令和元年12月18日(水曜日) 午前10時31分開会、午前11時4分閉会
鶴ヶ島市庁舎 5階 504会議室
松井克彦(教育長)
松井克彦(教育長)、石澤良浩、高篠雅恵、萩原秀雄、武知美葉
新堀教育部長、真武教育部参事、田中教育総務課長、吉澤学校教育課長、鈴木生涯学習スポーツ課長、峯岸教育センター所長、松本学校給食センター所長、三村企画調整幹、永島書記
1人
教育長
これより、令和元年第13回鶴ヶ島市教育委員会を開会いたします。傍聴者については、会議室の関係から定員10人とします。
教育長
日程第1 令和元年第12回鶴ヶ島市教育委員会会議録の承認を求めることについてを議題といたします。本件については、すでに配付した会議録のとおりです。令和元年第12回教育委員会会議録を承認することにご異議ありませんか。
(異議なし)
教育長
異議なしと認めます。
よって、令和元年第12回教育委員会会議録を承認することに決しました。
教育長
日程第2 教育長報告
教育長
事務局等から報告がありましたら挙手をお願いします。
教育部長
学校教育課長
生涯学習スポーツ課長
教育センター所長
教育長
ただいまの教育長報告に対し、ご質疑はありませんか。
(質疑なし)
教育長
質疑なしと認めます。続いて、教育委員からご報告等はありますか。
委員
教育長
他にございますか。
委員
駅伝大会9位の報告がお二方からあったが、いいことがあった時に、鶴ヶ島市全体で祝福する空気を作っていくことが大事である。出場した学校だけでなく、校長会などで、皆で喜びを分かち合う空気を作っていく。それがまち全体を活性化させていくことになると思う。
人間の欲求の中には、承認されたいという欲求があるので、人から認められたというのは、何も増して喜びを大きなものにする。自分のことだけでなく、他人のことでも喜びを分かち合っていくことで、子どもたちの心を育むことにつながるのではないか。
スポーツに限らず、文化面でも何でも報告し、皆で喜びを分かち合うことが大切なのではないかと思う。
教育長
他にございますか。
(他に報告等なし)
教育長
ありがとうございました。以上で教育長報告を終了いたします。
教育長
日程第3 審議事項 鶴ヶ島市学校運営協議会について を議題といたします。
事務局より説明をお願いします。
(学校教育課長より説明)
教育長
審議に入ります。ご質疑、ご意見等ありますか。
委員
2点伺う。学校運営協議会は、各小中学校に1つずつ設置するのか。
委員の選出基準はどうなっているか。
学校教育課長
各小中学校に1つずつの設置と決めている。ただし、教育委員会が認めれば2つの学校に1つの協議会でよいことにしている。
委員の人選については、従前からある学校協議会の委員の移行を含め、事務局から例えば自治会長や学校応援団コーディネーターなど人選案を示しながら、広く学校に係る地域住民を参画させていきたいと考えている。
委員
半永久的に学校をサポートしていく組織が必要ということでやっていく以上、委員の選出が一番の肝になるのかなと感じている。学校協議会制度はとても有難い制度であるし、学校応援団も盛んな地域であるが、いつも同じ方がすべて担ってくれている印象を感じる。今、頑張っている方がいつまでもできる訳ではない。次の世代、違う力を入れていくために、委員の選出方法について協議を重ねてほしい。公募という視点もあったらいいと感じるが、今のところはどうか。
学校教育課長
候補者は、地域住民、学校職員、学識経験者の方々など。委員から指摘のあった公募制についても研究していく必要があると考える。
委員
今後、実際に導入していく中で、保護者や学校単位での研修、情報発信などについてどのように考えているか。
学校教育課長
新しい制度であるので、研修は必要と考えている。研修等を通じて広くいろいろな方に参加していただき、コミュニティ・スクールを多くの方に理解していただきたい。
教育長
他にいかがですか。
委員
地域とともにある学校というのが大きな理念になっていると思う。この制度を導入し運用していく上で、理念と現実を埋めることで、学校現場の負担感が増すとか、先生方の多忙感が増すとか、今までの学校運営とはどの程度違うと想定しているか。
ぜひ、先生方の負担感や多忙感が増えないようにしてほしい。
学校教育課長
従来の学校協議会は、学校長が主催し、委員に学校に来ていただいて協議していた。コミュニティ・スクールでは、会長が主を担い、委員を招集して、そこに校長も呼ばれて協議するのが理想の形である。先進地では、委員とは別に事務局を設置し、事務局が日程調整を行うなど、学校の負担が少なくなっている事例を聞いている。そういう形を目標に鶴ヶ島市も進めていきたいと考えている。
委員
コミュニティ・スクールは大変画期的なもので、良いのではないか。地域にどんな考え方を持った方を入れるのかということを吸い上げながら、それを生かして教育の中の自主性につなげていくことは、大変良いことである。
併せて、教育委員会自体が地域の特性を考えていかなくてはいけない。それが教育委員の役割でもある。もっと埼玉で、鶴ヶ島で起きていることを私たちが意見を言って、それを反映していく。そのためには、それぞれの学校の実情などをいろいろな所から意見を持ち寄り、考えていかなければならない。それと共に地域の方々が、こうした取組をやっていくことが大切ではないか。
教育現場を見ていると、文部科学省から流れたものをそのまま学校現場で実践しているように思える。日本の中の地域はそれぞれ異なっていて、違う子どもを育てているのに、こうした1つの考え方がそのまま下に流れていくので、教育は良いのかと思うことがある。
多くの方々で鶴ヶ島の発展を考えて、多くの意見を吸い上げながら鶴ヶ島独自の教育方針が作れたら良いのではないか。コミュニティ・スクールをどのように運営していくのか、上手く考えていただければと思う。
教育長
他にご質疑等ありますか。
委員
コミュニティ・スクールには、大賛成である。
教育委員として相談を受けるが、社会の変化によって、保護者の方、特に女性の悩みが深く、広くなってきている。核家族になったこと、母子家庭の方も増えているし、貧困家庭などもあり、家庭の機能が低下して苦しんでいる印象がある。そうしたことも、学校の先生が負担していると感じる。
先生から話を聞くこともあるが、例えば、クラスの中に配慮が必要なお子さんがいるとき、授業だけでなく、父親や母親のように躾をしなくてはいけないことが増えたと聞いている。非常に苦悩されている先生が多いと感じている。
家庭で愛情を受けられなかった分を先生がたっぷり愛情を掛けているという話を聞く中で、鶴ヶ島の先生方は、子どもたち一人ひとりを大切に、よく対応していただいているなと思う。
ただ、これからは地域の方々の力を借りていかないと、学校も機能していかなくなるのではないかと常々感じていたので、先生方の負担が軽減される形でコミュニティ・スクールが機能していくことが必要だと思っている。
コミュニティ・スクールの中に幼稚園、保育所、小学校、中学校、高校などいろいろなつながりを持った方が入れる配慮があると良い。学校もそうした形で開放してくれると有難い。
教育長
他にご質疑、ご意見等ありますか。
(質疑、意見なし)
教育長
他に質疑、意見なしと認め、鶴ヶ島市学校運営協議会についての審議を終了します。
教育長
日程第4 会議録署名委員の指名を行います。
会議録署名委員に 3番 高篠雅惠 委員を指名いたします。
教育長
以上で本日の日程は終了いたしました。
これをもちまして、令和元年第13回鶴ヶ島市教育委員会を閉会いたします。
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