令和4年3月28日(月曜日)
鶴ヶ島市学校給食センター
永井会長、竹本副会長、磯委員、阿部委員、武田委員、堀端委員、鶴岡委員、佐藤委員
村江委員、星原委員、野村委員
谷ヶ崎教育部参事、高橋所長、藤田主任、立栄養教諭
公開
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報告第1号 令和3年度学校給食センター事業の実施状況について
(事務局)
配布資料「各年度別学校給食費収納率」により説明。
(委 員)
各年度の現年度未納額が、50万円程度から100万円程度ある。未納の主な原因は何か。
(事務局)
未納の主な原因は、口座振替時に残高不足、納付の単純な忘れ、期限までの納付に御協力いただけない等である。翌年度に、ほとんどの方が納付していただいている。しかし、納付義務の意識が薄く未納状況が続く方もいらっしゃる。
(事務局)
配布資料「学校給食における鶴ヶ島産農産物の活用状況」により説明。
(委 員)
「2 種別使用状況」において、令和3年度は令和4年2月までのデータとのことであるが、過年度と比較して重量が伸びている種別が見受けられる。その要因は何か。
(事務局)
農産物食材は、主として八百屋業者から購入しているが、地場産農産物も、単価を考慮しつつできる限り購入している。献立作成は概ね2日月前から始まる。この時期に野菜の使用予定のリスト(品目、重量、日にち)を作成し、農協等に照会している。農協等から回答には、できる限り使用している。
また、過去には、1年間の月ごとに使用野菜をまとめた資料を農協に渡し、納品の参考にしていただいたこともあった。
(委 員)
令和3年度は、特に秋口から野菜の価格が安く、逆に今、高くなっている。もちろん努力されていることは評価できるが、市場価格とコロナ禍の影響等で、地場産農産物が増えている状況は無いのか。
(事務局)
今年度、さつまいもを取り入れさせていただいたのは、コロナ禍に少し関係している。市内の観光農園が、観光農園を展開しづらくなっていた。さつまいもの使用について学校給食センターに問い合わせがあり、取り入れさせていただいた経緯があった。
冷凍トマトは、収穫時に冷凍したものを、季節を問わず、購入させていただいた。
里芋については、通常皮をむいてカットしたものを納入していただいている。農協から今年は豊作で使いませんかとのお話があり、皮つきであるが、センターで皮をむいてカットして、例年より多くとりいれさせていただいた。
(委 員)
オーガニックを取り入れる検討をしたか。
(事務局)
オーガニック、いわゆる有機野菜は、学校給食センターで調査したところ、この地域で提供できていない状況である。
(事務局)
配布資料「学校給食における食物アレルギーの対応状況」により説明。
(委 員)
食物アレルギーの対応は、年度初めのみの対応か。学期ごとに対応できるか。
(事務局)
原則として年度初めから対応である。前年度末に継続等の希望を文書で照会している。小学校1年生に関しては、就学時検診時に御案内をして、希望の方には適宜面談等をしている。
(委 員)
年度途中で、アレルギー症状が判明した場合、例えば運動誘発性等が発覚した場合、対応できるか。また、年度途中であってもどのくらいのスピードで対応できるのか。
(事務局)
希望があればすぐに対応する。アレルギー対応希望届や除去食実施申請書を出していただき、除去食に関しては、学校生活管理指導表を出していただき、翌月から対応している。事前に献立の内容を確認していただくので、それまではお弁当等対応である。
(委 員)
レベル3の除去食対応の人数は、28人であるが、増加しているのか
(事務局)
平成26年度は11名、平成27年度は17名、平成28年度は22名、平成29年度は23名、平成30年度は27名、令和元年度は29名である。
(委 員)
原状では除去食対応できるアレルゲンは、卵と乳であるが、今後の展望は。
(事務局)
数年前に小麦について検討した。しかし、学校給食センターの施設状況・人員体制、受入側の学校の体制等で、これ以上のアレルゲンの拡大は、厳しい。当面は現状のままである。
(委 員)
通常食でオムレツの時の対応は。
(事務局)
オムレツの時は、代替食を用意する。小学校がオムレツの時は、中学校では、卵を利用していない献立としている。例えば、この時、中学校の献立を提供している。
報告第2号 令和4年度学校給食センターの予算及び事業概要について
(事務局)
配布資料「令和4年度学校給食センターの歳入歳出予算及び事業概要」により説明。
(委 員)
歳入の学校給食費と歳出の学校給食材料経費が対応していると思うが、金額に差があるのはなぜか。
(事務局)
御指摘のとおり6万7千円の差がある。この費用は、放射能度測定に係る検体費用であり、市が負担している。
報告第3号 学校給食費の現状について
(事務局)
「学校給食費の実情について」により説明。
鶴ヶ島市では、平成26年に現行の学校給食費を改定して以降、食材価格が上昇するなか、献立の工夫などにより、保護者の皆さんの負担増を招かないよう、また、給食内容を低下させないよう内部努力を重ねてきた。献立の工夫とは、魚類の献立を少なくする、肉の部位を変える、コロナ禍で配膳の過程を省略できる品数の少ない献立、例えば、主菜と具たくさんの汁物、果物・デザート・セレクト給食の回数を減らす等である。
ここ数年、さまざまな食材費が上昇していることから、いかに現行の献立内容を維持することが課題である。また、現行の学校給食費水準では、栄養量の低下が懸念される。
そういったなか、令和4年度において、まず、現行の学校給食費で献立内容を維持できるかを検証していきたい。
そして、学校給食の質と量を維持し、子どもたちにとって「魅力ある給食」を提供するために、学校給食費の改定も視野に入れていきたい。
(委 員) 質疑・意見等無し。
以上
学校給食センター 〒350-2214 鶴ヶ島市大字太田ヶ谷79番地2
電話番号:049-285-6596 ファクス番号:049-271-4295
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