 水路の水質改善に努める・・・下水道の整備促進 排水の適正処理
  • 自然の土を守り、土壌汚染を防止する・・・有機農業の推進・支援 土壌汚染の防止
  • 騒音・振動・悪臭公害を防止する・・・騒音・振動・悪臭の防止対策の推進
  • 化学物質による汚染を防止する・・・化学物質対策の調査・研究

まちづくりの目標2−3 資源の循環・エネルギーの有効活用を推進する

現状と課題
市は、平成3年に「地球にやさしいリサイクル都市づくりの誓い」を宣言し、リサイクル、省エネルギー、廃棄物対策などの様々な取り組みを推進しています。
資源の分別収集については、近隣市町に先駆け平成5年度から紙・布類の収集、平成6年度からびん・かん・ペットボトルの収集を開始し、可燃ごみの発生抑制及び資源の有効利用に効果をあげています。
また、生ごみの減量化に向けて、家庭用生ごみ処理機器の設置に補助金制度を設け普及・利用促進を図っています。この他、生ごみの根本的な減量対策として、堆肥化による循環利用の実施に向けた調査・研究を重ねており、廃食用油を利用した石けんづくりの支援などにも取り組んでいます。
このように、ある程度の成果が得られ、新たな取り組みなどが実践されていますが、より根本的な対策として、廃棄物のさらなる発生抑制、雨水の循環的利用、クリーンで無尽蔵な自然エネルギーの活用などの取り組みが求められています。
取り組みの目標と姿勢

  • ごみ減量と資源の有効利用・・・ごみの減量と資源化 生ごみの堆肥・循環化 リサイクルの推進(3R運動)を推進する
  • 水資源の有効活用を図る・・・水資源の循環的利用の促進
  • 自然エネルギーの活用を図る・・・自然エネルギーシステムの研究・導入

用語解説

  • 合併処理浄化槽
    し尿と台所や風呂などから出る雑排水を処理する家庭用の汚水処理装置のこと。し尿だけを処理する単独処理浄化槽と比べると、河川の水質に与える影響を約9分の1に減らせる。汚水処理には下水道などもあるが、住宅が散在し、各家庭の汚水を一カ所に集めて処理するのがコスト的にも難しい地域では、合併処理浄化槽が適している。
  • 化学物質
    化学的方法によって人工的に合成された物質。
  • 有機農業
    農薬や化学肥料の使用を避けて有機肥料を投入し、土壌中の生態系を活用して地力を培い、安全な食糧生産をめざす農法および農業。
  • 自然エネルギー
    太陽エネルギー、地熱、水力、風力、波力、潮力等自然現象から得られるエネルギーのことで、化石燃料や核エネルギーと異なり、廃棄物による環境汚染の心配の無いクリーンエネルギーとされている。
  • 3R運動
    英語で、発生抑制を意味するリデュース(Reduce)と再使用を意味するリユース(Reuse)そして再生利用を意味するリサイクル(Recycle)の頭文字から、環境に配慮した身近な取り組みをまとめた表現。

まちづくりの目標2−4 環境問題への広域的な取り組みを推進する

現状と課題
市では効率的で質の高い行政サービスを提供するため、汚水処理、し尿処理、廃棄物処理などの業務について一部事務組合を設置し、広域的に共同処理しています。 大気汚染や水質汚濁などに対しては、広域的な取り組みが必要であることから、近隣自治体との連携・協力関係を深め、対応していく必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 近隣自治体との連携システムをつくる・・・近隣自治体との連携システムの活用・導入

用語解説

  • 一部事務組合
    市町村等の事務の一部を共同処理するために設立された組合で、特別地方公共団体のこと。1市町村では対応できない、あるいは広域で取り組んだ方が効率的である等の理由で設立されるもので、本市は、下水道、し尿処理、消防、ごみ処理、火葬の事務を一部事務組合で行っている。

地球規模の環境問題についての関心

『地球規模の環境問題についての関心(円グラフ)』の画像

地球規模の環境問題についてジャンル別の関心

『地球規模の環境問題についてジャンル別の関心(棒グラフ)』の画像

基本目標3:安心して暮らせるまちをつくる

私たちが、快適で安心した暮らしを営むためには、地域社会や地域経済の将来を展望することが大切です。利便性や利潤を求めるだけではなく、自然との協調や環境に及ぼす影響への配慮など、将来にわたって持続することが可能な地域社会の仕組みを確立する必要があります。これらを実現するために、さらに一歩踏み込んだ調査・研究を行い、安心して暮らせるまちづくりをめざします。

まちづくりの目標3−1 環境に配慮した持続可能な地域の仕組みをつくる

現状と課題
一定規模以上の開発については、事業計画決定後にその事業が環境に与える影響を調査・評価し、その結果に基づいた事業内容の見直し、環境保全対策を立案し、実施しています。しかし、より早い段階からの地域環境への配慮が求められていることから、事業の基本構想や基本計画の策定段階で環境へ配慮する「戦略的環境アセスメント」についての先見性を持った研究や、積極的な緑地保全対策を推進することが必要となっています。
また、市内では様々な団体が地域の環境整備や保全に向けて活動していますが、これらの地域環境コミュニティ団体の充実を図り、地域の結びつきを深め、そこから育まれる安らぎと潤いがある空間を次の世代に引き継いでいくことが求められています。
取り組みの目標と姿勢

  • 環境に配慮した視点の強化を図る・・・市独自の戦略的環境アセスメントの研究
  • 創造型緑地保全対策の仕組みをつくる・・・積極的な緑の保全と再生
  • 地域環境コミュニティをつくる・・・地域環境コミュニティ団体の組織化

まちづくりの目標3−2 環境に配慮した持続可能な地域経済の仕組みをつくる

現状と課題
市内には、国際標準規格の環境管理システム(ISO14001)を認証取得している事業所があり、そこでは環境保全に配慮した取り組みを実践しています。この取り組みをさらに広めるためには、多くの事業所が、環境管理システムの認証取得を図る必要があります。
環境のために費やす経費についても、単なる費用負担の増加と捉えるのではなく、環境対策を講じなかった場合に発生するであろう汚染修復費やエネルギー消費、そして原材料消費の節約といった効果をもたらす「環境コスト」の意識を念頭に入れることが大切です。
日常生活や事業活動の場である地域には、活用できる環境と資源(人・物・金等)があります。これらを活用し地域社会の再生・発展をめざす「コミュニティ・ビジネス」が育つためには、ボランティア団体や市民活動団体などが、民間非営利団体(NPO)を設立し活動するために支援を行う必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 環境に配慮した生産と消費への誘導を図る・・・・環境マネジメントシステムの導入、環境コストに対する理解・協力
  • コミュニティ・ビジネスの育成を図る・・・・・起業・事業化やNPO設立の支援

用語解説

  • 戦略的環境アセスメント
    事業の基本構想や基本計画の策定段階で、環境への配慮を確保する手続きのこと。
  • 環境コスト
    事業者等の事業活動に起因する、環境への負荷を低減させること等を目的として発生する諸費用。
  • コミュニティ・ビジネス
    市民が主体となって地域の生活課題の解決をビジネスとして取り組み、コミュニティの再生と雇用や、地域経済の活性化を同時に達成しようとする新しいまちづくりの手法。地域の環境と資源(人・物・金等)を活用し、地域社会の再生・発展を目指して行われる事業のこと。
  • 民間非営利団体(NPO)
    Non‐profit-Organizationの略称で民間非営利団体(組織)のこと。営利を目的とする株式会社などと異なり、社会的使命の追求を目的とし、自発的に継続して社会貢献活動を行う組織。一般的には、特定非営利活動法人格を取得した団体に限定せず、より広く、不特定多数の利益の増進を目的とする団体(ボランティア団体や市民活動団体、NPO法人など)が含まれている。
  • 環境マネジメントシステム
    企業や行政などが自ら環境方針や行動計画を定め、実施、点検及び見直しという一連の行動を継続的に行い、事業活動に伴う環境負荷や環境リスクを低減する経営システム。ISO14001は環境マネジメントシステムの国際規格の一つ。

基本目標4:人の交流の豊かなまちをつくる

今日の環境問題のほとんどは、日常生活や事業活動に深くかかわっています。その解決に向けて、市民・事業者・市のそれぞれの立場からの自主的な取り組みが求められています。また、良好な環境のまちをつくるためには、私たち一人ひとりが生活の中で環境に配慮した行動を定着させることが大切です。さらに、市民・事業者・市が一体となって、それぞれの役割分担の下に問題解決に向けて取り組んでいくことが必要です。そのために、地域をよく知り、地域を愛し、地域をつくる学習・交流・参加の輪を広げ、人の交流の豊かなまちづくりをめざします。
ボランティアによる緑化活動

『ボランティアによる緑化活動』の画像

まちづくりの目標4−1 身近な環境を考える市民が育つまちをつくる

環境問題に対する関心を持ち、その取り組みへとつなげるためには、子どもから大人まで環境への理解を深めることが大切です。このことから、市では学校における環境教育や、生涯学習としての環境学習を推進するとともに、「まちづくり市民講座」などで環境に関する講座も開催しています。良好な環境を保全するには、地域環境を知り、守り、さらにより良いものを創造することが大切です。これらを推進するためには、環境に関する活動を率先して実行している人や組織を活用し、身近な環境を考える市民が育つまちづくりの必要があります。
取り組みの目標と姿勢

  • 環境教育の充実を図る・・・環境教育の推進体制の整備
  • 地域環境を把握する・・・学習活動の環境整備
  • 地域環境を守る・・・持続可能な農業の経営支援 きれいなまちづくりの推進
  • 地域環境を創造する・・・環境活動リーダーの養成

用語解説

  • まちづくり市民講座
    市民の要望に応じ、市民が主催する学習会などに市職員をリポーターとして派遣し、市政の現状や課題、政策内容などの話題を提供するもの。市の情報を提供するとともに、市民の持っている地域情報・意見などを市政に反映させていくという二つの役割を持っている。

まちづくりの目標4−2 学習、交流、参加の仕組みをつくる

現状と課題
市内の各地域で実践されている環境保全活動をさらに発展させるためには、活動の場の確保や活動を通じた人々の交流の促進など、地域を越えた取り組みへと拡大していくことが必要です。また、活動実績の豊富な人材の活用や、環境学習のリーダーの育成を図り、ふるさと体験のような地域に根ざした環境学習の輪を広げていくことが必要です。さらに、広報やインターネットなどを活用した情報の共有化を推進するなど、参加と協力のしくみを構築していくことも不可欠です。
平成12年度に実施した鶴ヶ島市環境基本計画市民意識等調査では、環境問題に関心を持っている人の割合が全体の9割を占めました。これを実践活動につなげていくことが大切であることから、環境配慮に対する継続的なPR活動や、身近な環境情報の提供などが重要となります。そのためには、人の交流によるネットワークづくりや活動拠点の整備とともに、身近な問題に取り組める環境づくりが求められています。
取り組みの目標と姿勢

  • 地域を越えた人の交流、ネットワークをつくる・・・地域に学び、地域をつくるエコミュージアムプランの調査・研究
  • 情報の発信と共有化を図る・・・環境情報の拠点づくり ふるさと体験の拠点の充実

用語解説

  • エコミュージアムプラン
    地域まるごと博物館構想。地域住民と行政が一体となって、地域の生活、自然、社会環境の発達過程を歴史的に探求し、自然及び文化遺産を地域において保存・育成・展示することを通し、地域振興に寄与する概念。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生活環境課です。

鶴ヶ島市役所 2階 〒350-2292 鶴ヶ島市大字三ツ木16番地1

電話番号:049-271-1111(代表) ファックス番号:049-271-1190

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