冬の寒い時期にも生ごみを早く分解してみよう‼
冬の寒い時期は、土の温度が下がり生ごみを分解するのに時間がかかる、、とお悩みではありませんか!?
そこで、今回の実験では、「土を温めて生ごみの分解時間を短くする‼」をテーマに実験に挑戦してみたいと思います。
今回、生ごみ減量堆肥化研究をされて環境カウンセラーとして幅広く活躍されている「広川 雄三(ひろかわ ゆうぞう)様」から生活環境課にご提供いただいたキエーロの温度を上げる研究記録をもとに、実験を行いたいと思います。
実験:土の温度を上げて生ごみ分解を促進させることができるか
仮説:冬でも土の温度を上げることができれば、1週間以内に生ごみを分解できるのではないか
過去の実験結果:冬場は気温が低く、分解に2週間から20日ほど時間がかかる
【用意するもの】
- お湯入りペットボトル 2本(朝9時頃と夕方16時頃の2回お湯の入れ替え(約90℃)をします)
- みかんの皮
キエーロ1(オレンジのところに、ペットボトルを入れ土に埋めます) キエーロ2(何もしない)

実験1日目 令和7年12月9日 気温14℃(晴れ)
【キエーロ1(ペットボトル入り)】
9時頃:30℃
16時頃:28℃
【キエーロ2(何もしない)】
9時頃:10℃
16時頃:14℃
実験2日目 令和7年12月10日 気温15℃(晴れ)
【キエーロ1(ペットボトル入り)】
9時頃:20℃
16時頃:29℃
【キエーロ2(何もしない)】
9時頃:7℃
16時頃:14℃
実験3日目 令和7年12月11日 気温14℃(曇り)
【キエーロ1(ペットボトル入り)】
9時頃:24℃
16時頃:30℃
【キエーロ2(何もしない)】
9時頃:8℃
16時頃:12℃
実験4日目 令和7年12月12日 気温10℃(晴れ)
【キエーロ1(ペットボトル入り)】
9時頃:25℃
16時頃:23℃
【キエーロ2(何もしない)】
9時頃:9℃
16時頃:9℃
4日間の検証結果
結果:キエーロ
1・キエーロ2どちらも4日間では分解されなかった
キエーロ1・キエーロ2を比較してみると、、
【分解状況】
キエーロ1では、小さい皮は分解されたが、大きい皮だと分解されなかった
キエーロ2では、大きさに関わらず分解されなかった
【土の温度】
キエーロ1:25℃~30℃
キエーロ2:7℃~14℃
【皮の触感】
キエーロ1:水気が抜け、触感が硬く、乾燥している
キエーロ2:いれたときのまま、みずみずしい
【キエーロ1の写真】(左:分解されている様子 右:みかんの皮断面の様子)

【キエーロ2の写真】(左:分解されている様子 右:みかんの皮断面の様子)

考察:4日間で分解されなかった原因と改善策
今回、4日間の実験をとおして、以下の考察をしました。
実験結果より、キエーロ1は、お湯で温めることでキエーロ2に比べ分解速度を早めることができました。キエーロ1に投入した小さい皮は4日間で分解されていたことから、更に温度を高めみかんの皮をすべて細かくすれば分解できると考えました。また、キエーロ1の温度は25℃~30℃で保たれていたことから、お湯入りのペットボトルの本数を増やし、もっと温度を上げることができれば更に分解促進に繋がると思います。